松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「みなと祭り」の朝。

2014-07-21 06:51:24 | 日記・エッセイ・コラム

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日中も、夕方も、暑くて死にそうなので、早朝に見物にいった。

足取りのおぼつかない人を、よけながら行くと、

まだ5時だというのに、なにやら、お色直しに忙しそう。

祇園祭の中継を見たばかりなので、いろいろ比較して

考えているが、車輪が一番気になって。

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ごっついですね。わざわざ、音を出すように、

作られている気がする。

山鉾は「6Pチーズ」の形に見えたが、

実際はもっと複雑だ。しかも直径が大きい。

牛車(ぎっしゃ)の時代から、大きな車輪が得意だった

のだろう。

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これが奏でる音は、小さい頃から聞いているので、

恐怖心が残っている。ギーッという音に、岩に見立てた

真っ黒い布、対照的な色の人形。

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運行中の揺れ方も、不気味に見えた。

道路に撒かれた軽油のしみを、たどっていくと、

「やま」に出会える。

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鉄道社宅のやまは、多分、運行が正確だろう。

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一年中、この日を待ち望んだ、湊っ子だもの、

眠いわけがない。

コメント
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