標高 1239m 広島県
2019年(令和元年)5月1日(水・祝) 曇り
メンバー 山の神と私
コースタイム 10:30休暇村吾妻山ロッジ直下駐車場10:50--休暇村吾妻山ロッジ11:02--小坊主--11:45吾妻山山頂(昼食)12:14--キャンプ場--12:55駐車場
6:00頃ホテル28広島で目を覚ました。山の神とともに昨日コンビニで買っておいた惣菜パンで朝食をとり、7:30チェックアウトした。その後近くにあったファミマで本日の昼食とテント泊(2泊)で必要な食糧を買い込み、カーナビに目的地を入れる。広島自動車道から中国道へ、そして松江道に入る。広島県民が出雲に遊びに行くのか、結構な交通量があった。ようやく高速を下りると、すぐに道の駅高野があり、このまま休憩だと自然とそこに吸い込まれた。ここで高速を下りた人たちは誰しも同じ気分だったのだろう。この道の駅はマイカーばかりか観光バスも何台も停車中で大混雑だった。
左:休暇村吾妻山ロッジ直下にある駐車場(登山者はロッジの駐車場使用可) 右:休暇村吾妻山ロッジ
道の駅で一息ついた後、途中通行止めの道もあって迂回を余儀なくされたが、10:30には無事休暇村吾妻山ロッジ直下の駐車場(キャンプ場用の駐車場なのか?)に到着した。この駐車場にはトイレがあって、出発前に寄っていこうと思っていたが、なんと閉鎖されていた。仕方なくロッジまで移動してトイレを借りたのち出発する。
左:ロッジ上の原池 右:小高い丘は小坊主
時計を見るとすでに11:00を回っている。こんな遅い時間からの登山は久々だけれども、今日はハイキングだから問題なし。天気は予報どおりのくもりではっきりしない。ただどんよりではなく、うすぐもりなのは救いだ。
ロッジ裏を上がっていくと、まず右手に吾妻山の山影を水面に映した原池が出てくる。木の柵が設けられていて、牧場チックなのがいい。
小坊主方面から吾妻山を見る
まずは目の前にある丘のてっぺん、小坊主に登っていく。ところどころ芝を突き破って、黒土を盛り上げているのはもぐらの仕業で、ロッジ横から延々と続いていた。
ロッジと原池を見下ろす
小坊主で水分補給していったん下り、ハイカーが吾妻山から下りて来た道を山の神とたどった。ふと山頂を見やると、いつの間にか雲がかかってしまっている。登っていくうちにあの雲はとれないのか。
ハイキングコースということもあり、小坊主からあっけなく山頂に到着してしまった(11:45)。すでに数人がこの狭い山頂で昼食をとったり、ひと休みしたりしている。山座同定盤が景色のよさをアピールしていたが、雲はとれず、まったく何も見えなかった。
左:吾妻山山頂 右:山頂には山座同定盤。何も見えないが、、、
それでも昼食をとっている間にもしかしたらと密かに期待していたのだが、山頂付近に白いガスはへばりつき居座ったままだった。登山者が続々と登ってきたこともあり、12:14あきらめて山の神と下山を始めた。さすがはGWで、家族連れやハイカーと多くすれ違った。
下山路はピストンにはせず、途中で左へ方向を変えてキャンプ場へ向かった。車道に出てキャンプ場を通過して、駐車場には12:55に到着した。
このあと、広島県民の森へ移動したのだが、この道行きは試練の連続だった。ロッジで教えてもらった、島根側の道をチョイスしたのだが、分岐から狭くてくねった道になり、違うと判断して引き返してしまった。じつはその道が正しかったのだが。
戻った分岐から下りの道を進んでいくと、なんと休工中の工事箇所があった。横をすり抜けるときにもしやこの道はロッジに向かうときに通行止めと標示されていた道ではないかと直感で思った。
完全に下りきってT字路に出て、そうとわかった。ここまで来てしまったのなら、ロッジで通行はやめたほうがいいとアドバイスしてくれた道ではあるが、県民の森への最短コースを行ってみようと決断した。
比婆山公園線(254号)に入っていく。たしかに狭くてくねっていて、四国で走った国道439号(通称ヨサク)を彷彿とさせる道だった。
それが早く通過したいという気持ちを私に起こさせて、さらに失敗を重ねることになる。分岐が現れて確かめもせず、まっすぐ進んでしまったところ、なんと行くつもりのなかった立烏帽子駐車場に出てしまったのだ。ここはどこだと山の神と地図で確認して、Uターンする羽目に。元来た道を戻り、間違った分岐を下へと向かい、やれやれとなる。やがて人里に出て、比婆山県民の森線(256号)に入り、14:30苦労の末、目的地の広島県民の森公園センターに到着した。
到着直後テント泊の申し込みをし、1区画分2100円×2泊=4200円を支払う。第4キャンプ場に車で移動しテントを張ったのち(上の写真)、公園センターに戻って一風呂浴びる(500円)。さっぱりして出てくると、なんとこの施設では登山用の弁当申し込みもできることが判明。明日用に山の神と私の分2個を頼んだ。
テント場に戻り、人心地ついて、山の神と缶ビールを開けた。
比婆連峰へつづく
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