雨雲通過

　８時頃、北の空が真っ黒なのを発見した。我が家の上空は、雲の隙間から日が差そうかという明るさがある。家々も明るく写っている。

　すぐに外にいたサスケを回収し、写真を撮った直後、パラパラと落ちてきた。レーダーには真っ赤な領域が迫っている。

　我が家を通過した雨雲が、秋田市街地を襲って行く。屋根に響くバラバラという音よりも甲高い、生徒の叫び声が響く。これはビニール傘を持ってしても、かなり濡れる。玄関が広ければ、雨宿りさせてあげるんだが。

　黒い雲は、情緒を刺激する。低すぎて怖い。山に登っていて、雲がやって来ると恐ろしい。超自然的な何かを感じる。

　ＵＦＯが中にいるんじゃないか、とか。一種、プラズマのかたまりだからか。　

　忘・新年会を開催するか、というアンケートに対し、秋田県が「実施する」でトップの６５％になったそうだ。

　約１ヶ月前の回答なので、多少は変化があるかも知れない。これは東京商工リサーチが全国の企業に対して聞いたもので、２位は沖縄の６０.４％

　逆に低いのが栃木県の２４.４%　長崎県の２６％　静岡、岡山と続く。

　やっぱり「のんべえ」の県が上のようだな。中小企業が多いってのも、あるかも知れない。

　秋田は、コロナより酒、を選んだようだ。

　今、ＣＯＰ２５が開かれているが。それどころじゃ、なかろうよ。地球温暖化より、目の前の燃料が大事。なんぼＴＶで洪水の映像を流したところで、冬を越すための燃料より大事なものが、あるはずがない。

　今更、温暖化はシーオーツーのせいじゃないと言う気は無いが。誰か証明して見せたのかい。

　思えば日本の空は綺麗になった。或る意味、逆説的な意味で、アメリカの厳しい排ガス規制が、そうさせたのかも知れない。

　東京の空が青いのは、アメリカ様のおかげと感謝した方がいい。

　それで充分だったのに。ナニを頑張ろうってんでしょうね。

　ガイアには、自分を守る方法がある。それに逆らって、人間の力でどうにかしようって。考える自体が無駄ですよ。

　暑いのがイヤなら、こっちに来な。