秋田公立美術大学の卒業展を見て来た。
オレの興味は、美的に優れたものというよりは、別の方にあるようだ。
こういう謎のキカイのたぐいは、非常に興味を引く。
どうも流れる映像を見ると、自動でお化粧してくれるキカイのようだ。
デモ映像に出てくる人物は、本人だろう。まず、すっぴんで登場し、ファンデーションから始める。
リップ、まつ毛と段取り踏んで、ハイ出来上がり。
実際、動くのかは疑問だ。ひもの端が、しっかり固定してあって、滑車はびくともしない。しかしこういうのは、わたくしの好みである。
会場は、若い子で一杯だ。それだけでも、行った甲斐があるというものだ。
一応、もっともらしい格好をして、もっともらしい態度で、いかにも何者かのように見て回る。
これが気持ちいい。ふんふん、なるほど、なんて言ってな。
だから、それが出来る人が作ったものを目の当たりにして、「それだ!」と共感したり、「あそっか!」と気付いたり、「おおおお!」と感動したりします。大抵の人はそうだと思います。
常識的な生活や考えに埋もれた日常の中で、見落としている何かに気付かせてくれる作品は、目からウロコ。「あり」だと思います。
あなた自身もまた、普段から十分、「もっともらしいいかにも何者」です。ありふれた地味な凡人の私なんかから見ると、とてもうらやましい。
(でもあるいは、もしかしてひょっとしたら案外、あなた、ただ胡散臭いものが好きなだけだったりして。)
僕は感受性は人並みだと思っている。ボクが感じたことは、皆感じていると思って書いている。
いつも気になるんだが。キミは夜中の2時頃まで起きているんか。その頃、目が覚めるのか。睡眠は大事だよ。免疫の第一条件は睡眠だと思う。
(健康を気遣ってくれてありがとう、嬉しいよ。今夜は早く寝ます。)