松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

三角思考

2017-02-18 16:44:46 | 日記・エッセイ・コラム

 太川陽介と蛭子能収の最後のバス旅が、福島から由利本荘だったので。

 2週にわたって見ていたら、結局本荘に到着できなかった。

 その敗因はもちろん旅の頭脳太川陽介にある。冬道を何時間も歩いて、ようやく最上川船下りの終点清川まで来て、狩川のお肉屋さんで聞き込み。

 ここで太川が余目にこだわったのが敗因。酒田を目の前にして、余目しか見えなかった。肉屋の美人姉妹が「鶴岡には(バスが)出ているんですけどね」と言った時が、最大のチャンスだった。

 この三角形の、真っ直ぐの方でなくて、一度曲がった先に、解決法があったのだ。心に余裕があれば、迂回する方法にたどり着いたのだ。良く取り上げられる鶴岡と酒田、二つの街の黄金ルートに、気が付かなかったのだ。余目は悪いが、そんなに開けた場所じゃない。

 これは思考回路にも言えることだ。目の前の目的に、最短で行けるとは限らない。むしろ戻って横から攻めた方が、解決する近道だったりする。

 この三角形は、黄金の思考ルートなのだ。

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