松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

スタルヒン焼きそば

2017-03-13 13:42:07 | 日記・エッセイ・コラム

 NHKプレミアムカフェ選 野球がパスポートだった ヴィクトル・スタルヒン

 18歳で、ベーブルースのいる大リーグチームと対戦する日本のメンバーに選ばれた戦前の怪童ぶり。戦中の長野疎開中の質素な生活。沢村栄治に代わってエースとなった戦後の活躍。

 どの時代も、国籍がないことによって運命を翻弄された40年の人生です。

 最後に出て来るのが、横手市雄物川にあるスタルヒンの墓。崇念寺にすぐの滝沢食堂に入ったことがあります。バレーの大会で娘を応援しに行った時です。

 スタルヒン焼きそばの事は聞いていたので、それを注文しました。何かが野球場の形になっていたように覚えていました。それは芝生で、青のりが芝を表し、目玉焼きがホームベースの形。そしてウインナーがバットだったのです。

 美味しいー、とは思いませんでした。と言うのは周りの常連さんたちが食べているメニューの方がうまそうだったからです。

 なかなか「スタルヒン焼きそば、下さい」と言うのは、勇気が要りますよ。空気が一瞬、止まるのが分かりますから。

 だからあれは横手焼きそばの形態の1種で、4~50年前には既にあったのですね。

 今度行ったら、墓参りをしてから頂きたいと思います。

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