フィヨルドの変人 ~Odd person in fjord~

ぇいらっしゃ~い!!!

「人はみな、繋がっている。」

2009年10月07日 19時48分37秒 | ヲタネタ
昨日ゲームの音声発音のところで「レイン」を取り上げてしまいまして、いくらなんでも渋すぎるなあと思い、今日は「シリアルエクスペリメンツ レイン」のことなどを取り上げてみる(新規の人を置き去りにするにも程があるぞ)

「serial experiments lain」は1998年に製作された「アニメーション」と「プレイステーションゲーム」のメディアミックス作品。文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門の優秀賞にも選ばれている。
↓このとおり
http://plaza.bunka.go.jp/festival/1998/animation/000079/

アニメーションの方は見ようと思えば見られるのでネタバレは避けるとして、今回の話はゲーム版の方。一時はプレミア値まで付いてたな。
・・・↓って今もついてんのか、プレミア値。
http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B00005OVPO/ref=sr_1_olp_5?ie=UTF8&s=gateway&qid=1254836075&sr=8-5
初代プレステのゲームだぞこれ。
こんな状況なんでゲームに関しては激しくネタバレします。意地でもやってやると言う方は以下は読まないほうが無難。




ゲームは画面上に散らばった「岩倉玲音(いわくられいん)」に関するデータを収集することが目的。ただそれだけと言ってもいい。最初はあまりデータは表示されないが、ゲームを進めると選べるデータが増えてくる、というわけ。
ストーリーとすると、精神科のカウンセラーに通う玲音を中心にストーリーが進む。ネット(作中表記は「ワイヤード」)と現実世界(作中表記は「リアルワールド」)との境界があやふやになっていく中(この辺の設定はアニメ版見てないといまいちピンと来ない)、最終的に玲音は自らの分身をワイヤードの中に創造し、自らは拳銃で頭を打ち抜く、というのがラスト。全てのデータを再生し終えた後、ワイヤードの玲音の台詞を再生するデータが画面上に現れる。このソフトをプレイすることによって、実はワイヤードの玲音と繋げられてしまう、というオチになる。
「人はみな、繋がっている」がキーワードのレインっぽいゲームと言えば言える。画集も出版されていて、その中には玲音にワイヤードに引きずり込まれる少年の絵もあるんだけどもね。

で、そのワイヤードの玲音が出てきた最初の一声が「これからずっと一緒だよ、○○(入力した名前)」だったわけで。
で、昨日の「ラブプラス」も告白の後の言葉が「これからずっと一緒だよ」だったわけで、ぬたりとすると、妙なシンクロニシティを感じましてね。なので思わず例示にレインを使ってしまったわけです。

ゲームそのものは操作性が「PCエンジンのヴァリス並に激悪(また分かりづらい例えを)」なので、はっきり勧めませんけどもね(プレミア値出して買うゲームじゃないよ)。アニメの方はDVDの入手も比較的容易ですし、興味があるなら見てみてもいいかもしれませんよ。今回紹介したゲーム版とはストーリー全然違いますからご安心を。設定に関しては流石に結構引き継いでいるかな? 程度。
↓BD化も進んでいるようですし。
http://blog.geneon-ent.co.jp/graphid/
コメント
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