松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「ブギウギ」の人形作家、八代健志さんは秋田市出身だった。

2023-10-19 08:38:50 | 日記・エッセイ・コラム
 ブギウギのしょっぱな流れる人形。正直、違和感がありました。なんか頬がコケている。スマートじゃないなあ。ネットで検索すると「気持ち悪い」が優勢で出て来ます。「怖い」「不気味」「綾瀬はるかに似ている」
 それと同時に、昔見た人形劇を思い出しました。「ひょっこりひょうたん島」という人もいるけど。私の場合は南総里見八犬伝(新八犬伝)の人形制作・辻村ジュサブローです。ちりめん布を使った肌感が何とも言えず、引き込まれました。

 ブギウギの人形作家。八代健志さんは秋田市出身で、そのすじでは有名な方でした。生まれは能代らしいです。ご両親が能代の方で、少年時代を能代で過ごしたそうです。親戚は木材商で周りに「木」が豊富にある環境で育ちました。能代の事を「木都・能代」と表現します。
 で、あの人形。木彫りで顔を作り、布を貼って。実物は目と口が「点」。

 それを数人で操って、あとからCGで表情をつけたそうです。

 操作している時の彼らは、実に楽しそうに撮影していました。八代氏は饒舌・柔和で、聞いた質問には丁寧に答えてくれます。「マリオネットの柔らかい動き、ちょっとぶら下がる重力みたいなものの、影響を感じる動きって、綺麗だなと思っていて・・」 ん~。深くて独特な世界観だったんだあ。

 普通は「コマ撮り」で作っていくのを、生で動かして「揺れ」や「偶然」を当然のように面白く生かす。
 そうかあ。これからは、ちょっとは、見方が変わるかもな。

 ギバちゃんの関西弁には、ハラハラして見ています。どうしてもネイティブで流暢な発音は難しいはずです。自分には、どこが間違っているか分かりません。東北の番組で、そこんところ難しかったと白状しています。またアドリブがほぼ全部ボツにされて、悔しそうでした。

 火野正平の「こころ旅」が今、秋田編を放送中です。ちょうど昨日が能代で、米代川を渡って戻って、厚生医療センター経由の、はまなす展望台とおちゃこ。せっかく行って、展望台には登らず、はまなす画廊も見ないで終わったみたい。あの、岸壁に矢口高雄始め市民が描いた絵は見どころだったのに。それとも、もう風化しちまったか。
 
 正平ちゃん、「ばねスキー」がピンと来なかったみたい。多分、スプリングが効いた、ガチャンってハマるやつのことでしょ。みんなスキーが必修だったからな。スキーが、足冷たくならないスポーツになった頃には、もう滑ることは無かった。そうだ、大学でもやったね、スキー。初心者と同じ、ボーゲンから始めたら、女の子みたいに「なよなよ」している自分が恥ずかしかった。
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