男鹿半島の鵜ノ崎手前の風景だ。一度通り過ぎたが、戻って話を聞いた。まだ色が残っているのは、
きのう干したばかりのだそうだ。これが白くなると合格となる。
今、不純物を取り除いている最中。しかし84歳にもなって、ただ待っていれば寄ってくる海藻を採って、寒天の材料を調達できる。
こうやって、自家製寒天を作っている家庭も多いらしい。なかなかの余生であり、なかなかの自然だ。やっぱり海はいいなあ。こうやって海岸を通ると、色んな所に目が行って飽きない。
そのすぐ近くに漁港というには小さな船溜まりがあって、道路の下に海藻が見えた。
色んなのが混じっている。アオサだけは分かる。緑が鮮やかだから。
そうやって、ようやく目的地に着いた。一応、「ゴジラ岩」だけは押さえておこう。ここは潮瀬崎。釣り人に人気のスポットだ。皆、思い思いに楽しんでいる。
さきがけ新聞に連載中の「男鹿の奇岩」を見て、来る気になった。マグマ貫入の学術的価値のある奇岩がこれ。
午前中で日当たりが悪いが、
どうもこれが例のヤツらしい。泥岩っぽい一枚の地層が、ぐにゃり曲がって、はみ出したのが、多分マグマなのだと思う。赤っぽいザラザラした岩だ。泥岩らしく見えるのも、火砕流の積もった地層だらしいが、詳しいことは分からない。「男鹿半島・大潟ジオパーク」のウェブページを見てみたが、こういうのに興味のある人は、少ないだろう。
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