庭の一角を占領してしまったハコネウツギです。この花はどうしても植えたかった
花で、幼い頃からの想い出の花です。住宅が今ほど密でなかった幼稚園時代、
行き帰りに花の蜜をチュウチュウ吸って歩きました。香りと共に私にとっては追分を
代表する草花です。砂丘地帯にふさわしく、あとハナマスも植えています。あと自生
する野イチゴも。ことしはなぜか妻が雑草取りをしなかったおかげで、今まで
気づかなかった花にお目にかかることができます。雑草という名前の草はない、
と言いますが、どんな草も花が咲くんですね。よく見るときれいな花から麦の穂の
ような花まで。いろいろ堪能しましたわ。
この、つる性の植物も初めてお目にかかりました。とても可憐な姿の花です。
ハコネウツギは最初、白くて、時間が経つとピンクに変わります。だから全体がピンク
になると、あと終わりだなと分かります。ウチでは6月いっぱい楽しめます。毎日、鼻を
近づけて香りを嗅いで満足しています。これと似たのにタニウツギがあります。ピンクの
花で、よく道路沿いの斜面で群生しています。確か「いわしばな」とここらへんでは
呼びます。この花が咲くころ、イワシが捕れるからです。
ここが砂丘地帯なのは幼少のころ、まばらな空き地で砂を掘って遊んだので良く
分かります。いくら掘っても、均一な砂以外出て来ません。江戸時代、賢い人が
松の植林に成功していなかったら、鳥取砂丘と同じものが残ったでしょう。
だから、鳥取はずるいと思います。先人たちの努力がなかったおかげで、
観光地として成り立っているのですから。
この砂は雄物川と米代川が運んだことになっていますが、疑問です。
なぜなら砂鉄が良く取れるからです。秋田県の内陸部には鉄鉱石の採れるような
鉱山はありません。でもこれは日本全国共通しているみたいで、その証拠に
日本刀はたいがい砂鉄を鍛えて作ります。日本の砂浜は天からの授かりものじゃ
ないかと思っています。もし、赤道付近の砂漠地帯の砂にも鉄分が豊富に含まれて
いるならば、飛鳥昭雄氏がいうように、他の天体から降ってきたものなのかも知れない
と思っています。それが「ノアの大洪水」だと彼はいうのですが。そしてその天変地異
によって、地層が一気にできた、のではないかと・・・。
男鹿島が陸とくっついてしまうほどの量の砂ですよ。山が10個位、無くなるほどの
量だと思いますよ。アカデミズム(学会)は何でも、気が遠くなるほどの充分な時間が
あれば大概のことは可能だと言います。人間もそうやってアメーバから進化したのだと
教えられました。果たしてあなたもそうお思いになりますか。
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