松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

テレビ界のシーラカンス、黒柳徹子。

2016-05-01 16:30:30 | 日記・エッセイ・コラム

 ワイドナショーに出ていた指原が、安倍総理の隣に座っていました。指原のマジな質問、ツイッターで攻撃してくる人を取り締まってくれませんか。いつもより顔が赤かったので、やはり緊張しているのかな、とは思いましたが堂々たるもんです。

 最後に総理に、この中で政治家に向いている人は誰ですか、という質問に、「指原さんです」これには出演者も驚いたでしょうが、こっち側も驚きました。実は、そう言ってくれないかなという希望はありましたけどね。なぜ指原かというと、率直に意見を述べているようで、しっかりと超えてはいけない一線をキープしているところ、というような答えでした。やったーと言って喜んだ時の変顔を録画してなくて後悔しています。あいつは大物だわ。

 ブラタモリ嵐山編が終わったら席を立つつもりでいたのが、「トットてれび」が始まって、結局終わりまで見てしまいました。何が面白かったのだろう。

 黎明期のテレビジョンの裏側?試行錯誤のドタバタ?懐かしさ?でも何といっても黒柳徹子の圧倒的な個性。それに尽きるでしょう。TV界初のオーディションで6000人余りから選ばれた理由。それは実は成績が良かったからではなく、反対に全くセリフは上がってしまって言えないし、何も出来なかったのです。

 ゼロからスタートのテレビジョンだし、何をしたらいいか分からないような人間が、一人くらい居てもいいんじゃないか。彼女を残した選考委員の、先を見る目の確かさ、まったく驚くべき決断です。

 満島ひかりにとっても、当たり役かも知れません。それを暖かい目で見ながら、黒柳徹子本人が端役で出演しています。

 自分が郷愁に浸っているせいか、とても共感できるドラマに仕上がっています。当時の映像と今の振りをオーバーラップさせる手法もなかなかよろしいです。「わてほんまによいわんわ」リズム感抜群です。

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