OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

銀色のグラスでブッ飛ばせ!

2009-12-03 08:25:17 | 日本のロック

銀色のグラス / ザ・ゴールデン・カップス (東芝)

なんか、ハズミで、またまたおやじバンドをやることになりました。

で、昨夜は演目を決める算段となりましたが、こんな時勢をブッ飛ばす、とにかく景気の良い曲をやろうよっ!

ということで、様々に挙がった候補のひとつが、本日ご紹介の「銀色のグラス」です。

ご存じ、GSでは高い人気を集めていたゴールデン・カップスがデビューから2作目のシングル曲として、昭和42(1967)年の師走から翌年にかけて大ヒットさせた、日本のロックの大名曲! 初っ端から歪みまくりのファズギターと全篇で躍動疾走するルイズルイス加部の強烈なエレキベースが、世界でもトップクラスの猛烈ロック!

もちろん美味しい部分は歌謡曲モードで、一緒に歌えるところが作詞:橋本淳、作曲:鈴木邦彦の黄金コンビが職人技の冴えでしょう。

しかしやっぱり魅力の中心はアップテンポで激走するバンドの勢いですよねぇ~♪

いやはや、もう、これを最初に聴いた時には血が騒ぐどころか、全身沸騰状態となった少年時代のサイケおやじは、後に実演ライプでも圧倒された記憶が生々しく、これが当時最先端のロックとして、洋楽なんかにも決して負けていないことは、今でも確信するほどです。

ただし、これを自分達でやることについては、正直いって、無理だろうなぁ……。

だって、まずベースが至難のワザですし、バンド全体のノリが、今の私達の年齢では前ノリが苦しいので……。あんまりテンポを落とすとダサいのは言わずもがなです。

う~ん、それにしても、いくら高度成長で景気が良い時期だったとはいえ、ここまで突発的にロックしたバンドが当時は毎月のようにレコードデビューしていた、まさに昭和元禄は素晴らしい時代でした。

今は、それを取り戻すことも非常に難しい状況ではありますが、ささやかな抵抗として、この「銀色のグラス」をダメモトでやってみましょうか。

なんて昨夜は話あっていたのでした。

コメント (6)
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