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サイケおやじの生活と音楽

キュートで熱い朱里エイコ ~ これはB面推し

2024-08-09 16:40:52 | 歌謡曲

■ジ・エンド・オブ・ラブ (恋の終わる時) c/w マシュ・ケ・ナダ / 朱里エイコ (キングレコード)

う~ん、いよいよ……、来るべきものが来た?

―― ということでしょうか、昨日発生した宮崎県沖が震源とされる大地震が通称南海トラフ関連の地殻変動(?)らしいという情報が流されれば、確かに学者先生方や政府関係者の顔色の悪さからしても、国民各々は覚悟を持って備えを万全にせよっ!

そ~言われてみれば、やはり……、そのとおりなんでしょう。

地震の恐ろしさは近年、殊更日本国民には身に染みているはずながら、今後更なる大きな災害が確実に迫っている現実を為政者は、どのように市井の我々に伝えるのか、そのあたりの難しさも問題点でありましょう。

特にネットが普及している我が国においては、何を基準に真実を確認出来るのかという難題もありますからねぇ……。

いやはやなんとも、被災された皆様の心中如何ばかりかと拝察する次第です <(_ _)>

さて、そこでサイケおやじは、そんなこんなの備えについて、まずは自分や家族の身の安全と共に、財産の保全なぁ~んて事まで考えてしまうのは姑息と自嘲しつつも、例えば私有レコード等々は、ど~したものか……?

まあ……、そんなことを思っていられる現在の幸せに感謝すべきなんでしょうねぇ…… (^^;

ということで、本日は大切にしているシングル盤の中から、昭和42(1967)年8月に発売されたとされる、朱里エイコが渾身(?)の1枚をご紹介させていただきます。

ど~です、まずはジャケ写デザインの魅力に幻惑されませんか (^^♪

ミニスカワンピースの彼女がキメるポーズのキュートな感性こそは、昭和元禄がド真ん中でしょう♪♪~♪

そして肝心のA面収録「ジ・エンド・オブ・ラブ」は曲タイトルだけじゃ~、如何にも洋楽カバーと思いきや、その実態は作詞:福地美穂子&作曲:すぎやまこういち、そして编曲:森岡賢一郎による、これがスローテンポでドラマチックな日本語ポップスであり、当然ながら朱里エイコの素晴らしい歌唱力を活かすのが所期の目的であるならば、全く見事な成功作でしょうか。

しかし正直、当時の歌謡曲のフィールドにおいては、完全に一般大衆の好みからは離れている印象であり、所謂敷居が高い楽曲にして、この歌いっぷりは「現代の耳」で聴いたたとしても、ヒット性感度の低さが否めないんじゃ~なかろうか…… (^^;

そのあたりを考慮して、わざわざ「恋が終わる時」という邦題を附しているのも、些か苦しいところかもしれません。

ところが、B面に収録された「マシュ・ケ・ナダ」は、もちろんテスタ・アルバート&ジョルジュ・ベン書き、セルジオ・メンデス&ブラジル '66 が世界的ヒットにした「Mas Que Nada」の純正(?)カバーですから、朱里エイコも本領発揮というか、実は素敵なボサロック調だったセルジオ・メンデス&ブラジル '66 のヒットバージョンよりもソウルジャズっぽさを強調した森岡賢一郎のアレンジ共々歌いまくった仕上がりは痛快至極 (^^♪

完全にB面推しのシングル盤にして、ジャケ写の雰囲気にも、こちらがジャストミートです (^^♪

ということで、何もかも失ってしまう天変地異、自然の猛威の前には人間の力なんて微弱な抵抗かもしれませんが、何かをしないではいられないのが大方の本音と思います。

最初っから諦めるなんてこたぁ~、到底出来ないのがサイケおやじの本性でもありますから、何かしらの備えは考えていくつもりでおります。

前を向いていくしかないっ!


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