私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

姫路城 西小天守 特別公開

2024-02-06 15:04:12 | 歴史探索

  2月 6日(火)   天気:晴れ ときどき 曇り   室温:15.4℃

 きょうは、特別公開されている 姫路城の西小天守を見に行きました。 入手したチラシには 姫路城世界遺産

登録30周年を記念し、非公開エリアである 西小天守を初公開します。 西小天守へ至るルートとして、イの渡櫓、

から (東小天守)、ロの渡櫓、(乾小天守)、ハの渡櫓を通って 西小天守に至り、西小天守から ニの渡櫓越しに

大天守への扉が見えるところまで、5つの非公開エリアも あわせて 特別公開されます。 姫路城の連立式天守構

造を体感していただけます。 美しいだけではない、防御拠点としての姫路城の姿を ぜひこの機会に ご覧ください

  

 これまでの姫路城の特別公開は、

・2021年2月の 「ぬの門・リの二渡櫓 特別公開」 は、 こちら

・2022年3月の 「千姫・忠刻復元着物 特別展示」 は、 こちら

・2022年3月の 「トの渡櫓・搦め手周辺 春の特別公開」は、 こちら

・2022年7月の 「姫路城 特別公開」(プレ兵庫デスティネーション キャンペは、 こちら

・2023年2月の 「菱の門・2階櫓部 特別公開」 は、 こちら

・2023年4月の 「千姫・忠刻 復元着物 特別展示」 は、 見に行きませんでした。

・2023年8月の 「姫路城夏野特別公開」(6棟同時公開・折廻り櫓) は、 こちら

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・西小天守の機能:西小天守は、大天守の西に並び建ち、連立式天守といわれる特徴的な櫓群の一角を占めている。

 姫路城の連立式天守の櫓群は 天守曲輪を構成しており、籠城を想定したエリアとなっている。 天守曲輪の内部へ

 は、大天守の西側から アプローチするのが 唯一のルートで、そのルート上には 水の三門が 配置されている。 

 西小天守は そのルートと 2つの城門を見下ろすことのできる場所に建っている。

 さらに、西小天守と大天守との間には 水の五門を配置し、門の上には ニの渡櫓を設けて 櫓門とする。 水の五門

 から 内側が 天守曲輪になるので、水の五門に連続させて 水の六門を 西小天守地下に配置して 枡形空間を設けるこ

 とで、天守曲輪内部へは 容易に入れないようにしている。 西小天守は 水の各門と連動して 天守曲輪を防御するた

 めの最終防御施設となる櫓である。  今回公開されるルートは、大天守2階の東側から イの渡櫓ー東小天守2階

ーロの渡櫓ー乾小天守2階ーハの渡櫓ー西小天守で、ハの渡櫓から 下へ降ります。 東・乾小天守は、2階廊下を 通

り抜けるだけで、3階へは上がれません。 西小天守の東側から ニの渡櫓・大天守への階段を 覗くことができます。

・西小天守の構造:西小天守は、望楼式の三重櫓で、内部は 地上3階、地下2階となっている。 地下2階は 水の

 六門と大天守入り口への通路となっている。 その通路の頭上には 地下1階が 設けられている。 地下1階は 水の

 六門の上に乗った櫓と みなすことができるので、地下1階は 水の五門から 水の六門への通路を監視することが 目的

 で 設けられたのであろう。 水の五門と 水の六門の2門で 構成される枡形に対して 至近距離から 狙い撃ちが可能

 である。 西小天守の三重目には 南面に 火灯窓がついている。 乾小天守にも 火灯窓が付いているが、西小天守の

 火灯窓には 縦格子が入っている。また、三重目の外壁には 瓦片が塗り込まれていた。 床板と根太を切り取って、

 あとから階段が 設置されたとみられる。 築城当初は 「ひつじさるやぐら」(墨書きより)と呼ばれていた。

 ハの渡櫓から 開いている大扉を抜け、西小天守へ入ります。 3階から 火灯窓を内部から 確認できます。 狭い扉

から ニの渡櫓(入ることは不可)の奥に 5、6段の階段が見え、その階段から 大天守へ行くことができるようです。

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