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アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

投書「戦争の意味を語る声少なく」(2015年8月22日「北陸中日新聞」)について

2015年08月23日 | 歴史観
1941年南部仏印侵略(7/23通告)にたいして米政府は日本資産凍結(7/26)を発表した。日本は石油・ゴム・スズ・屑鉄の軍事物資が止められたので止む無く戦争を始めたといっているが、そうではなく、以前の7月2日の御前会議で「情勢推移に伴う帝國國策要綱」で「南方進出の態勢を強化す」「帝國は本号達成のため対英米戦を辞さず」としていた。戦争への引き金は日本が引いたという歴史的事実を書き替えてはならない。 . . . 本文を読む
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桐生悠々展に行こう

2015年05月04日 | 歴史観
4月25日から8月30日まで、「金沢ふるさと偉人館」で、桐生悠々展が開かれているが、まだ見ていないので、内容の評価については保留するが、とりあえず、桐生悠々の特別展を開催したことには賛意を表したい。 . . . 本文を読む
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『記憶の操作』をを許すな 追悼碑の撤去・碑文修正について

2015年01月26日 | 歴史観
近年極右による朝鮮人強制連行追悼碑の碑文訂正・撤去を求める運動が広がっていますが、これは都合のよい記憶を政治的に利用し、都合の悪い記憶を抹消するという「記憶の操作」です。 . . . 本文を読む
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メモ/歴史の教訓

2014年12月19日 | 歴史観
『西洋人の見た朝鮮 李期末期の政治・社会・風俗』(金学俊著 2014.12発行)を読んでいて、ジョージ・サンタヤナ(哲学者)の「歴史的教訓を忘れる民族は、歴史の過ちをくりかえすものである」という言葉が気になった。 . . . 本文を読む
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排外主義が渦巻いている(群馬の森追悼碑について)

2014年08月04日 | 歴史観
群馬の森(高崎市)にある「朝鮮人強制連行追悼碑」(2004年建立)が撤去されようとしている。建立後、毎年追悼碑を前にして、集会が開かれていたが、2012年の集会で、「日本政府の謝罪と賠償を求める」という発言があったとして、「新しい日本を考える群馬の会」が設置許可取り消しの請願をおこない、去る6月群馬県議会で採択された(紹介議員2名は「日本会議」のメンバー)。 . . . 本文を読む
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富岡製糸工場の「美しい歴史」だけを伝えるのか?

2014年04月29日 | 歴史観
富岡製糸工場が世界文化遺産に登録されるとの記事が踊っている。あたかも富岡工場は「女工哀史」とは無縁だったかのような話ばかりである。初期官営時代は8時間労働で、週1休だったようだが、売却・民営後には14時間労働は普通だったといわれている。待遇改善を求めてストライキもたたかわれている。 . . . 本文を読む
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インドネシアのアウシュビッツ

2014年03月17日 | 歴史観
「アンネの日記」が注目を引いているとの報道もありますが、ナチスがユダヤ人を収容所に入れ大量に虐殺した事件は遠いヨーロッパだけの話だけではありません。日本軍がインドネシアに上陸して、収容所を作り、そこで多数の人達が望まない死を迎えています。 . . . 本文を読む
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田母神(元)空幕長について

2014年02月07日 | 歴史観
③「圧政からの解放」と言うが、「3/1独立運動」で7500人以上の朝鮮人を虐殺し、台湾独立運動を圧殺するために2万4千人も虐殺したことをどう考えるのか。④「現地人の教育に力を入れた」と言うが、それは皇民化教育であり、民族抹殺政策であった。⑥「日本軍の駐留も条約に基づいたもの」と言うが、日韓議定書も、韓国併合も、台湾統治も軍隊を派兵して強行しているのである。④「道路、発電所、水道など生活のインフラも数多く残している」と言うが、資源略奪と軍事支配のためのインフラ整備だった。②「日本は日中戦争に巻き込まれた被害者だ」と言うが、アジアに数百万の日本軍を派遣して数千万人も殺しておいて被害者とは! 何をか言わんや。 . . . 本文を読む
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原始共産制について考える

2014年01月23日 | 歴史観
 マルクス・エンゲルスは『共産党宣言』において「これまでのすべての歴史は階級闘争の歴史である」と書いたのち、これに注をくわえ、原始状態を別とした。マルクスが1859年に『経済学批判』を書いた時点で、すべての民族の歴史の入り口に原始共産制社会があったと考えた。こうした理論を豊富化するために、マルクスもエンゲルスも古代史の研究を熱心におこなった。しかし、私(たち)は日本の古代史(縄文時代~弥生時代~古墳時代)にほとんど関心を持ってこなかった。 . . . 本文を読む
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日本資本主義黎明期のたたかう女性の賛歌『ああ野麦峠』

2013年12月20日 | 歴史観
富国強兵策の製糸産業と軍需工場不二越はいたいけな少女たちを悲嘆に追い込み、そして今、東電資本と安倍自民党は福島県民を棄民にさらしている。全国の原発再稼働によって、現代の資本は生き残ろうとしており、私たちは1300人の少女たちのように、生きることが求められている。 . . . 本文を読む
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