OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

如何にも昭和50年代前半のキャンディ・レイ

2012-11-14 14:41:48 | 歌謡曲

初恋のメルヘン / キャンディ・レイ (キングレコード)

キャンディ・レイ=周麗娟 / 周思潔は出稼ぎ歌手の実力派アイドルとして、結果的にブレイクしたとは言えないまでも、しっかり記憶されているひとりだと思います。

それは昭和53(1978)年、台湾から来日した彼女は清楚で親しみやすいルックスと確かな歌唱力により、業界でも相当に注目された存在だったと言われていますし、テレビ出演も少なくはなかったのですが……。

まあ、とにかく掲載した日本でのデビューシングル盤A面曲「初恋のメルヘン」は橋本淳:作詞、あかのたちお:作編曲による、全く正統派に拘った仕上がりが素晴らしいかぎり♪♪~♪

イントロのギターのフレーズ、曲メロの展開にジャストミートするキャンディ・レイの声質、そういう微熱な湿っぽさが如何にも昭和50年代前半の味わいと今も感じるのは、すっかり遠くなった昔を思い出すせつなさであります。

う~ん、これは南沙織のバージョンがあったら聴きたいほどですよ。

しかしキャンディ・レイの魅力だって、決して侮れないと思いますし、個人的には彼女の音源は台湾でのレコーディングも含めて、絶対に集成されるべきと確信的熱望!!

ということで、本日は移動中の筆につき、短めに終了させていただきますが、このぐらいの文章が本当はちょうど良い長さかもしれませんねぇ。

キャンディ・レイの魅力に免じて、ほどほどの自嘲も許される?

そんなふうに、自分に言い聞かせています。

コメント (2)
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