フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

ねこ背のねこ

2016年09月18日 21時16分08秒 | 日記

さて、猫である。

人外魔境生まれたるぬたりのこと、犬や猫を多額の金銭で購入するという意識はない。近所のどこかの家から「産まれちゃったから」ということでもらってくるものである。
大人になるまでに様々な動物とふれあいつつ生きてきたぬたり(※)ではあるので、まあ動物は好きであるし、比較的なつかれやすい。最近でも果樹園の看板犬に尋常じゃない勢いでたかられたり、サファリパークのふれあいコーナーで、膝の上にのせたモルモットが尋常じゃない勢いでくつろぎだして、係のお姉さんがぬたりから引っぺがすのを少し躊躇したりとかがあった。
どうしてこう余計なもんにばっかりモテて肝心のわかいむすめにモテねえんだ畜生めという心の叫びはともかく話を元に戻せば、そら自分の家を建てたんだから犬猫の1匹くらい家にいても良いとは思っていた。けれども、例えばショッピングモールのペットショップを覗くと、プライスタグは20万30万。だから購入は全く眼中になかった。猫と同居経験のあるぬたりとすると、家財の傷と臭いというマイナス要素もきっちり把握していたしな。猫のうんこってのはまた独特の臭いがするんだよね。新築のお家でこれはなあ・・・。

話は変わるが、世の中というのは不届き者が多く、捨て猫というのはこの平成の世の中にもいまだに存在する。捨て猫という行為がいかに不道徳かの話はさておいて、捨てる神あれば拾う神ありでこれを保護する人もいる。だが捨て猫は数匹で捨てられることが多く、一人の手にはやや余る。で、誰か引き受け手になってくれんか、というのは人づてに尋ねられるわけで、今回話が巡り巡っておかあちゃんの所に舞い込んだ。戸建て住み、子供なし、旦那は猫飼育経験あり、という比較的好条件を持っていた訳さ。逆に断るに断れねえよ。
前述のとおりぬたりの実家では、ぬたりが高校生くらいの時から飼い猫がいた。ぬたりがいつも世話をしていたわけでこそなかったものの、適宜エサやりとかはやってたわけだし、単純な慣れもある。前回もらってきた時のことを思い出せば、当初に用意するものとかもイメージしやすい。

だけども、まだエサも自分で食べられないような子猫だとは思わなかったよ。

通常ペットショップ等で売られている猫は生後2ヶ月程度~。皿から固形物も食えるようになってるし水も飲める。トイレという存在も認識しているから憶えさせるのもとっても簡単。脂肪や毛もしっかりしてるから体温調整もある程度自分で出来る。
が、ぬたりんちに来た猫(名称未定)は生後2~3週間程度(推察)。離乳はしつつある時期だし、ましてや皿から自分で食べるなんて出来なかった。体温調整もイマイチ不安だし、ウンコシッコだって自分では完全に出来ない。こんな手間がかかるとは聞いてなかったぞ。
とは言え、医者に連れてったら、思っていたよりは成長していて、離乳やトイレも憶えつつある時期であることが判明して、なんとか共働き世帯でも世話が出来る見込みは立ったがな。昼間一人でかわいそう(お昼休みにおかあちゃんは帰ってくるが)なのはどうしようもないが、育てていくぶんには何とかなりそうだ。

まあ、家から一歩も出ずに良い被写体が得られるのは何より。K-5IIでの撮影が捗るぜ。んで、前回飼ってた経験から、こういう写真を数年後に見ると、感想は以下しかないんだけどね。

こんなにかわいかったのに・・・騙したな!!


ちなみにぬたりが生れてから成人するまでぬたりの実家では、猫、犬、ニワトリ、ヤギがいた。親父の子供の頃は農耕馬もいたらしいが。
コメント
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