SMAPによる世紀の会見前、第1回が放送されたドラマがありました。「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」長くて覚えられません。で、初回放送から「泣ける」と反響があったというので、静かに鑑賞しました。
介護現場が豊富に出て来て、やれやれついにドラマもそういう設定になるのか、とちょっと引いてしまいました。涙腺は緩みかけましたが、涙は落ちてきませんでした。割と淡々と進む感覚がありました。おそらくバックに流れる音楽のせいでしょう。途中で唐突に昔見たドラマが、頭に浮かんできました。「昨日、悲別で」(きのう、かなしべつで)
主役の天宮良はあれから見ませんが、駅長役は布施博、彼女が石田えりで、これは初回から見逃しませんでした。その理由は石田えりが出るからで、彼女はどちらかと言うと肉体派女優としてのイメージが強く、バーン・キュッ・ボンというプロポーションでした。チャームポイントはホクロですね。
多分、全編を通して流れる「ポエム」な感覚が、どこか似ていたのでしょう。ついでに倉本聰つながりで、「北の国から」の雰囲気も漂ってきます。「~なわけで」という言い回しが心地よく響き、自分のことをナレーションで語るやつです。脚本は、あの「東京ラブストーリー」を書いた人だそうです。
田中泯の演技は相変わらず自然体で、ふるさとは北海道かと思いました。福島なんですね。それで方言が分かるのかも知れません。「さしけねぇ」という言葉、一瞬にして入って来ました。「さしつけねぇ」とこちらでは言うのかも知れません。「差し支えない」ということです。
初回の11.6%は、フジにしては上々の滑り出しでしたが、SMAPの影響がどうなのか今回ではっきりすると思います。私の予想では大したことないような・・。高良健吾と有村架純のがんばり次第でしょう。
やっぱりか。いきなり一桁台の9.6%だそうです。ちゃん・ちゃん。
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