こんばんは
あー今日は疲れた・・・
久しぶりに仕事に集中してしまった、なんて愚かな事をしてしまったのか・・・
なんてことはないですが、たまにこうやって仕事に集中する事があるんですよ。
・・・
暖かくなって来ると猫がたくさん出てきます。
ジローは鈍いので相変わらず猫には気付かず、猫の方は真剣にジローを観察して毛を逆立てる事もあります。
鈴を付けた三毛猫ちゃんも警戒に余念がありません。
接続水域に入ると警戒体勢に入りますね。
領海を侵犯すると痛い目に遭いますよ・・・
・・・
今日のGoogleはルービックキューブでした。
マウスで操作するとくるくる回ってきれいに揃えると何か良い事があるのかもしれません。
実物でも難しいので画面上では裏が見えないので難しいですね。
検索すると今僕が知っている方法以外にも別の方法が動画で出ていたのでそれを研究しています。
動画を見ると簡単なようですが、そうは問屋が卸さない・・・
頭の体操に丁度いいので、認知症予防のために時々やっています。
・・・
会社の方では毎年この頃に給与の改定が行われます。
僕ももう60歳を過ぎましたが、65歳まで雇用が維持されても必ずしも給料が維持されるわけではありません。
今年から少しずつ下がるのかな、と僕も家内も不安になっていましたが、今日来た給与改定の通知では今までと全く変わっていませんでした。
良かった良かった・・・
下がって当たり前と思っていたので、現状維持は上がったのと同じぐらい嬉しい事です。
ぼくもまだ役に立つようだ、頑張らなくてはバチが当たりますね。
それで今日は珍しく仕事に没頭したのかな?
今日だけだったりして・・・
・・・
以前、「鎌倉の大仏と梅」 が兼題に出されたことがありましたね。
あの時の1位の句、
「 梅揺する強き風あり東慶寺 山村紅葉 」 85点
この句、初級としてはこんなもんかなあと思いますが、作者の説明を聞くまでは、出席者の誰一人内容が解りませんでした。
このような句が、作者だけがよく解っている句 と言うことになると思います。
添削するとすれば、「梅の木を揺する強風東慶寺」 くらいしか出来ません。
初級の人が陥りやすいのに、木が揺れる、とか、枝が揺れる、葉が揺れる、花が揺れる、とか、揺する、とか、やたら揺らしたがります。
それは、揺れる木と揺れる心 を重ねたいのですが、なかなかうまくはいきません。
この句も、本人の心が揺れている訳ではありません。昔の女性の心が揺れたであろう、と思うのに、そのことが何も書かれていないので解らないですよね。
それに、強き風 さんが 梅の木を掴んで グラグラと揺する、「梅揺する」と言うのはどうなんだろうと思います。
強風が吹けば、梅より高い木、銀杏や松や杉は恐ろしいほど揺れますし、音がすごいですよね。
そういうことで、「梅揺する」というのが、意味をなさなくなっています。
そこで、この句を全く別物に作り変えてみます。
東慶寺を主にして、歴史とその中に 私 を読み込んでみます。
「 山門を東風と駆け込む東慶寺 」
としてみます。東風 コチ を出すことにより、平安時代の菅原さんや梅や歴史が思い出されます。そこから、江戸時代に詠み手が発想を膨らませてくれれば、ありがたいです。
「東風と~」 と 助詞の「と」 を使うことで、「私と東風が」と言うことになり、私がそこに居ます。それと、「江戸時代の女性が駆け込む と言うのに連想してもらえれば嬉しいと言う感じです。
本来は「 山門を東風とくぐるや東慶寺」 の方がいいのですが、ちょっと遊びで 「東風と駆け込む」としてみました。
番組を見た後にすぐ書こうと思っていたのに、調子が悪くてなかなか書けず、今頃になって仕舞いました。
ではでは・・・、プレバトの大仏の兼題で私の作った句、
大仏もチラ見しており猫の恋 照れまん
う~~ん、この句も イマイチですね。じゃ、また・・・・。
この記事のコメントなので、「給料が下がらなくてよかったね」とかそんなコメントかと思っていたら、なんと俳句のお勉強になる長文コメントですね。
いつも有り難うございます。
この回のプレバト俳句は面白くなかった、そんな印象でした。
夏井先生も山村紅葉に気を使ってか、とりあえず大御所女優の玄人っぽい俳句にそれなりの点をつけて一位にして、丸く収めたと言う感じに受け取ったのは僕だけかもしれませんがね・・・
バラエティーなんですから、玄人っぽくなるより芸人やおバカタレントが出て来てワイワイして、でも「意外や意外、良いもの持ってるねぇ」そんな感じを期待しているんですけどね、そううまくは行かなかったんでしょうね。
「 山門を東風と駆け込む東慶寺 照れまん 」
うっ、いい感じ・・・
梅の匂いをのせて東風と一緒に山門をくぐり駆け込んで行く着物女性の後ろ姿、そんな想像の翼を広げさせてくれる句ですね。
東風と言えば
? 東風吹かば匂いおこせよ梅の花
主無しとて春を忘るな 菅原道真
百人一首のお勉強がいつの間にかおろそかになっていました。
「 大仏もチラ見しており猫の恋 照れまん 」
おもしろ~い、照れまんさんに桃色の座布団一枚・・・
猫の恋が春の季語なんですよね。
お体に気をつけて無理をされないようにお願いします。
では・・・
猫の恋 の句は この句から発想を得て作ったものです。
「 梅の下今だけ大仏よそ見して ハライチ 」
この句を 夏井先生は
「 紅梅や大仏さんはよそ見して 」 と添削してましたね。
この句はどう直しても、句にはなりにくいですね。
大仏さんは 首は動かないので、よそ見はしないですよね。
それで、首を動かさないで見るようにあえて直して、季語を変えてみました。
「 大仏もチラ見してをり猫の恋 照れまん」
さっき、 「おり」 と書いていたので、「をり」だなあと訂正です。
この句を何度か書き直してはいたのですよ。
「 思惟中チラ見大仏猫の恋 照れまん」 こんな風にも作ってみていたのですが、これもイマイチ。もう少し考えてみようと思っています。
・・・・
遅くなりましたが、給料がそのままで、おめでとう☆
「 給料が下がって血圧上がりけり 」
なんてことにならなくて、よかった。
大仏さんの座り方は衣に隠れて見えませんが座禅の座り方ですよね。
調べたら、両足の裏が上を向くあぐらは「結跏趺坐(けっかふざ)」と言って、親指の先を合わせて両手で丸を書くのを「法界定印(ほっかいじょういん)」と言うそうです。
だからなんなのと言うことですが、意味を掘り下げると面白そうだし言葉的にも面白いのでいつか使ってやろうと思っています。
給料が下がらなかったと言うことで気を良くして、昨日今日と仕事の進む事・・・
いつまで続くやら、39でした・・・