男鹿市長と県議補選に当選した二人のうち一人は、私と同期で、幹事からお祝いの会を開くので都合はどうかと連絡があった。
その頃、血圧が高くてアルコールは控えていたので、欠席理由は本当だった。しかしあの会合はほんとはあまり気乗りがしない。
その一が会場設定だ。男鹿の二人を激励するのに、なんで秋田市のキャッスルホテルなんだ、と思う。同期会の主要メンバーは秋田の街中から出たくないらしい。例えば戸賀の民宿あたりで開いたら、送り迎えのバスが出て、会費も3千円くらい安く済むだろう。それに男鹿市を盛り上げようという気持ちも感じられる。
聞いた話だが、この二人のうちの一人は、選挙戦の印刷物も地元に発注しないで秋田市の業者を使ったという。こういう情報は市民に聞こえていって、それが良くない評判となる。
男鹿の全体像が、垣間見えた気がした。