私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ヒカゲツツジ at 毘沙門山

2010-04-29 14:13:59 | 日記
 4月29日(木)  天気:晴れ 風強し

 先週登った丹波の毘沙門山のヒカゲツツジが このブログの文字数制限に引っかかり 載せるこ
とが出来ませんでした。 残りの写真を ここに 載せます。 以前 向山へ ヒカゲツツジを見に行っ
たことがあり それ以来 ヒカゲツツジに魅せられ 2007年 峠山へ行ったときは とき既に遅く
去年は 八ヶ尾山ヘ行き 今年の毘沙門山で 私のヒカゲツツジを巡る旅も 終りを迎えました。



 と、ところが 『兵庫丹波の山』(下)を見ると 毘沙門山の北に見える太平山~西山の稜線にも
ヒカゲツツジがあるようで さらにいろいろな情報を寄せ集めると 五大山~五台山や鋸山にもある
ようです。 参ったなァ・・・。 もう 満腹で 食傷気味・・・。



 毘沙門山から東の雨石山、595mPへ。 595mPから降りた峠から小倉へ降り 宮代へ戻ると
こんもりとした285mPは 満開のミツバツツジに覆われていました。



 自転車で 景色や咲いている花を見ながら 小原の自然公園に戻りました。





 
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毘沙門山 びしゃもんやま 630m

2010-04-24 17:07:18 | 山歩き
 4月24日(土) 天気:曇り ときどき 晴れ  地図:村雲(東部)

 きょうは 久し振りに 丹波の山へ行きました。 ヒカゲツツジを見に 毘沙門山~雨石山へ。 たぬき
さんの掲示板に ヒカゲツツジの写真が貼ってあり そろそろ見頃かなと思いましたが ゆったりさんの
掲示板では MOさんが鋸山へ行かれ まだ蕾が多く 三分咲きとあり 心配しましたが 満開のヒカゲ
ツツジを見ることが出来ました。 滝もあり ミツバツツジもあり 岩場のスリルとサスペンスもあり 展望
も良好で サイクリングもあり 変化満載の山歩きでした。 一時雨の降りそうな曇り空になりましたが
ヒガゲは 日陰が似合うと思えば・・。 丹波へ行くのに たぬきさんに お断りしなかったため 篠山へ入
ると 薄日が射しているのに 雨が・・。 これって 「たぬきの嫁入り」?
 やまあそさんの 2007.4.21のレポを 参考にしました。

 下の図が 本日の概略・推定ルートです。 GPS軌跡ではないので 絶対に 信頼しないでください。
まず 宮代に自転車をデポし 車で小原へ行き 墓地前に駐車。 林道を進み 一の滝・二ノ滝を見て
鳥居を潜って山へ取り付き 分岐を右へ行き 毘沙門洞窟へ。 分岐から展望岩?へ登り 尾根を北へ
登り 鉄塔(甲64) 乙64を経て ヒカゲツツジを見ながら毘沙門山へ。 雨石山から境界尾根をたどり
東の595m標高点Pへ。 Pから急斜面を南東へ降りて 小野峠へ。 峠から南西へ破線の道(林道)を
小倉へ降りて 宮代に戻り 自転車で 小原の車へ戻ります。


 7:06 出発。 姫路バイパスから播但連絡道に回り 7:49 福崎ICで 中国道に入り 8:01 滝
野社ICを降ります。 ここまで 58.7km 播但連絡道400円 中国道20.9km 350円。
左へ左へ曲がり 国道372号線に入ると あとは一本道。 デカンショ街道を ひた走ります。 滝野社
ICから 43.7km走り 8:53 小野新の交差点で左折して 国道173号線に入り 6.8km 福井
の信号で右折。 東へ2.2km走り 宮代の285mピークの北に 自転車をデポします。 国道に戻り
少し北へ走り 行き過ぎて 引き返し 細い道を東へ200mほど入り 霊園墓地の横のスペースに駐
車。 ここまで 115.7km 2時間15分ほどかかりました。 車で もっと先へ行けそうですが 帰り
のことを考えて・・。


 9:25 スタート。 直ぐ先に 小原自然公園案内マップがあり やまあそレポを見ているので 必要
ないのですが 一応 確認して 林道を進みます。 車も通れる緩い登りを 10分ほど歩くと 左に鳥居
があり 右奥が一の滝。 手前に 小さい祠が三つあります。 滝の落差は 5mほどでしょうか? 細い
巡視路を上がると二の滝。 こちらの方が 落差があります。


 林道に戻り 9:55 毘沙門天の鳥居を潜り 山へ入ります。 やや荒れた岩の露出する 登山道
です。 ジグザグに登り 10:07 分岐に出ました。 道標はありませんが 右に細い道があります。
滑りそうな岩を乗り越え 石段を上がり 5分ほどで 大岩の毘沙門洞窟へ登りました。



 洞窟の中は 真っ暗で 動物の鳴き声のような不気味な音がしますし 水滴がぽたぽた落ちてき
ます。 ストロボをたいて 写真を撮りましたが 何も写っていません・・。 中から外を見ると 伊勢山
の神座の窟と感じが似ています。 洞窟の前に左へ踏み跡があります。 これを登ると尾根に出ら
れる? 分岐に戻り 真直ぐ登ると 直ぐ上が展望台? 尾根の先端のようなところに 手摺のよう
な鎖があります。 が 肝心の展望は 木の枝を透かして わずかに 南?が見える程度。



 ここからの登りは 急で 岩が露出し 道があるのか ないのか分かりません。 歩けるところを適当
に登ります。 ところどころに 木に赤テープがあったかも・・。 ピークに登ったと思えたところが 南
尾根の先端? ここからは 左に木を透かして 西の八ヶ尾山を見ながら歩きます。 上の尾根に上が
りましたが 西の540mPには 寄らず 右へ登ります。 



 展望のない尾根ですが わずかに 南東方向が見えるところがあり 奥に吊尾根の山が見えますが・・。
鉄塔が近くなると ヒカゲツツジが現れました。 人里離れた険しい岩山の 日陰にひっそりと咲く この花
が 私は好きです。 私の人生を花で表すとしたら きっとこの花でしょう。 透き通るような清楚な淡いクリ
ーム色の気品ある姿は 言葉で言い表すことが出来ません。 花を見ると脚が進まず なかなか 鉄塔へ
たどり着けません。 ヒカゲツツジの写真を多く入れると ページが書けなくなるので 大部分は 割愛。



 11:10 鉄塔甲64。 ここへ来ると大展望です。 鉄塔の上から西に八ヶ尾山。 南へも雄大
な景色が広がります。 この辺りの土地鑑がないので 分かる山がないのが 残念ですが・・。
右下の写真の大平山は 太平山(たいらさん)の間違いでした。 訂正します。 『兵庫丹波の山』
(下)を見て 気付きました。 



 地図を見ても分かりますが この山域は 岩だらけです。 尾根に 岩の印はありませんが 岩尾根で
す。 ヒカゲを見ながら 11:25 鉄塔乙64に登りました。 ここも 南が大展望です。 細い低木が刈
り取られ 切株が露出しています。 転ばないよう・・。 前方に毘沙門山が見えています。
尾根に出ると 北から強い風が吹いてきて 寒いくらいです。



 鉄塔乙64から毘沙門山にかけて ヒカゲツツジが 群生しています。 この尾根は 岩尾根で 歩いて
いると 小金ヶ嶽への登りを思い出します。 写真を撮っていると ハイカーが降りてきました。 70歳
くらいでしょうか? 口ヒゲもあごヒゲも頭も かなり白い。 案内図の前に停めたそうで もう1台の人は
縦走したらしい。 この人もヒカゲを見に来たそうで 雨石山から引き返してきたとのこと。 言葉を交わ
して 擦れ違いました。


 11:47 毘沙門山に登りました。 岩の露出する狭い頂で 山頂札があります。 西に鉄塔 八ヶ尾
山が見えます。 少し離れたところから 鉄塔を見ると 面白い形をしています。 鉄塔は 上部で二股に
分かれています。 山の上で このような複雑な構造物を造るのは 大変でしょう。
ツツジのトンネルを潜って 東へ降ります。


 東へ降りていると いつの間にか ヒカゲツツジはなくなり のんびり歩けるようになりました。 一瞬
前方に 雨石山と櫃ヶ嶽が並んで見える所がありました。 景色が見えたのは ここだけです。
岩場を越え 急な下りを 鞍部へ降りると 疎らな雑木の広い尾根になり 良い雰囲気です。 左は 桧
の植林で 右は 明るい雑木林で ピンクのミツバツツジも見られます。 12:10 雨石山に登りました。
広い落葉の平坦な尾根で 山頂札あり 雨石山と分かりました。
 きょう歩く府県境界尾根は 東端の櫃ヶ嶽まで行かないと 三角点がありません。 このような特徴の
ない尾根歩きでは 三角点は 自分の位置を知るいい目印になるのですが・・。 標高点は 何の役にも
立たないし・・・。


 そうそう 知らず知らずのうちに 先週、今週と兵庫県の分水嶺を歩いていたのです。
栗のイガを踏みながら 赤い境界杭をたどりながら歩き 595m標高点に登りました。 何の印も
ありませんが 多分 ここが 595mPでしょう。 12:33 岩の上に腰を下ろし 昼食にしました。
12:50 重い腰を上げ リスタート。 ここからは 道のない広い尾根の急下りです。 太陽は見え
ないので 方向に注意しないと・・。 幸い やまあそさんが 適切なアドバイス ”南東に見える
546
mPを目指して降りれば いい”と・・・。


 所々にテープもあり 木を掴んで 急坂を滑り降り 13:11 鞍部に降りました。 何の道標もあり
ませんが ここが小野峠? ありましたァ みちしるべ 「←小野 小倉→」が。 櫃ヶ嶽は諦め 右の
小倉へ降りることにしました。 暗い杉林で 小枝が散乱し 道は? 小枝を踏んで降りると 道が現わ
れ チョロチョロ流れていた水が ざわざわと流れ始め いつの間にか 道も広くなり 車も通れる林道
になり 新緑のいい雰囲気の道になりました。 横の沢に 砂防ダムを見ながら歩き 小倉が近くなると
松茸山入山禁止の札が・・。



 開けた平地に出て 地図にない農道を南へ歩きます。 この辺りでは 田植えが 始まったようで 田
んぼには 水が張ってあります。 道脇に咲いているヒメオドリコソウを見ながら 宮代へ戻りました。
きょう歩いたルートには 三角点がありません。 横の尾根には 四等三角点:黒谷があるのですが 登
る元気もありません。 13:55 自転車に戻りました。 折角なので 目の前の285mPに登りましょう。
自転車にリュックを置いて 登りましたが この登りのしんどいこと・・。 なんとか 燃えるようなピンクに
染まる285mPに登りました。 満開のミツバツツジに囲まれた小ピークには 小さい祠と東屋と焚き
火跡があります。
14:13 ロシナンテに跨り 車に戻ります。 国道までは 緩い下りで 楽チンです。



小倉の南から見える稜線は 雨石山~毘沙門山? 毘沙門山は 平らな頂です。 国道手前の中辺り
では 川沿いの桜が満開でした。 国道に出ると ゆるーい登りです。 6段変速を 3速に落としても しん
どい・・。 左に八ヶ尾山 右に毘沙門山の稜線を見ながら ゆっくり ペタルを踏み 毘沙門橋を渡り
最後は 自転車を押して 14:37 車に戻りました。 
きょうの行程は 9:25~14:37で 5時間10分でした。 きょうはミスなく 楽しく歩くことが出来ました。
櫃ヶ嶽へ行くことは 出来ませんでしたが あとで考えると 櫃ヶ嶽は 二等三角点だったのです。
兵庫県の一等三角点は 踏破したので 次の努力目標?は 二等三角点踏破ですが・・。
兵庫県には 二等三角点が 109も あるようです。


14:44 帰路につきます。 14:55 小野新で国道372号線に曲がり デカンショ街道をひた走り
15:45 滝野社ICから中国道に入り 播但連絡道、姫路バイパスを走り 16:31 家に帰ってきま
した。 帰りは 寄り道がないので 1時間45分でした。
本日の走行距離は 往路 宮代への寄り道を含め 115.7km 復路 110.6kmで 計226.3km。

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行者岳 ぎょうじゃだけ 786m

2010-04-18 17:01:54 | 山歩き
 4月18日(日)  天気:晴後曇り 濃いモヤ  地図:但馬新井

 きょうは やまあそさんからのお誘いで やまあそオフに参加させていただき 「ふるさと兵庫100
山」の22番 行者岳に登ってきました。 やまあそさんのことですから 普通のルートで登るはずが
ありません。 地図は 一応 コピーして持っていたのですが・・・。 やまあそさんが 諸般の事情に
鑑み また 軟弱者・初参加の私のことも考えて ショートカットのショートコースを選定していただき
楽しい山歩きをすることが出来ました。 初対面の人 5名を含め 総勢10名で 歩きました。
このメンバーに とうこさんが 参加されれば 華やかで 申し分ないのですが・・・。

 下の図が 本日の概略・推定ルートです。 しみけんさんや 山ちゃんのGPS軌跡を見ると 下山時
行者岳の南から破線の道を降りたと思っていましたが 実際は すこし南東へ下り 720mP辺りか
ら西方向へ折り返したようです。(赤破線) さらに破線の旧道の少し右を降りて 土砂崩れの先か
ら合流? 今回は 事前の準備が出来ず 皆さんの後ろを付いて歩いたので・・。
 鷲原寺をスタートし 山門前から沢沿いに谷を東へ進み 不動滝へ。 滝から左の尾根に取り付き
超急斜面をよじ登り 730mPで 尾根に出て 北へ向かい 尾根を辿って行者岳山頂へ。 その先
の展望岩周辺で 昼食。 下山は 山頂東の反射板へ立ち寄り 途中まで 歩いた尾根を戻り 破線
の道に合流し 岩屋観音へ。 沢沿いに石畳の参道を 山門へ下ります。



 集合時間は 9時で 1時間で行くとは思いましたが 少し早めの 7:19 出発。 7:41 姫路
バイパスから播但連絡道に入り 播但道をひた走り トンネルを2つ、3つ抜けて 8:10 間違えて
生野ランプを降りました。 播但道は 花田ICから 40.5km 700円。 国道312号線に出て
約5km北へ走り 上岩津で 右折して 国道を離れ 東へ1.8km 鷲原寺に 8:21 到着。
 きょうは 観音祭り?があるようで 既に 道路脇には 数台停めてあります。 時間も早いので
お寺にお参りし 枝垂れ桜を 観賞しました。 本堂の前には 立派な宝篋印塔があります。



 やまあそさんは きょう 御祭りだということを お忘れだったのか? お寺から 上の広場に駐車するよう
言われ 車を移動しました。 参加者が全員集合し 初対面の人に挨拶し 9:17 スタート。 林道を歩
きます。 9:29 駐車スペース・トイレのある山門前に到着。 川に沿って真直ぐ 東へ進みます。
今回は 参加された多くの人が レポを作成されると思いますので 私のページでは 拙い文章は でき
るだけ 少なく・・・。



 沢の右岸のやや荒れた道を歩きます。 沢の小さい滝を見ながら 左岸の細い道を進むと
最初の難関。 岩の上に丸太が渡してあり 濡れて滑りそう。 慎重に通過。 どこで 沢を
渡ったのか 沢の右を歩いたり 左を歩いたり・・。 右上にも 古い道があるそうですが・・。



 9:50? 不動滝に出ました。 落差は 30mくらいあるのでしょうか? 上はよく見えませんし 私の
カメラでは 収まりません。 水量は やや少ないものの 迫力はあります。 左にも落差の低い滝があり
ます。 皆さんの写真撮影が終り ここで 谷を離れ 左の尾根に上がります。 なだらかな林を抜ける
と 急登が始まります。 当初 やまあそさんは この辺りから南を廻って 法道寺山側を廻る予定だっ
たそうですが・・。 やまあそさんが説明しても B型の人は 自分勝手で 誰も聞いていません・・。



 水平距離350mで 等高線19本。 平均斜度30度近い登りで これが第二の難関。 掴む木
もないし ゆっくり登るしかありません。 ベテランのOAPさん、TQFさん、MXFさんは さっさと登
られたようですが 私は わーさんのフィットネスグラブ友達の女性のKMさんにも 置いて行かれ・・・。
彼女は ハイキングクラブで ときどき 山歩きをされるそうで スマートですが 元気です。
上で チョコを頂きました。

 尾根を真直ぐ東へ登り 730mP辺りへ登ったと思います。 ここは分水嶺? 降った雨が 西へ
流れると 観音川から円山川へ流れ 東は 銀山湖から市川へ流れる? 分水嶺は この稜線を
南へ延びて 法道寺山から 釜床山・古城山を経て 生野峠にが降りる?
皆が揃ってから 北の鞍部へ降りて 休憩しました。 ここに 「県立自然公園・遊歩道」のふるーい
道標があり 下の方にある小さいアルミのプレートは 「日本の分水嶺」を歩いている有名な人が
ここへ来た証だそうです。


 ここからは アップダウンはあるものの 快適な?稜線散歩で 三々五々歩きます。 後方に 不動滝?
を見たり(見えない) 左前方に岩屋観音右上の岩壁を見たり 足元に咲くタチツボスミレを見たり 点々
と見える白いタムシバを眺めながら歩きます。 周りの見晴らしは 良くないので どこを歩いているのか
分かりませんが・・。 とにかく 遅れないよう付いて行かないと・・・。 最後尾を歩いていると やまあ
そさんが YSさんは?と声をかけ 私が独り遅れていないか 心配されていますし・・・。 



 11:18 769m標高点、北西方向に進路変える780mPを 11:33に通過し 尾根を進むと
右下に 多々良木ダムの水面が見えてきます。 雑木の枝が邪魔で なかなか写真が撮れません。
11:40 道標のある分岐を過ぎた少し先で 行者岳の山頂が見え 右肩に反射板が覗いていました。
 


 前回 ここへ来たのは 02年6月ですから 8年前で 記憶は定かではありませんが 当時とは
雰囲気が全然違うような・・。 当時は 森林浴コースだったような気がするのですが・・。 昔の登
山道の破線の道は分からず 通り過ぎ 皆の後を追い 11:55頃 行者岳に登頂しました。
まず 右の反射板の方へ行くと 北が開け大展望でした。 以前は フェンスの周囲を歩くことも出
来ませんでしたが・・。



 行者岳の山頂は 三角点も標高点もない頂で 山頂札がないと通り過ぎてしまうようなところです。
先に 北の展望岩に行くことになり 北へ降ります。 なだらかな尾根と思っていたのですが 意外と
急な下りでした。 ちょうど 12時頃 展望岩に。 岩の上から大展望ですが 生憎の春がすみで 遠
望は利きません。 下にダム湖 後方に青倉山 その右奥は 粟鹿山?


 右手の東方向には 三国岳から加美アルプス 右の尖った山は西雄岳? その右のなだらかな山は
マタニ山で 手前の山は もっつい山だそうです。 景色を堪能し 岩の近くに腰を降ろし 昼食です。
賑やかだった皆さんも 一瞬静かに・・。 昼食後 12:55 腰を上げ 山頂へ戻ります。
反射板の上から東が覗け 見える吊尾根の山は 千ヶ峰のようです。 反射板の下は 木が伐採され
絶好の展望所になっています。 北に なだらかな朝来山があり その左下には 兵庫のマチュピチュ?
と言われる竹田城跡も見えます。 竹田城跡に関しては しみけんさんのレポ(3月?)があります。



 ここからの下りは 『兵庫100山』にある破線の道を降りたと思っていましたが・・。 少し東へ降り
て 西へ折り返したようです。 林の急斜面を下り 旧登山道に合流したようです。 登山道も 前回よ
り すこし荒れたような気がしますが・・。
途中 土砂崩れで 登山道が寸断され 右斜面に迂回するところがあり ここが第三の難所でした。
近道をして 石垣をよじ登り 14:18 観音堂に出ました。 新しい神社に お参りして 岩にへばり
つくように建っている岩屋観音堂へ。 きょうは お堂の中へ入れるようです。 土足厳禁なので 上
には 上がりませんでしたが 上の洞窟に 石仏と磨崖仏が 安置されている? 岩から沁み出ている
清水をスプーンですくって 飲みましたが アルツに効くのでしょうか?


 何段あったのか分かりりませんが 急な階段を降りたところに 岩屋観音の由来があり 洞窟内には
十五体の石仏と磨崖仏一体が安置されている。 磨崖仏は 大日如来で その下に千手観世音菩薩を
中央にして・・・と書かれています。 これを見たかった・・・。 午前中だけ ご開帳? 階段の右に水場
があり 本に 御手洗水とありますが ひしゃくが置いてあったので 飲んでしまいましたが・・。



 観音堂を後にして 石畳の参道を下ります。 前回は この苔むした石畳が ツルツル滑ったのですが
苔はなくなり でこぼこに気をつければ 脇見しながら歩けます。 ヤマルリソウを撮ったのですが・・。
左の渓流を見ながら のんびり歩きます。 岩の上を きれいな水が流れています。 やまあそさんは
渓流で 水浴びしたかったようですが 女性もおられるので 遠慮された? 服のままでも 水浴びする
人ですが・・。
珍しい屋根付きの橋の辺りまで降りてくると 新緑のいい雰囲気の渓谷です。 橋を渡り 山門を潜り
林道に降りて 一休み。 道脇の小さい石仏を見ながら駐車場へ。 14:58 車に戻りました。
本日の行程は 9:17~14:58で 5時間40分でした。



 皆さんに挨拶して 15:05 帰路につきます。 帰りは 生野北第二ランプから播但道に入り 15:42
花田ICを通過し 姫路バイパスを走り 16:06 家に帰りました。
きょうは 楽しい山歩きが出来ました。 私に ちょうどいいコースでした。 やまあそさん みなさん あり
がとうございました。 OAPさん わーさん しみけんさんとは 2007年10月 トリガタワ以来の再会で
したが 2年半のブランクは 全く感じませんでした。 OAPさんも 私のことを覚えておられ 光栄でした。
本日の走行距離は 往路71.1km 復路70.2kmで 計141.4kmでした。
コメント (9)
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リフレッシュパーク一市川 380+m

2010-04-13 11:58:07 | 山歩き
 4月13日(火)  天気:雨のち曇り  地図:粟賀町

 ・・・・・・・ このページは 4月10日の この岳 からのつづきです ・・・・・・・・

 この岳から降りて 車に戻り 弁当を食べ 一息入れ 12:40 リスタート。 ”リフレッシュパ
ーク市川”は 西に 「かさがた学びの森」があり 東屋もあるようですが 案内図には 等高線が
描いてないので どこをどのように歩くのか 解りません。 東の「市川どんぐりの森」を歩くこと
にしました。


 間違えて 親水公園から 上の道路に上がって 北へ進んで・・。 引き返し 橋を渡り
コテージの東の遊歩道を 山桜を見ながら歩き 山へ入ります。 早速 丸太の階段です。



 公園として整備されて 少し日が経つのでしょうか 丸太の階段も朽ちて 崩れそうな所もあ
ります。 この岳の急登を登ったので 脚の疲れもあり 階段は辛い。 この頃には 日も陰り
やや暗くなったので 咲いているミツバツツジも 色が冴えませんし 山を撮っても暗いし・・。



 尾根を北東方向に登り 東向きに歩き始めると 木々を透かして周りの景色を見ることが出来ま
す。 右には さっき登った この岳の山頂尾根の三つ 見え 後には 小世山の頂が見え 左は笠形
山・南西尾根が見えますが 一番左のピークは 718m標高点峰でしょうか? ミツバツツジを見
ながら 歩き 13:20 380m+ピークに登りました。 ススキヤブの中に ベンチと机があります。
机の上から 展望良好。


 380mPからの下り道は シダもあり ヤブっぽくなっている所もあります。 私には丁度いい
ヤブですが・・。 13:29 下の道標のある鞍部へ降りました。 西へ降りる分岐になっていま
す。 まっすぐ南の370m峰に登ります。 この登りも シダが茂り 細い道を隠している所もあ
ります。 子どもが歩くと危ないかも・・。 すこし整備した方が いいですよ! 



 13:42 2階建ての展望舎のある370m標高点ピークに登りました。 高い木が茂り 360
度の大展望というわけには いきませんが 展望は良好。 南西方向のこの岳尾根の右端に
地図には ない尖った小ピークがあり さっき登ったときの感じも 納得できます。
TAJIさんのページにあった この岳山頂尾根から 東の西光寺山も ここから よく見えます。
白髪岳は 確認できませんが・・。



 北東方向には 笠形山がありますが ここからは 見えない? 見えるのは 笠ノ丸と手前の768
m峰でしょうか? 13:53 鞍部に戻り 左へ降り 杉の植林を下ります。 平成10年の間伐作業
のポールが 立っています。 林の中の道は いい道で 山歩きのときは こういう道を歩きたい。



 しかし 林を抜け 開けた所にでると 平成枯れススキのヤブ。 倒れたススキが道を覆っています。
下に H15年の めぐみの森づくり運動事業 植樹大会(どんぐりの森)の表示板がありますが・・・。 
林を抜け 公園に戻ってきました。 14:05 車に戻り 深呼吸。 後で 気付いたのですが ころころ
館の裏に 池があり もりあおがえるの池だったのですが・・。



 私は 山から降りて疲れているとき 温泉や風呂には 入りたくないのですが きょうは ころころ館
の”かさがた温泉・ころころの湯”に浸かってきました。 タオル付きで400円。 アルカリ性単純温
泉で かけ流しではなく循環式で 加熱しているそうです。 余り広くない浴室でしたが 私独りだけ
だったので 広すぎです。 低血圧、貧血気味なので のぼせると困るので さっと浸かるだけにし
ました。 疲れが出て 運転中 居眠りしても困るし。 50肩に 効くらしいが もう 60過ぎたし・・。

 14:42 帰路につきます。 来た道をそのまま帰り 13.2km走って 15:06 福崎北ランプか
ら 播但連絡道に入り 姫路バイパス経由で 15:39 家に帰りました。
本日の走行距離は 往路 51.7km 復路 51.1kmで 計 102.8kmでした。
また ガソリン代が 高くなってきました・・・。 近くのセルフで 132円。
コメント (8)
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この岳 このだけ 562.6m

2010-04-10 16:25:25 | 山歩き

 4月10日(土)  天気:曇り 時折陽射し   地図:生野(中央部)

 きょうは 市川町の北東部にある ”リフレッシュパーク市川”に 車を置き 西のこの岳に登りました。
この前 TAJIさんの 「兵庫の山めぐり」 を見ていると この岳に登ったレポ(2010.1.23)があり
山の名は 地元の人に確認した とありました。 リフレッシュパーク市川の南西にある 四等三角点:
河内 562.6mです。
一度 リフレッシュパーク市川を歩いてみたい と思っていたので TAJIさんが 登られた ころ岳と併
せて 歩いてみることにしました。 きょうは 思ったより 天気がよく 暑い一日でした。 山から降りて
どんぐりころころ館にある ”笠形温泉ころころの湯”に浸かり いいリフレッシュ?が 出来ました。

 下の図が 本日の概略ルートです。 リフレッシュパーク市川の ころころ館の前の第一駐車場に駐
車し 舗装路を約500m戻り 真弓谷口から破線の林道を北西に進み 林道終点の砂防ダムの横
から植林の林に入り 西の峠・鞍部へ登り 峠から南の急な尾根を登り 上の尾根に出て 細尾根を
たどり この岳に登ります。 登った道を忠実に降りて 公園に戻ります。
車で 昼食後 リスタートし 東尾根の380mPに登り さらに南の370m標高点ピークへ登り 鞍部
へ戻り リフレッシュパークに戻るルートです。



 7:49 出発。 姫路バイパスから 播但連絡道の廻り 8:16 福崎北ランプを降ります。 ここまで
38.5km 400円。 左折して 国道312号線に出て 北へ向かい 落合橋の手前で右折して 県道
34線に入り 6.8km走り 下牛尾で左折して 県道を離れ 集落の細い道を北へ3.8km行くと リ
フレッシュパーク市川に着きます。 8:41 第一駐車場に車を停める。 福崎北ランプから13.2km
家から 51.7kmでした。
 前のどんぐりころころ館に寄って パンフレットをもらいましたが 散策路は 漫画風に描かれていて
細かいことが解りません。 道路の西には かさがた学びの森、東には 市川どんぐりの森がある
ようです。


 8:57 スタート。 まず この岳へ登ります。 舗装路を南へ約500m下り 真弓谷口(バス停?)
から 地図にある破線の林道を登り返し 右上に砂防ダムが見えると 林道終点。 ここから やや
荒れた道を進み 林を抜けると 枯れススキの荒れたヤブ道になります。 この辺りには 花の終わ
りかけたミツマタが 群生しています。 ヤブツバキも 咲いています。



 足元には 淡い紫色のスミレも咲いています。 タチツボスミレ? スミレの花は 今年初めて見
ます。 枯れススキのヤブ道を歩いていると サメの歯のように鋭角的なトゲの付いた木があるの
で要注意です。 これを抜けて 杉林に入ると 小枝は散乱していますが 歩きやすい道になりま
す。


 左の谷側には 倒木が散乱していますが 登山道は 歩きやすい道です。 途中 道が右上に曲が
っていたようですが かまわず 歩けるところを適当に登ると 峠の少し下で 登山道と合流し 9:38
峠の鞍部に出ました。 西には はっきりとした道が降りていました。 南北方向の尾根も 歩くこと
は出来そうです。 南の尾根に取り付きます。 はっきりとした道は ありませんが 疎らな雑木で ど
こでも歩けます。 テープなどの印はないので 降りるときは 困りますが・・。



 この尾根は 急な登りです。 地図を見ると 水平距離360mの間に 等高線が19本もあり 計算
すると 平均斜度 30度近い急傾斜です。 おまけに 誰も歩かない地面は 崩れやすく ずるずる
滑るのです。 木を掴んで 慎重に一歩一歩登るしかありません。 休みついでに 後方を振り返る
と 北に丸い小世山706mの頂が見えるので 下山時には これが目印になります。 左下には リ
フレッシュパークの青い屋根が見えます。 後方の山は 笠形山の南尾根の笠ノ丸でしょうか?



 すこし傾斜が緩むと 現れる岩場は 右に左に迂回しながら登ります。 10:21 やっと上の
540m等高線・尾根に出ました。 地図では 南東方向に延びる細尾根ですが ここは 等高線に
は現れない小ピークで 周囲は急斜面で 特に東は絶壁です。 西には 道がありそうで 下山時
間違えないよう目印に枯枝を置いておきました。 ここから南西尾根に降ります。 10mほど降り
ると なだらかな尾根になりました。 極楽尾根とは言えませんが・・。 10:34 尾根先端の550
m小ピークに登ると ここは 岩の露出する小ピークで 東方向の展望が良い。



 TAJIさんのページには 四方八方の写真があり 見える全ての山が同定してありましたが 私には
分かる山がありません・・。 この小ピークから山頂への尾根は 岩の露出するやせ尾根で 左も右も
絶壁で 左も右も見晴らしが良い。 西寄り 奥に見える山並みは 七種三山のようです。 左の形の
いいのは そうびろ山。 北西の奥山575mの右奥には 夜鷹山、暁晴山、三辻山などが見えるらし
いが・・。 岩の露出する荒れた尾根を 少し登ると 三角点がありました。 四等三角点:河内は 疵
もなく きれいでした。 ここまで来る人もいない? 大柿プレートもないようです。



 ここは ピークではなく 尾根の途中。 雑木尾根を すこし南へ歩いてみましたが 下りになった
ところで 引き返しました。 南へは 道が続いているようでした。 三角点の横に腰を下ろし し
ばし休憩。 靴を脱いで 中に入ったゴミを掃除して 10:59 下山。 降りるとき もう一度
写真を 撮り直しました。 下右の写真は 南尾根の先端から撮ったのだったかも・・。



 北東方向には 笠形山と笠ノ丸が 仲良く並んでいます。 東には なだらかな山並があります
が 同定能力のある人なら 右から 西光寺山、白髪岳、高山、妙見山などの山々が さらに
三嶽、石金山、黒頭峰などの山が 確認できるようです。 地図、望遠鏡、ズームレンズ必携?



 右下に リフレッシュパーク市川 正面に小世山の頂を見ながら ミツバツツジやヤブツバキ
を撮りながら 滑らないよう転ばないよう 慎重に降りました。 不思議と 奇跡的?に どんぴし
ゃり 峠に降りることが出来ました。



 11:43 峠から降ります。 道なりに降りると いい道は 左に巻くようにして 右に曲がり
谷の道に降りました。 林道終点から のんびり 道端の花を撮りながら 車に戻りました。



 12:26 車に戻り 昼食。 峠からの急な登りに 少々疲れました。 弁当を食べながら
パンフレットを見て リフレッシュパークの東半分 「市川どんぐりの森」 を歩くことにしました。
下の左の淡紫色の小さい花は カキドオシ? 葉には 縁に鋸歯状のギザギザがあり 花は唇形
で 上唇が小さく 下唇は大きく 内側に紫色の斑点がある。 茎は 花が終わると倒れて つる状に
なり 垣根を通り越すように伸びる・・・。
 


  ・・・・・・・・・・・「リフレッシュパーク市川」へ つづく ・・・・・・・・・・・・

コメント
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