日本の心・さいき

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くだらない語学学習(その8-1、パンジャービー語)

2010-01-19 09:23:58 | Weblog
 パンジャービー語とヒンディー語とベンガル語、書き順が同じになっていない。(ベンガル語だと、初めに横棒のシローレーカーを書くことになるが)
 行の順であるが、日本語だと、カ行→サ行→タ行→ナ行→ハ行となっているが、これが、パンジャービー語とヒンディー語とベンガル語とシンハラ語では、サ行がチャ行に、タ行がそり舌のタ行と普通のタ行に、ナ行がなくて、ハ行がパ行なっている。日本語の方が、変化して行ったと思われる。タミル語だと、2行目のチャ行が、チャ[c]行とサ[s]行の両方になっているが。
 タミル語には、有気音と無気音の区別はない。パンジャービー語にも、声調がある。
*[t][d]との下に[.]がつてるのは、(中国語やベトナム語にもある)そり舌。

*飛行機の中で、たまたまパキスタン人と会った。こちらから、「アッサラームアライクム」と言ったら、びっくりした感じの顔になって、ニッコリしてくれた。その後(英語ばかりで)、ウルデゥー語では「ありがとう」を「シュクリヤ」と言うと教わった。*ポーランド人との会話で(日本語)、ありがとうの意味の「ジェンクイエン」を言ったら、このポーランド人、とてもとても驚いて、喜ばれた。で、何でその言葉を知っているのかと何度も尋ねられた。*たった一言の現地の言葉でも、とても大きな意味を持つこと、確かにあります。


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くだらない語学学習(その8、パンジャービ-語)

2010-01-19 09:08:52 | Weblog
 パキスタン(Pakistan)の名前は、パンジャーブ(Punjab)とアフガン(Afghan)とカシミール(Kashmir)とシンド(Sindh)とパルチスタン(Baluchstan)から出来ている。パキスタンと言えば、ウルデゥー語と思われがちだが、実際に話されているのは(国民の7割近くが)パンジャービー語で、ウルデゥー語は、国民の1割にも満たない。
 このことは、例えば、中国では、普段はその土地の方言が話され、北京語ではないのと似ている。北京語は、離れた中国人同士が共通の言葉として話す言葉になっている。インドネシアでも、ジャワ島では、スンダ語やジャワ語が話され、バリ島では、バリ語が話されているが、ジャワ島の人とバリ島の人が話す時には、インドネシア語となっている。スワヒリ語にしても同じ感じだ。
 パキスタンの中央に位置するパンジャーブ、そのパンジャーブの名前は、パンチ(5)のアープ(川)から来ている。
 パンジャービー語は、パキスタンのパンジャーブ州だけでなく、インドのパンジャーブ州はもちろん、インドのウッタル・プラデーシュ州でも話される言語。グル(師)が口(ムク)から出た言葉との意味で、グルムキー文字を使う。同じパンジャービー語を、インドでは、グルムキー文字を、パキスタンでは、ウルデゥー文字を使うことになる。
 パンジャービー語では、有名な7行5列の35文字の表があり、そのまま覚えるしかない。初めの3文字が母音に関するものである。縦4列目では、例外的な感じで、2通りの読み方があるのがある。ヒンディー語やベンガル語やシンハラ語だと、これが1通りの読み方で、有声音の有気音になっているのだが。


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