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アジアと小松

アジアの人々との友好関係を築くために、日本の戦争責任と小松基地の問題について発信します。
小松基地問題研究会

20180905『竹島問題の起原』(藤井賢二著)について

2018年09月05日 | 歴史観
『竹島問題の起原』(藤井賢二著)について  2018年4月、『竹島問題の起原 戦後日韓海洋紛争史』(藤井賢二著)という分厚い本が出版された。右派が「起原」を語るなら、読まねばなるまいと、早速図書館で借りてきた。  序章で、著者は「(独島が)日韓併合の過程において日本の侵略によって最初に奪われた領土という主張への共感…それは韓国による不法占拠が強行される1953~54年に人為的につくられた認識で . . . 本文を読む
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20180816 小池都知事―今年も関東大震災朝鮮人虐殺追悼拒否

2018年08月17日 | 歴史観
小池都知事―今年も関東大震災朝鮮人虐殺追悼拒否  2016年の関東大震災朝鮮人虐殺追悼会に、小池都知事は「多くの朝鮮人の方々が、いわれのない被害を受け、犠牲になられたという事件は、わが国の歴史のなかでも稀に見る、まことに痛ましい出来事でした」という追悼文を出したが、昨年は追悼文を出さず、今年も出さないという。小池知事にとっては、「(朝鮮人虐殺は)稀に見る、痛ましい出来事」ではなく、「当然のこと」 . . . 本文を読む
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20180504 野田山加洲藩士の墓(7・28再修正)

2018年05月04日 | 歴史観
いま、150年を経た14基の墓碑を前にして、朽ち果てるままにしておくも好し、または倒れた墓碑を立て直し、草を刈り、150年前に不本意な死を強制した「明治維新」とやらに思いをいたすのも好かろうと思う。 . . . 本文を読む
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20180426 メモ「東茶屋(郭) 売られし娘(ひと)の 涙染む」

2018年04月30日 | 歴史観
東茶屋(廓)、西茶屋(廓)について、インターネット検索で調べてみました。いくつかヒットし、ブログ「金沢まちゲーション」の「特集 金沢にあった遊廓と現在の姿」がもっともまとまっていると思います。また、『石川県史』に記録されている古資料や春日神社のブログも参考になります。 . . . 本文を読む
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20180204メモ「大東亜共栄圏」思想の流れ(修正)

2018年02月04日 | 歴史観
メモ「大東亜共栄圏」思想の流れ 年初から、どこの新聞も「明治150年」を論じていますが、纐纈厚著『侵略戦争―歴史的事実と歴史認識』を読みました。 <江戸時代―大陸侵略思想の源流> ・林子平 『三国通覧図説』(1785年)、『海国兵談』(1791年)  ロシアの脅威への対抗から、朝鮮を領有する必要性を説いた最初の人物。 ・本多利明 『西域物語』(1798年)、『経政秘策』(1798年)  南進 . . . 本文を読む
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なぜ、ベトナムに日本兵がいたのか!

2017年03月03日 | 歴史観
ベトナムを訪問した天皇がウソで固めたメッセージを発した。8世紀、16~17世紀、20世紀初頭そして1973年のことを書いているが、今回の訪ベトナムの目玉である元日本兵家族との面会について、「なぜ元日本兵がベトナムにいたのか。天皇の軍隊がベトナムで何をし、ベトナム人民はどれほどの犠牲を強いられたのか」については一切語ろうとせず、天皇の軍隊の醜い姿を美談に変えている。 . . . 本文を読む
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御経塚遺跡(石川県野々市市)について

2016年04月20日 | 歴史観
以前、このブログで原始共産制から階級社会への移行過程について、「原始共産制について考える」(2014年1月)を投稿したが、もっと、具体的に、現場に即して確認できないかという問題意識から、御経塚遺跡(石川県野々市市)に注目した。今回は御経塚遺跡の概略についてまとめた。 . . . 本文を読む
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子どもたちの方が健全―桐生悠々に注目

2016年04月02日 | 歴史観
偉人館は「子どもならではの視点を大切に」したというが、大人の視点とは体制順応の視点なのだろう。この間、NHKクローズアップ現代の国谷裕子、報道ステーションの古舘伊知などがパージされ、高市総務大臣の電波停止発言などマスコミ統制が激しくなっている。大人こそが桐生悠々に注目すべきであるにもかかわらず、子どもからねだられてやっと取り上げるとは、水準が低すぎるではないか。 . . . 本文を読む
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フィリピン侵略居直りの旅を弾劾する

2016年01月28日 | 歴史観
2016年1月26日から天皇夫妻がフィリピンを訪問している。マスコミは「謝罪の旅」に出る天皇がリベラリストであるかのように報道しているが、アキヒトらの発言を精査すると、ひとことの「謝罪」も含まれていない。 . . . 本文を読む
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廃琉置県とのたたかい

2015年09月13日 | 歴史観
琉球新報社/新垣毅編著の『沖縄の自己決定権―その歴史的根拠と近未来の展望』第Ⅱ章 琉球王国「処分」と「抵抗」 . . . 本文を読む
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