39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

ヘスス・ベニーテスのバリオス・マンゴレ

2014-10-05 21:48:27 | レコード盤

こんばんは
いつものようにアーチェリー翌日の筋肉痛に悩まされていますが、じっとしていると回復が遅れるのでなるべく体を動かすようにしています。
いつものように朝はすぐに洗濯して、今日は特に午後からは台風の影響が出ると思うので昼過ぎには取り込む方向でいます。
10時からは予定通り駅前地下広場のレコードセールに行ってきました。
いつもの事ですがボクの目的の古楽はほとんどありません。
それでもしつこく探して4枚ほど買って来ました。
2枚組があるので計5枚のレコードを2,332円です。

・・・
掘り出し物は古楽ではありませんが、これ
ヘスス・ベニーテスの2枚組レコードです。

ヘスス・ベニーテス?、ギター好き以外の人には聞いた事のない名前でしょうね。
メキシコ在住のペルー人で、バリオス研究家からは「マンゴレ最後の使徒」と言われたギタリストです。
え?でもバリオスとかマンゴレとかはなに?・・・
そうですね、アウグスティン・バリオス=マンゴレ(1885年5月5日)はパラグアイのギタリスト・作曲家・詩人です。

パラグアイの紙幣の肖像になっている人で日本で言うと聖徳太子かもしれないですね。

Wikipediaによれば

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バリオスの作品をクラシック・ギターの最もすぐれた楽曲として擁護した先駆者は、分けてもジョン・ウィリアムズであった。ウィリアムズは、1953年にアリリオ・ディオスにバリオスのパラグアイ舞曲やショーロを 教えられてから、バリオスに傾倒するようになったという。曰く、「バリオスは、ギタリスト兼作曲家として、評判はどうあれ、たくさんの中の最高の一人であ る。その音楽は、大半が巧みに構成され、大半が詩的であり、大半が何かしらの美点を含んでいる。しかもこれらの大半は、時代を超越しているという見方がで きるのだ。

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バリオスの曲はジョン・ウィリアムスのレコードとデビッド・ラッセルのCDを持っていますが、やはり原点はこのヘスス・ベニーテスかもしれませんね。

バリオス・マンゴレを弾いている人はおそらくみんな持っている楽譜がこれ

ヘスス・ベニーテス編のマンゴレギター作品集全4巻

No.4まで出ているはずですがどう言うわけかボクは1と3を持っています。

持っているだけで本格的に弾こうと思った事はありません。もったいないですね・・・
レコードは2枚で900円とほぼバーゲン特価で、盤面は良好と書いてありましたがジャケットがボロでセロテープが貼ってあるような注意書きがしてありました。
中古レコードの購入はバクチのようなところがあってこのレコードも大変怪しい雰囲気でした。
家に帰って早速聴こうと取り出してみると、ジャケットは思ったほどボロではなくどこにもセロテープは貼ってありません。
盤面は1枚めの表面に目で見てはっきり分かる傷があります。
レコード盤の傷は表面をこすっただけの傷と音溝の中まで達している傷がありますが、この傷はどっちだろうと聴いていましたがとくに音に影響はありません。
表面がこすれただけの浅い傷だったですね。
2枚両面聴き終わって特に傷などはなく大変良好でした。良かった良かった・・・
ヘスス・ベニーテス演奏のバリオス作品集は2007年に日本とメキシコで頒布されたとありますが、今ではこのCDは入手困難でこのレコードは貴重な物となりそうです。
ヘスス・ベニーテスの演奏がジョン・ウィリアムスを超えて繊細ですぐれているとの評価は、その南米の遺伝子なのかもしれませんね。

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あと3枚ありますがまだ聴いてないのでまた明日・・・


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