松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

過ぎたるは、及ばざるが如し。

2014-10-24 15:58:45 | 日記・エッセイ・コラム

 男鹿三山お山かけ行事で、女子中学生が落石を受けた事故で、現場となった「キントリ坂」

は、道中最も急激な坂で、斜度60度はあるんじゃないか、と思うくらい危険な場所で、

「キントリ」の意味は、ご想像のとおり、前の人間の「キン」をつかみながら、でないと

登れないので、付いた名前です。失礼しました。無事であることを、お祈りします。

 

                 過ぎたるは、及ばざるが如し。

 「石原さとみ、第二話も可愛すぎ」~すぎ、という言い方は今、全盛だ。ことにネット界ではそう見える。いよいよ言葉遊びも尽きてきたか、という印象が強い。かわいさが、半端ないんだよ、世間が思っているよりオレはもっとカワイイと思うんだ。そのことを強く言いたい。だから、「まじカワイイ」じゃ伝わらないし、「すげーかわいい」も伝わらない。まして「チョー・かわいい」は、まごころが伝わらない。だから「かわい過ぎ」。

 オレは思う。何事も、過ぎたるは、及ばざるが如し。多分この格言を知らないから、言えるんだと思う。知っていたら使えない。この格言は、行き過ぎたら、可愛くないよ、と言っている。いずれ先が知れている。「~すぎ」を使い過ぎると、当たり前すぎて、意味が無くなってしまう。そうしたら、また新しいフレーズを考えなくちゃならない。

 マックス、メガ、ギガ、テラ、・・・無量大数、までいっちゃうのか。

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