松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

秋田県民が一番、歩いて(旅行)る。

2021-07-16 11:25:25 | 日記・エッセイ・コラム
 じゃらんの全国調査によると、2020年に自分の県を一番歩いているのが北海道民で、2番目が秋田県民。また前年からの上昇率でいうと、秋田県が全国トップだったそうだ。それもありなん。

 秋田県民は田舎もんだから、まず自分の県より中央を目指す。より都会に行きたがる。流行にも敏感で、昔からファッション(この言葉はまだ使える?)を先取りするのが好きだった。だから、自分の県のことを良く知らない。

 ほんとは、ゆっくりしたい観光地があふれている。例えば私なら右上と右下に興味がある。右上には十和田湖がある。あそこまで日帰りで行くには骨が折れる。単独なら日ノ出と共に出発も出来るが、誰かと一緒となると、まず朝メシ食って。お化粧して、出すもの出して・・。結果、早くて9時半。

 そうすると着くのが昼。もう帰りの心配をしなくちゃならない。

 鹿角・小坂にしても、康楽館で芝居でも観たら、時間切れだろう。

 右下なら湯沢市の川原毛まで行って、温泉が滝となって流れ下る、荒涼とした川原毛大湯滝か、秋ノ宮で河原をスコップで掘ってマイ温泉を作り、ラーメンを出前してもらう。夏向きじゃ、ないか。

 県外客で予約が取れなかった秘境温泉が今は行けるので、静かなブームになっている。娘は妊娠が分かって安定してから、夏瀬温泉に二人で行ってきた。温泉俳優:原田龍二がバス停から歩いて行って、宿の主人からビックリされた「都わすれ」だ。
 いつも感想を聞くと「ふつう」と答える娘が「良かった」というから、よほど思い出に残ったのだろう。

 石油資源、鉱物資源と資源に恵まれた秋田だったが、まだ最終兵器の秘境温泉が残っている。それに縄文遺跡群が今、注目度が高いからね。遮光器土偶を始めとする出土物は、実際に見るとまた印象が違う。

 コロナが無かったら、県の魅力に気が付かなかったかも知れない。

 そういう意味で、コロナが流行って良かった!?
 
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