2020年5月1日(金)&5月24日(日) 晴れ
メンバー 山の神と私
コースタイム 往復1時間程度
非常事態宣言中の土・日のいずれかは、晴れていればピクニックに行くことが多かった。googlemapとにらめっこして見つけた緑道を通って青渭神社へ、そして隣接するヨガ公園でレジャーシートを広げてビール。なかなかいい休日の過ごし方をあみだしたのだった。
中央道をまたぐ池の上橋を渡ると右手にすぐ緑道が現れる。ちょうど地元のマダム2人がそこから上がってきて、見落とさずに済んだ。ここだここだと山の神を促し緑道へ入った。
5月1日撮影
すぐに金網のフェンスに挟まれた階段を下っていくことになる。まるで探検隊のようだ。下りきるとちょっとした広場が出てくる(下の写真)。
5月1日に訪れた時には、一組のファミリーだけがそこでランチをとっていて、とても静かだったのだが、後日再び訪れたときには、大運動会よろしく子どもたちがボール遊びに興じていて、半端ない騒がしさだった。
5月1日撮影
広場横の緑道を歩き、再びフェンスで囲われた階段を上がり住宅街に入る。そこから都立農業高校の神代農場の敷地沿いの道を歩いていくと、三鷹通りにぶつかり、目の前に青渭神社が現れる。青渭神社は10世紀の『延喜式神明帳』にも所載されている水神様を祀った古社で、由緒正しき神社だ。境内には縁結びのご利益に預かれるとされる樹齢700年のケヤキの古木がそびえたっている(下の写真)。
5月1日撮影
山の神とパンパンと柏手(かしわで)を打ち、拝礼。むにょむにょとそれぞれ祈願したのち、道をはさんだ緑地でメシにしようかと、来る道々のコンビニで買ってきたビールとつまみを片手に突き進む。後から知ったのだが、この緑地には名前があって、ヨガ公園というらしい。
ヨガ公園(5月1日撮影)
5月1日は、3組くらいしか人がいなかったのだが、24日に再訪したときには、小さいお子さんたちを連れたファミリーが大挙押し寄せてきていて、大変なにぎわいだった。
山の神と私は、人でにぎわう明るい芝のあるところは避け、人気(ひとけ)のない巨木の木陰に陣取ることにした。
5月1日のビール&つまみ。冒頭の写真も5月1日
5月24日のビール&つまみ
昼からビールは気持ちのいいものだ。ほろ酔いで山の神とのんびりと昼のひとときを過ごす。
5月24日撮影
5月24日の再訪時には、背丈は低いものの、とても印象的なピンクの花を咲かせている植物を発見した。写真に収め、家で画像検索してみると、この花はモモイロヒルサキツキミソウという名前だとわかった。昼に咲く月見草! 公園内の一角に群生していて見事だった。
コロナ禍で鬱々とした日々を送っていたけれども、これを機に始めた家から歩いてのピクニックは、これから病みつきになるのかもしれない。