大野山 標高723.1m 神奈川県
2021年11月28日(日)晴れ
メンバー Y山岳会メンバー(私含め4名)山の神は留守番
コースタイム 9:27谷峨駅9:30--10:00嵐登山口--10:30紅葉ビューポイント--10:45頃 東屋--11:30大野山山頂(昼食)13:00頃--13:40地蔵岩--古宿--15:10山北駅前ポッポ駅前屋
フェイスブックでつながっているかつて所属していた会社の元同僚4人がひょんなことから、一緒に山に行くことになった。Yさんの、木曽駒のロープウエイに乗って山頂駅でかつ丼を食べたというレポートを見て、私がコメントをつけたのが発端だった。同様に反応していたDさんが「山に行きたい、連れてってよ」と盛り上がり、Mくんを巻き込んでどこか行こうとなった。
メッセンジャーでY山岳会の名のもとにやりとりし、日程や場所を決めると、さっそく決行となった。
左:谷峨駅で全員集合 右:いきなり遠回りの道に
新松田駅前で9:20頃の待ち合わせ。私は早く着きすぎてコンビニのコーヒーを飲んで待っていた。いつものように朝に弱い私はちゃんと覚醒していない。そこへMくんが登場し、久しぶりとなり、やがてYさんも来て改札へ。
谷峨駅でDさんも合流し、以前大野山を訪れたことのある私が先頭を切って歩き出す。といきなり道を間違った。ショートカット道を歩いてくる集団に気づき、そうとわかった。そういえば山の神と来たときも同じ道を進み、遠まわりしたっけ。
左:吊り橋を渡って右折ではなく左折 右:嵐の集落から登山道へ
吊り橋を渡って、自信たっぷりに右に曲がると、そっちじゃないとメンバーたち。そういえば、山の神にもそういわれたなと思い出したw。
車道をしばらく歩くと、民家の路地に道標がたっており、そこから登山道へと入っていく。
左:登山口からすぐのところで、みかん発見 右:車道に出ると指導標
元はみかん畑だったのか、たわわにみかんがなっている木を横目に里山然としたほのぼのとした道を進む。少し行くと舗装道に出て、指導標がある。
紅葉のビューポイント
谷峨駅から1時間ほどで紅葉のビューポイントに出た。思わず足を止めて、見上げてしまう。
メンバー皆がスマホを片手に撮影に専念だ。
しばし足を止める
後から追いついてきたパーティも見事な紅葉に目を瞠っていた。
左:林道を横切ると東屋 右:ゆるやかなスロープを上がると俄然開けてくる
林道が出てくると、目の前に東屋がある。休憩するパーティがいる傍らで、ジモティ自家製のジャムや梅干し、生姜煮、柚子ジュースなどが無人販売されていた。
ここからはちょっとした急登となり、灌木ばかりで日差しを遮るものがない。秋とはいえ照り付ける日差しの直撃は暑い。
大野山はなんといっても富士山ビューがすばらしい
しばし耐えて高度をかせぐと、富士山が目の前に現れる。今回の山行のハイライトだ。皆足を止めての撮影タイムとなる。
左:左手にはオールウエイズ富士山 右:大野山山頂
11:30ハイカーでにぎわう大野山山頂に到着した。広い山頂でトイレまであるので、宴会におあつらえむきだ。それもあって次々に登山者が到着する。メンバーで昼食にしようと腰を落ち着けると、空いたスペースが徐々に埋まっていく。
左:昼食後のデザートはDさん持参のおしるこ 右:イヌクビリから急斜面を下りはじめる
途中で照り付けていた日差しが嘘のように、じっとしていると冷えてくる。紅茶にどぼどぼとウィスキーを注ぎ飲み始める。あったまる~といいつつ、Yさんのカップにもどぼどぼ、Mくんのカップにもどぼどぼ、Dさんにもどぼどぼとやって酒豪たちをもてなした。
皆が食事を終えた頃、Dさんがおもむろにしるこの存在をほのめかした。せっかくだから食べようかと。冷える山頂でさらにあったまる甘味を胃の腑に流し込んだ。
左:女性陣がダブルストックで軽快に下山していく 右:地蔵岩のお地蔵さんたち
13:00頃山頂を後にし、イヌクビリから急斜面の下山路に入る。ダブルストックを駆使し、軽快な足取りで下る女性陣。そのあとにM君。私は最後尾からよろよろとついていった。
左:さらに3体のお地蔵さんたち 右:お堂から下ると、ここにもかわいいお地蔵さんのイラストがあった
お地蔵さんのイラストにつられて、地蔵岩へと寄り道する。掘っ建て小屋のようなお堂にお地蔵さんが全部で5体。願をかけるでもなく、美術品のように眺めて、元の登山道に戻った。
左:山北町立共和小学校跡を越えると茶畑 右:茶畑から下るY山岳会メンバー
あっという間に林道に出て、見覚えのある二宮金次郎がいる小学校跡に出る。現在は廃校となりNPO法人共和のもりが運営するカフェ、イベントスペース、木彫り(大野山に設置されている動物たちはここの作品)の製作所になっている。
学校の校門を通過すると茶畑。民家を抜けてさらに下る。
左:丹沢クリステル(姉:右の青い服)とキャサリン(妹) 右:オリジナル缶バッジのガチャガチャも
やがて丹沢ではちょっとした有名キャラ、丹沢クリステルとキャサリンの姉妹とご対面だ。オリジナルの缶バッジやフィギュアのガチャガチャが置かれていた。Yさん缶バッチ(だったか?)をゲット。
車道歩きに退屈気味だったM君。スマホで山北駅界隈の居酒屋を検索して調べていた。やってるよとあたりをつけていたポッポ駅前屋を発見。思わずのれんをくぐった4人であった(上の写真)。
その後ほろよいで店を出て、電車で登戸に移動。二軒目はバーになり、M君はバーで沈没、遭難とあいなった。