RunRunTako

takoのラン日記

長崎街道/岩松〜長崎

2017年05月22日 10時11分40秒 | 街道巡り
きのうは予定通り長崎街道の岩松〜長崎を歩いてきました。
岩松に列車を乗り継ぐのに、諫早駅で1時間近く時間があったので
長崎街道の多良海道と柄崎街道の合流点に行ってみました。
本明川にある飛び石。
この先は多良海道に続いてます。

さて、時間になり岩松行きの列車に乗り、
いざスタート地点へ!

あいあいさんとキタさんという心強い仲間を得て
意気揚々と9時過ぎに大村線岩松駅をスタートしました。

まずは最初の峠越え、鈴田峠に向います。

だいぶのぼってきたところ。
人家がなくなってきたあたり。

山道に突入です。
石畳が残ってます。

三方塚跡

峠のピークあたり
弁慶の足形石
先はまたしても草ぼーぼー

大渡野番所跡
こういう遺構が残っているのはたいへんめずらしいです。
多くは跡を示す標柱が立ってるだけだったり、
なにもなかったりします。

里に下りてきてしばらく町中を進むと
石茶屋跡があります。

諫早の町をぬけると、
また峠越えに向います。


島原街道との追分

軽い山越えは数えきれないほど。

ここは地図にはないんですが
道は残ってました。
赤松坂


下って少し平地を進み、また山へ。

椎の木坂越えです。
急なのぼりの起点にある井戸

基本コンクリ打ちの道ですが

昔のままの道が少し残ってます。
ここも地図にありません。

石畳の旧道をのぼりきるとある郡境石

大村湾が見えます。


矢上の町へ下りて行きます。


軽くのぼると
領境石
このあたりは佐賀領に隣接していて「従是北佐嘉領」とあります。

そして日見へ。

日見からいよいよ日見峠越えです。

市街地内ですでに急坂になります。
急激な坂をえっちらおっちらのぼって
昭和の日見越えのトンネルに到着

さらにのぼって

橘湾岸55キロ部門の芒塚CP地点

ここからさらに上に
明治期に峠のピーク近くを切り通し明治新道ができましたが
この脇に江戸時代の街道があります。

さらにのぼって
日見峠関所あとに到着しました。
ついに天領長崎入りです( ̄▽ ̄)

そこから急坂をくだり
本河内におり、

蛍茶屋の町へ

蛍茶屋へと向う橋

そして、シーボルト通りを通り、大工町を通り、
ゴールの県庁前へ!
到着!
小倉を起点に長崎まで、
長崎街道全制覇です( ̄▽ ̄)

あとは、松原〜岩松間は電車で通ったので
ここを今度の土曜日に歩く予定です。
それで全行程自分の足で完踏達成です。

打ち上げにキタさんが金龍ちゃんぽんとビールを
ごちそうしてくれました。

それにしても、あらためて長崎県人は健脚だと思いました。
長崎県内に入ってからは難所だらけ( ̄◆ ̄;)
しかも、あんまり平らなところがない。
特に、今回の区間は平らなところってあったっけ?
と思い出せないくらいアップダウンだらけでした。

特に天領長崎入り直前の日見峠は、ほんとうにすごいです。
このラストダンジョンは、長崎街道一の難所だと思います。
冷水峠もすごいけど、日見峠はダントツの厳しさでした。
昔の旅は修行だと思いました( ̄Д ̄;

それと、今回の鈴田峠や赤松坂、椎の木坂など、
やっぱりひとりで来ていたら通過を断念していたと思います。
それに、キタさんの地図読みが正確で
ぜんぜんコースロストなく行くことができました。
また、あいあいさんのおおらかな雰囲気で
終始なごやかで楽しい道中になりました。

おふたりともありがとうございました!

距離34km 10時間

故障の具合は、悪化はないものの、
まだアキレス腱は固いです。
テーピングをして行ったのでひびかずにすみましたが
走ると少しひびきました。
動きについては、右足にうまく重心が移動できないんですが、
日見峠の急坂をのぼってる途中で
少し動かせるようになって
福岡に帰ってきてうちの近所の坂で
うまく歩けるようになってました。
て、遅いのよ!
長崎で会得しろよ!
まあ、でもいい傾向が現れてよかったです。
完治目指してがんばります。