気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

怪電話と3月の芝居

2008-04-21 18:04:23 | 芝居
 本筋の前に





我家の庭です。
一年の内、1ヶ月だけ綺麗です。
一年中綺麗にしていたいけど、
どうも意欲が続かないのです。



我家の庭園です。  ・・・なんてね。
近所です。多摩川からの農業用水路です。
ここも一年の内で今が一番綺麗。



 さて昨日の夕方、知らない番号から電話が鳴った

相手がわからない場合は名乗らないで「ハイ」と言って電話に出る。

「モシモシ、シンイチ(仮名)だけど・・・・」

エッこれうちの息子???なんか変。声もしゃべり方も。

私「どしたの?」

シンイチ「携帯替えたんだけど」

私返事せず、すぐさま夫に電話を渡す。

夫は疑惑・シンイチと軽快にしゃべっている。

夫「なに?何処でなくした・届けは出したのか?新しい携帯番号は?
  アドレスは?まだなのか?お前声変だぞ。風邪か?
  風邪ならお前のうちのそばに
  日赤があるだろ?そこに行け。すぐに行け!今何処にいる?
  自宅か?そうかわかった!」 で、切れた。

私は即息子の自宅に電話してみる。・・・いない。留守。なんで??

夫は即、息子のなくした携帯に一応電話している。

そして娘を携帯で呼び出し「お前何処にいる?シンイチの具合がかなり

悪そうなので、寄ってみてくれ」と頼んでいる。



そこへ携帯着信を見た息子から電話があった。

夫「今どこ?」

息子「山形・・・」

夫「・・・・」

やっぱりあれはオレオレ詐欺の電話だったのね。

息子の名前を知っているなんて、

そして同居してないことを知っているなんて気持ち悪い!!

でもなんで要求を何もしないで切ってしまったんだろう?

それも夫の質問にちゃんと応えてから切るなんて、変。

一応、怪我したとか、警察ややくざに捕まったとか

言ってみればよかったのに

偽シンイチはどういう展開にしたかったのかなぁ~~。

とても気になります。

それにしても用心深い夫がすぐに引っかかるなんてビックリ!!

皆様、オレオレ詐欺は身近ですよ。

お気をつけ下さい





さて、3月の芝居報告を忘れてました。

四月は2つ予約していたのですが、

よんどころない事情で行けませんでした

悔しいけど、かなり前に予約するので

こんなこともあります。




3月21日「狂言劇場・その4」野村万作・野村萬斉 世田谷パブリックシアター
子盗人、能楽囃子、唐人相撲の3本立て。

「唐人相撲」は狂言の中では最も多くの演者を必要とするので、
めったに上演しないそうだ。
40人ほどが舞台の上で華やかに、賑やかに演じる。
大勢出演しているのにのんびり、おっとり、上品。
代々受け継がれてきた芸に触れると
こちらも伸びやかな開放された気持ちになるのが不思議だ。





3月29日「身毒丸」演出・蜷川幸雄 出演・藤原達也、白石加代子

3回目の身毒丸。3回共、感動深く見に行った。

一度目は10年前、藤原達也デビューのとき。
2回目は6年前。この時が最終公演で再演なしと言われていた。
そして今回ワシントンDCより前回と同じメンバーで
上演して欲しいとの要請があり、日本でも凱旋公演を
開くことになった。

母を売る店で買われてきた母なでしこ。
実母への思いが深い身毒丸は反発し、憎む。
そして、なでしこは抑圧された生活の中で、なつかない身毒丸を憎み、
鬼となって、ついには彼の目をつぶす。
二人の相容れない憎しみは求め合う魂の裏返し。
母と子の禁断の恋。

妖しく激しい舞台。初演時の藤原達也は確か15歳。
か細い痛々しさが内容にマッチし、美しかった。
初々しく鮮烈なデビュー。
2回目のときは藤原達也が青年になってしまっていて、
初演時ほどの妖しさがなかった。
これ以降の再演はないというのもよくわかった。

そして今回、彼の演技力は一段と進化し、
一回目とは違った感動があった。
演技力で、白石加代子と拮抗するようになると
なでしこの憎しみと愛も深く際立つようになり、
それぞれの思いが丁寧に表現されることとなり、
内容がわかりやすくなっていた。

但し、ラストシーンは、コクーンで上演した前2回の方がよかった。
(舞台奥の扉が開き、現実の町が姿を現すというもの)
喧騒の社会に出て行く期待と不安が見ている側にも響く。

すみません長くなってしまいました。

若い頃から見ている白石加代子のことも書きたいけど、

また今度です


旅行記は次回必ず・・・・







コメント (6)
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また手術

2008-04-21 00:23:12 | 病気・後遺症
 昨日日帰りの手術を受けてきました。


今回は頬の縫い目の縫い直し・・・・引きつれた縫い目を平らにする手術です。

いつもの病院の形成の手術は全身麻酔の大きい手術しかできないので、

形成の担当の先生が月2、3回出向いている病院に行きます。

小さな手術はいつもここ。

今回は3回目。

1回目は耳下腺癌と関係ない首と背中の脂肪の摘出。

2回目は気管切開した跡が醜くなっていたので綺麗に修正する手術。

なんせ、首の下あたりがひどいので着物が着られない、Tシャツが着られない、

常にタートルネックかスカーフ必着状態から抜け出せたので、

とても嬉しかったです


今回は耳の上端辺りから8センチほど頬側に縦に傷があり、

そこの縫い目が引きつれでベコンと凹んでいたのを

直線ではなくギザギザに縫うことで縫い目が伸びるようにし、

引きつれを直すという手術です。

文章だとわかりにくいですね。

つい図解しそうになってしまうのですが、今回はやめます

部分麻酔で一時間弱かかり、疲れました~~



帰りにとおりかかった金券ショップ!

なな・・んと! チケットを取っていたけど手術になってしまって、

泣く泣く手放した(ただであげてしまいました

「49日後・・・」出演・古田新太、八嶋智人、池田成志、松重豊

が出ていたのです!!!!   (マニアックですね~)

いけなくてものすごく残念がっていたのを知っていた夫が、

誕生日プレゼントに買ってくれました

定価より少し高かったけど、連休中に二人で行ってきます!

御褒美もらったようで、ウキウキです。



でも、気になるのは「シュールな笑い」を夫が受け入れるかどうか。

このタイプの演劇はいつも娘と行っているので少し不安。

二人で楽しめると良いのですが。





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