目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

切込湖・刈込湖そして半月山

2013-08-04 | 山行~尾瀬・栃木・茨城

000p7192089半月山 標高 1753m 栃木県

2004年7月18日(日)~7月19日(月・祝) くもり

メンバー 山の神と私

コースタイム
7月18日 休暇村日光湯元13:25--14:15小峠14:25--14:53切込湖・刈込湖15:20--16:30日光湯元キャンプ場
7月19日 半月山駐車場9:18--9:43半月山展望台9:48--半月山--10:15半月山駐車場

天気に祟られた奥日光の山行となってしまった。さらには出端からくじかれ、東北道に入るや佐野藤岡ICあたりから11Kmの渋滞に巻き込まれた。ずるずると到着時間は後ろに倒れていった。湯元ビジターセンターに着いたのは、予定より1時間遅れとなった。そこで日光湯元キャンプ場のテント設営の手続きをし、10:30頃移動する。

テントを張り終えて、腹が減っては戦はできぬと11:20にはもう昼飯にしていた。パクパク食べて片付け始め、ちょっと歩こうかと山の神に言っている矢先、今度は雨がぽつぽつと、やがてザーザーと降ってきた。これはたまらぬと、近くの休暇村の建物に逃げ込んだ。喫茶室が開いていたので、山の神とともに雨が止むまで、ここで時間つぶしをしようと、抹茶オレをオーダーした。

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左:日光湯元キャンプ場にて早々に昼飯 右:小峠

その甲斐あって雨が上がり、雲が切れ、そろそろ出発してみようかと、13:25休暇村を後にした。ハイキングコースとしては、ぴったりのなだらかな道を進んでいく。皆雨にしびれを切らして歩き始めたのか、ハイカーは思いのほか多い。14:15小広い小峠に到着。岩壁の前で10分ほど休憩した。

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左:切込湖 右:日光湯元温泉の源泉

シラビソの森を抜け、14:53切込湖に到着した。たいした風があるわけでもないのに、なぜか湖面は小波(さざなみ)がたっていた。天気のせいもあるが、薄暗くて、霊気が漂っているふうで、ひゅーどろどろと出そうな処だった。お隣の刈込湖まで足を延ばした。

帰途は、湯元温泉の源泉に立ち寄った。○○旅館と書かれた看板が掲げられた小さい屋根がいくつもあって、何だろうと覗いたら、源泉だった。屋根の下からお湯がコンコンと湧き出していて、各旅館までそのお湯が引かれている。

16:30テント場にたどりつき、初日の山行は終了した。

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左:半月山駐車場 右:半月山展望台へ移動

2日目、7月19日朝、小雨が降ったり止んだりしている。予報では、降水確率20%なのだが、どんよりと黒い雲が上空に垂れ込めている。それでも私は予定どおり出発するぞと、山の神とともに5:00には起きだし、朝食にした。フランスパンにたまごマヨやはちみつを付けて食べ、コーンスープを胃の腑に流し込む。ふと目の端で動くものをとらえた。100mくらい先の斜面に野生のニホンザルの群れがいた。人間などまるで眼中にないように移動していく。こっちに向かってきたら、怖いななんて思っていたが、まったくそんな気配はない。ここでは人間との共存がきちんとできているのだろうか。

8:30すぎ、テントを撤収して車で移動する。途中でガソリンを補給して、半月山第2駐車場に入る。

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男体山と中禅寺湖

9:18コースタイムが短いこともあり、簡単な荷物だけをもって歩き始める。ほどなくして、半月山展望台に到着する。眼下に男体山・中禅寺湖がど~んと見える大迫力の展望だ。青空も覗きはじめ、絶景。目を凝らすと、湖面のボートまでも見える。ただ残念だったのは、白根山方面がどうしようもないくらいに厚いどんよりとした雲に覆われていたことだ。

展望を楽しんだあとに、半月山山頂をピストンする。山頂は碑があるのみで(冒頭の写真)、これといって面白みのないピークだ。駐車場には、10:15に戻った。

11:00過ぎ汗を流してから帰ろうと山の神と画策し、奥日光高原ホテルに移動する。風呂は掃除中ですよ、とホテルのスタッフに言われるが、まもなくOKが出た。2F右手一番奥の露天風呂に入る。白濁の湯で、なかなかくつろげていい。当時で大人¥600(2013年現在¥800)だった。

風呂に入ったら、次はメシだ。中禅寺湖畔で食べられるところを物色した。よさげだったのは、レストラン「メープル」(欧風料理)。でも入ってびっくり。メニューは、かなり高めの値段設定だった。お財布の中身を考えて、ビーフカレー¥1,200を食べる。ほかに安めなのはパスタのみだった。他は¥2,700~。レイク・ビューで、こじゃれているので、人気はあるようだ。


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