松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

誰もが優しい目をしていた、最後の夏。

2023-10-21 11:50:12 | 日記・エッセイ・コラム
 日本列島が夏日を記録していた日、秋田も23度まで上がりました。しかも風は穏やかな南風。散歩しない手はありません。

 普段、めったに男性と話なんかしない私が、知らない人と珍しく話し込みました。
 多分、私より歳は下でしょう。でも大概は相手が若く見てくれて、年下と話をしている気になるみたいです。と言っても同年代くらいですかね。

 いつぞやの洒落た小屋の前を通りかかった時、ゴーヤを見つけて、それ越しに撮ろうと思いました。

 男性が近づいて来ているのを感じましたが、まさか盗みを咎めようと来たのかなと一瞬思いました。ここが彼の家の敷地でした。道路から一歩、敷地に入っていました。

 ゴーヤの話から始め、ふと見回すと大豆の葉のようなものが見える。これは何のマメだスか? これは枝豆で、「秘伝」って言う・・。分かりますよ。秘伝は美味いマメですよ。シカシ今年はさっぱりで・・。秘伝は育てるのが難しく、サヤに実が入らなかったそうです。わずか一畝だから、趣味の域だと思いますが。

 知らない女性とは、すぐに話がしたくなるオレが。男性と話しをしている。珍しいこった。
 そういえば、今日は。誰も彼もが優しい目をしている。さっき風車(かざぐるま)の所で写真を撮っていた時、通りすぎた若い女性も、微笑みながらオレの仕草を見ていたな。
 思いがけずもらった陽気に、みな気持ちが上がっているんだ。そんな気がした。最後の夏。

 今日は金農祭の一般公開の日。連日、雨に打たれて。本番も雨になった。なんか気の毒。花火だけは家の中から見させてもらった。

 いつもは温室で販売するシクラメンも、11月に入ってから連絡するという。

 シクラメン、お前もか。
コメント
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