低気圧が通過した北海道から、予定通り船が来た。函館でうまくやり過ごせたのだろう。
大型船のダンスを見ようと行ったのだが、もう横付け態勢に入っていた。
その前のUターンが見たかったのに、早々と入港していた。
あれっ。もう一艘、大きな船がいるぞ。あー、あれはフェリーだ。まだ出港前だった。
仕方なく、もやいを見学した。船は自分ひとりで接岸出来ない。もやいロープを投げたら、拾う人が必要だ。これは、しがない県立学校の実習船でも同じ。
男鹿海洋高校が持っていた、マグロ延縄(はえなわ)実習のための大型船「船川丸」の場合も同様で。
ハワイから帰って来ると、先回りして三崎港に担当者が出張する。もちろん仕事は、もやいだけではない。船の担当はしたことがないので、詳しいことは分からない。
見ていると。色々船体に穴が開いているが。アレがそうか。穴の横のデッキから、ロープを投げるんだ。今4本を固定しようとしている。船首に、もう2本ある。
風がまだ5mほど吹いていて。岸壁に打ち寄せる波が、しぶきとなってたまに来る。秋田は晴れても23度止まり。
朝はまだ浜風が冷たい。すっかり冷えて、車で暖まって来た。