1月31日(水) 天気:曇り 室温:15.6℃
今回の山歩きは、2004.5.3に登った 多可町八千代区の観音山 387.2mです。 この観音山も
登る山では ないと思いますが、なぜか 山頂まで 遊歩道?があり、途中には 東屋(展望台?)もあります。
私も なぜ この山に登ったのか わかりませんが、「播磨 山の地名を歩き」という本に、”今、寺域を含め、観
音山一帯を 「八千代昔の森」と名付け、諸堂を周り、山頂に至る遊歩道が整備され・・・」と書かれています。
登山口となる 楊柳寺は 法道仙人の開基といわれる天台宗のお寺で、このころは まだ 私は お寺ドットコムで
はなかったはずですが・・。 本堂を見て、石段を上がり、奥の院を通って 山頂へ登ります。 まず 山に
登って、降りてから 楊柳寺に お参りします。
柳山 楊柳寺は、白雉年間(650年頃) インドから雲に乗ってやってきた 法道仙人の開基と言われています。
法道仙人は、1,2年間に 播磨を中心に 70以上のお寺を建立した といわれています。 前述の本に、法道仙
人が 観音菩薩像を刻んだという伝説があることから、この山が 「観音山」と呼ばれるようになったと書かれてい
ます。 また、楊柳寺の山号 「柳山」は、法道仙人が 光を放つ柳の大木を見つけ、その柳の木に 観音菩薩像を刻
んだという故事にちなんでいる・・ とあります。 私も かって 法道仙人開基のお寺を調べ、お寺巡りをして
いたことがあり、30寺以上を 訪ねたと思いますが、今は昔・・。
楊柳寺は、天台宗に属し 本山は 比叡山延暦寺。 本堂、仁王門は 国登録有形文化財。 木造十一面観音立像
などは 県指定の重要文化財。 2004年9月から 本堂の改修が始まり、2005年12月に 改修が終わり、新
しく甦りました。 この改修に 本堂の南にあった樹齢約270年の杉を 伐採しました。 自然林の中に散策路もあ
ります ということなので、私が訪れた2004年には、まだ 本堂の改修は 行われていません。
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