黒鉄重工

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大井川鐵道で花見満喫 後編【2018/3/31】

2020-12-06 21:34:57 | 鉄道撮影記
大井川鐵道の家山川辺りで桜と鉄道の写真撮影後、家山駅からSLかわね路2号で新金谷駅まで戻ってきました。
では今日はこれで解散・・・。


・・・ではなく、今日は第2ラウンドがあります!
この日限定の企画列車として「お花見夜桜SL列車」が新金谷~家山で運行されるのです。
家山の夜桜を楽しむために蒸気機関車で家山まで運んでくれます。夕方出発なので、事実上毎年冬に行われるナイトトレインの短縮版です。しかもこれはツアー列車なので、ビールにおつまみ、現地で使える引換券が付いています。
これに申し込んだところ席を取れたので乗りに行ってみた、というのが今日の真の目的だったのだ。


牽引機は定期かわね路で運用に就いていたC10形8号機。かわね路2号が新金谷に着いてから、せっせと機関車の方向転換と入れ替えを済ませて準備完了です。追加のシールドビーム灯が大井川鐵道での夜汽車牽引機の証です。


客車はスハフ43、ナロ80、スイテ82の3両。家山折返しなので、最後尾には復路用にE10形1号機も連結。なので展望車からの眺めがダメですが、夜だから関係ないか?



列車は18:00に新金谷駅を出発。我々が乗り込んだのは普通の座席車。
蒸気機関車のドラフト音と客車のゴトゴト出す音を聞きながら大井川沿いを遡上。



缶ビールとおつまみ。ビールがぬるくならないうちにとっとと平らげてしまいます。乗車時間は30分もないのです。


18:28、家山駅着。もう夕闇です。この後は20時までの90分間、自由行動時間になります。夜桜見物してもよし、呑み直してもよしです。


さながらナイトトレインです。三脚を持っていなかったので、びんみょーな写真ですが・・・。


山奥の田舎は暗くなったらシーンと静まり返るのが常ですが、今の時期の家山は書入れ時なので暗くなってからも活動しています。


灯籠が並んでいます。


家山川沿いの桜並木を眺めに行くことにします。露天は流石にもう閉めていましたね。


夜桜のライトアップの写真は、光源に色が左右されてしまうので青白っぽい桜になりにけり。写真撮影にはあまりなぁ・・・という。まあそこは撮影と編集の腕の見せ所なんでしょうけども、弊ブログにはそうゆう需要は無いと踏んでいるので特に何もしないで撮影して記事に載せています。


列車の定員は150名でしたので、それが夜の家山に放たれたことになります。結構散り散りになったのか、混んでいると形容するには程遠いです。これだと心静かに花見ができるので良いですね。


大した写真は撮れないなぁ。


月が見えていたのはよかったです。春ですねー。


手前の雲を照らすのが良いのだ。


乗車時にもらった食べ物の引換券を近くの飲食店で使っているとなんだかんだですぐに20時になりましたので、家山駅に戻ります。列車はいつの間にか1番線に移っていました。


帰りはC10は後ろ向きなので前照灯を点けている必要はないんですが、これは撮影者向けのサービスでしょう。あるいは尾灯代わりなのかもしれません。


夜間の運転台もかっこいい。


ローカル駅です。良いです。


帰りは20:14家山発で、20:44新金谷着でした。お手軽ナイトトレインという趣で面白い企画でした。この時期は寒くないしね。

これにて今日の行程は終了です。実はずっといたインプとその軍団はその後私を置いて帰ってしまったので、私は東海道線に乗って帰りましたとさ。

おしまい