OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

堀川まゆみは罪作りじゃ~ないよね♪

2014-05-29 15:08:44 | 歌謡曲

ダディー / 堀川まゆみ (CBSソニー)

堀川まゆみも昭和50年代の我国芸能界を面白くした美女のひとりでしょう。

なにしろ人気モデルとして、例のクラリオンガールや資生堂のイメージキャラに抜擢され、グラビアでもブレイクしたのが昭和53(1978)年頃だったんですが、そういう彼女がレコードデビューしたのも、当然の流れでありながら、アイドル的な人気よりも音楽的センスを強く感じさせてしまったのですから、吃驚仰天!?

それは本日掲載したシングル盤A収録のデビュー曲「ダディー」からして、作詞:山川啓介&作編曲:松任谷正隆という制作陣の目論見どおり、スローテンポな楽曲を実に上手いボーカルコントロールの節回し、そしてビート感とメロディ解釈の上手さ等々、とにかく前述したとおり、ハイセンスな音楽的素養が無ければ表現不可と思われる世界を聞かせてくれたんですねぇ~~♪

実は後に知った事なんですが、堀川まゆみは沖縄出身のハーフである事以外に、シンガーソングライターとして「青春のリグレット」等々の名曲を出している麗美の実姉であり、沖縄在住の頃からセミプロとしてピアノの弾き語りをやっていたというのですから、本当は最初っから歌手志望だったと言われています。

しかし、そんな世の中の厳しい現実も、本人の恵まれたルックスやセクシーなスタイルがあれば、それは有利に働くわけで、決して罪では無いと思います。

ただし、それゆえに彼女は女優としての仕事が好調過ぎたところは否めず、テレビのアクションドラマやサスペンス物には数多く出演し、同時にグラビアモデルとしても、着エロ系スタアとして人気がありましたからねぇ~♪

それが昭和57(1982)年、今や伝説のハードコア作品「花魁」のドタキャン降板事件により、表だった芸能活動が縮小状態に追い込まれ……。

告白するとサイケおやじは、彼女がハードコアに出演するという報道に歓喜乱舞した者のひとりとして、非常な虚脱感に襲われた記憶が今も鮮烈なんですが、一方では、これで音楽活動が本格化されるんじゃ~ないか?

と、過大な期待を抱いたのものでした。

もちろん、皆様ご存じのとおり、堀川まゆみは「MAYUMI」となって、自らの音楽を追求していくのですが、むしろソングライターとして当時のアイドル達に提供した作品群の素晴らしさは、局地的ではありますが、特筆されていましたからねぇ~♪

それが残念ながら、何故か本人の基ではイマイチ、上手く機能していなかったと思うのは、サイケおやじだけでしょうか……。

ということで、掲載ジャケ写のポートレイトは幾分本人のイメージから外れ気味なんですが、堀川まゆみのセクシー画像はネットの世界で現在も存分に拝めますので、興味を惹かれた皆様は、ぜひっ!

個人的には微妙にクセのある乳首、少し空気の抜けた風船のような乳の佇まいに実用性を覚えていましたし、何よりも彼女の声質が、スタイルや雰囲気にジャストミートしていたわけでして♪♪~♪

そういう音源の復刻状況も、あまり芳しくはない現在、どうか再評価&再ブレイクを願っているのでした。

コメント
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