RunRunTako

takoのラン日記

その日が来るまで

2019年12月27日 14時43分29秒 | ランニング
わたしがブログを書くようになったのは、
1回めの阿蘇カルデラスーパーマラソンの完走の2004年あたりでした。
それまでは、Yahooの掲示板に完走記も書いていました。
そのころブログというものがぼちぼち出てきていて、
長い完走記を掲示板に書くのに気が引けていたので
ブログを書くようになりました。
多くのラン仲間もブログを書いていて、
見て回るのはたいへんでした。
でも、ブログは言わば自分の家みたいなもので、
思いの丈を書きたいだけ書けるので、
じっくり走友の思いを知るのによかったし、
ブログ内でコメントを書きあって意見の交換も
腰を据えてできたので、
それはそれでよかったです。

ブログはブログでブログ仲間というものができ、
侍さん(U木さん)もその一人で、
それ以来十数年のおつきあいになります。

だから、わたしにとってブログは、
ランニングのありとあらゆることを書くことができて、
且つ、ラン仲間と心いくまで意見交換ができる
コミュニケーションツールでした。

加えて、近年はSNSが広がってきて、
気軽な情報発信として、わたしも活用しているんですが、
所詮、SNS繋がりというのは浅い縁なので、
そういう人たちにいまのこの深刻な状況を言うのははばかられ、
Facebookなどでは書いていません。

その点、ブログは自分の家という意識があります。
Facebookはコミュニティホールみたいなものだと思っています。
公民館なんかで自分の私的な事情なんか言わないですよね。
でも、我が家ではなにを言おうとかまわないと思うので
この故障のことも書いてきました。

でも、
さらにここ最近は、とても悲惨な状態になってしまい、
まともに自分の思いをここにさらけ出してしまったら、
そーとー悲壮なブログになってしまうので、
できるだけ軽い感じになるように気をつけて記事を書くようにしていました。

さらに、練習記録をずっと書いてきたJogNoteが
3月でなくなるということで、
きのうも書きましたが、ここに忘備録として
練習記録や故障の状態を書いてきたいと思っていました。

でも、
いつもコメントをくださるとしさんが、
ここ最近、ご自身の手術やお身内の不幸が重なってたいへんなときに
コメントをくださるのを見て、
とても申し訳なく思いました。

それと、先にも書きましたが、
わたしにとってブログは、ここに来てくれる人との
コミュニケーションの場だと思ってきました。
でも、としさん以外にコメントがいただけなくて、
それって、まるで家の外にだれか来て中を覗いているのは
アクセス数でわかるのだけど、
ただ無表情になにも言わずにだまって覗かれている状態であって、
たとえば、なにも応援もせず、旗も振らずに、
無表情でただ沿道に人が立っているだけのマラソンを走っているのと同じ感じです。

それは、あとで「ブログ見てるよ」と言われれば嬉しいけど、
いま、この苦しいときになんの応援も貰えずにあえいでいる状況とかわらないわけで、
そんな状況に身を置く意味があるのかな?
と思うようになりました。

忘備録としてブログを書こうと思っていましたが、
ブログを書くのってかなり負担がある作業です。

わたしががんばっているのを見て
元気をもらってると言われるのはありがたいことなんだけど、
わたしは、ほんとうに苦しい状況にいます。
辛くて辛くて辛くて、じつはしょっちゅう泣いています。
あんたよりもたいへんな人がいるんだとか、
もっと不幸な人はいるとか思われるでしょうが、
そんなの関係なく、わたしは苦しいんです。
まともに歩けないのがどんなに辛いかわかりますか!
足を前に出そうとしたら硬直して
へんなかっこうで立ち止まっているときの
わたしの気持ちがわかりますか!
12年以上、まともに走れない人間の気持ちが
どんなものなのかわかりますか!
どんなに不幸な人がほかにいようと、
他人から見てどんなに小さな悩みだろうと
わたしは苦しいんです。

わたしはなんのためにこのブログを書いているんだろう。
もう、人のためにブログを書けるほど
気持ちに余裕はありません。

また走れるようになるまで
ブログはお休みします。
みなさん、がんばってください。
わたしもずっとがんばり続けます。
あした、ひょっこり「走れるようになりました」
なんて言ってブログを再開できることを
心の片隅で願いながら、
その日が来るまでさようなら。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (たにざき)
2019-12-27 22:27:34
たこさん、こんばんは。
私がランニングを始めたのは5年前です。
そして初ウルトラを走ったのが2015年の阿蘇カルデラスーパーマラソンでした。
その前年にフルマラソンを初完走できたことをいいことに、調子にのって100㎞ウルトラに挑戦しました。
結果は膝の痛みから84㎞関門でタイムオーバー、DNFとなりました。
そのことが悔しくて、もっとウルトラのことを知りたい、走れるようになりたいと思い、ネットで皆さんのブログを検索するようになりました。
夏でも走ることができる大会がないのか探していたところ、駄マラ(ジョグトリップ)を見つけました。
各大会の参加者完走記の中で「RunRunTako」の記事を見つけ興味深く読ませて頂きました。
また、inanekoさんの記事にもとても興味を持ちました。
そして2017年5月、初めてジョグトリップ(的山大島)に参加しました。
inanekoさんが着てこられた‟てくてく”のTシャツにあぁこれがネット上ではなく本人であり、本物のTシャツなんだと感銘を受けました。
私はその年(2017年4月)に転職し、熊本から福岡香椎駅前へ職場が変わりました。
たこさんのブログを読んでいるうちに、たぶん、たこさんもこの近くに居いるんだなぁ、参道に行ったら会えるかなぁ等と思いながら香椎参道を歩いていました。
今は仕事合間のウォーキングがてら週3回ほどですが、参道を通りながら坂道下のコーヒー屋さんのかぐわしい香りや、参道から激坂道を見上げています。
たこさんとお知りあえになれたことは私のランニング人生において大きなプラスとなりました。
特に昨年、橘夏の練習会で寒い雨の中、一緒にゴールできたことは一生忘れることができません。もし私一人だったら途中で止めていたでしょう。たこさんが一緒だったからゴールできました。
たこさんの苦しみはきっとたこさん本人しか分からないと思います。
良いことも悪いこともこのブログで述べていただいたことは尊いと感じます。なかなか自分の弱点は打ち明けられないですから。
「あした、ひょっこり」を楽しみにしています。
偉そうにすみません。
頑張りましょうお互いに





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Unknown (とし)
2019-12-28 07:22:04
ぼくにとって、走れない時にも心の支えになってくれているのがブログです。
コメントを貰えると「走るのを諦めないぞ」と思えます。
なので、ぼくがたこさんのブログにコメントするのは当たり前の事であり、恩返しでもあります。
それに好き勝手にやっていることなので、申し訳なく思う必要などありませんよ。
それと、コメントはなくとも、たこさんのブログを読んで勇気を貰えている人が必ずいるはずです。
ただ… コメント貰えないとやはり寂しいですよね。

昨日の記事のRE.コメを読んで再確認しましたが、今の状態の原因はやはり心の問題ですよね。
ブログが辛いなら、少し休養も必要なのかも知れませんね。
でも、早く戻って来て下さいね。
返信する
Unknown (たこ)
2019-12-28 18:07:24
>たにざきさん
たにざきさんは、まだ5年なのですね。
短い期間に共通の思い出がたくさん作れましたね。
ブログは休んでも、リアルでお会いする機会はあると思いますが、
また走れるようになったら、新しい思い出を一緒に作って行きましょうね。
そのときは、よろしくお願いします。

>としさん
私の場合は、ブログはやっぱりあまりコメントをもらえなかったので、あまり支えにはならなかったです。たくさんコメントをもらって励ましてもらえてるとしさんがうらやましかったです。
いまは、走れる人のブログやSNSの記事を見るのも辛くて、
とりあえずブログはお休みすることにしました。
ブログはお休みしても、練習は続けていきます。
はやく戻ってこれるようにがんばります。
ありがとうございます。
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