私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

赤十字山  せきじゅうじやま  407.98m

2010-06-27 13:12:10 | 山歩き
 6月27日(日)  天気:どん曇りで蒸し暑い   地図:三日月

 きのうは 朝から土砂降りで どこへも行けませんでした。 きょうも 朝から雨が降りそう・・。 雨は
降っていないので 雨が降ってもいい山へ行きましょう。 わーさんは 雨あめ降れふれ♪ もォっと降
れ♪と歌っていますが・・。
 きょうは 作用町の赤十字山へ行きました。 『播磨・山の地名を歩く』にある山ですが 本には 三
角点の東西南北を示す 石柱の十字から 赤十字山になったとありますが・・・。 山頂には きれいな
二等三角点がありました。 やまあそさんは M氏と 05/12 自転車で 東尾根の鉄塔めぐりをされて
いますが・・・。

 朝 起きて しばらく様子を見ていましたが 本降りには なりそうにないので 9:03 出発。 国道2号
線を西へ向かい 9:25 龍野西ICから山陽道に入りますが 最近 高速道のETCレーンが いつも故
障しています。 きょうも 龍野西ICのETCが 故障して 入れません。 仕方なく カードを取ります。
 山陽道に入ると すぐ左に反れて播磨道に廻ります。 播磨道は車が少なく 走りやすい。 昔は 県
道44号線を北上して 超急坂を登り 三濃山トンネルを抜けたものですが 超難所です。 9:38 終点
の播磨新宮で降りますが 料金所は 無人になっていて 現金を入れるようになっています。 お蔭で 休
日割引がなく 龍野西~播磨新宮間 15.7kmで 550円盗られました。 帰りは ETCで 300円。



 播磨科学公園都市のテクノ中央に出て 右折して 北へ。 この道も高速道のような道です。 北の国道
179号線への下りは これまた 超急な下り坂。 ドリフト走行の練習が出来る?道ですが 前にとろい車
がいると 最悪。 きょうは なせか 消防車が・・。 ブレーを踏みっぱなしで下りました。 国道に降りて
左折して 西へ走り 徳久の信号を 直進して 県道368号線へ。 この辺りから 南に赤十字山の山並が見
えますが さて山頂は・・・。 左の稜線には 鉄塔が並んでいます。 目の前の千種川は きのうの大雨
で 濁流が ごうごうと流れています。



 多賀橋を渡り 県道449号線を 南東へ2.4km行くと 道路脇に 人がいたので 道を尋ねると ちょうど
山への林道入口でした。 なんで こんな山へ?と笑われてしまいましたが・・。 10:11 扉を開けて・・。
 中央のポールが抜けません。 通り抜ける際 扉とフェンダーを擦ってしまいました。 山頂までの 2.1km
は 山頂の鉄塔のメンテのための作業道で コンクリートで舗装されていますが 急な登りです。 ずっと セ
コで登りました。 この林道は 見晴らしはよくありません。 見晴らしが良くても 今日の天気では 何も見
えないでしょう。 小鹿が車の前を横切りました。 途中 2度、3度 車から降りて 倒木や落石を片付けな
がら登り 10:30 山頂手前の林道分岐に 車を停めました。 家から 47.6km走りました。



 右の林道は 車止めで行けません。 左は まだ行けますが ここにスペースがあるので ここに停めて
歩きましょう。 北?へ200mほど歩くと 山頂です。 アンテナ鉄塔の横を通って 進むと 行き止まり。
 手前の高台に NHK播磨徳久テレビ中継放送所のアンテナがあります。 山道?を歩いて鉄塔に戻り
雨に濡れた雑木を潜って 南ピークへ。


 雑木のトンネルを進むと 狭い平坦地に三角点がありました。 本の写真と同様に 疵のないきれいな
三角点でした。 三角点の傍には なぜか 赤十字の旗?が・・・。 三角点の後には ビニールヒモが張
り巡らされていますが マッタケ山? ビニールヒモの沿って 東尾根へ降りられそうですが 木の葉は
濡れているので 止めておきましょう。 山頂は 雑木に囲まれ 展望は 全くありません。 鉄塔へ戻り
階段を降りて 林道を戻ります。



 林道を歩いて 10:52 一旦 車に戻りましたが ついでに東の林道を歩いてみます。 車止めを越え
倒木を越えて 林道終点へ。 林道終点の手前は 広場になっていて 駐車場? 傍に 南光町行政無
線多賀中継所があります。 林道終点は フェンスに囲まれた旧電電公社の無線中継所がありますが
今は 施設は何もなく 雑草が茂り 夏草や 兵どもが夢の跡・・・


 11:06 車に戻り 帰路につきます。 景色を見ながら 林道を2km下り 扉を抜けて 県道に降りまし
た。 林道から 西に見える山は 高倉山357m? まだ早いので 大撫山へでも行こうか とも考え
ましたが こんな天気のときは 早く帰るほうが 無難でしょう。



 県道をすこし戻った上々辺りから 後方に見える山並を撮りましたが 見えているのは 手前の350m
ピークでしょうか? 11:28 多賀橋まで戻り 千種川の濁流を確認しましたが 今回の大雨は 氾濫
するほどでは なさそうです。 赤十字山の山並を見ながら 県道368号線を戻ります。 国道179号線
から 県道28号線に入り 公園都市へ登りますが 帰りは 軽自動車が ゆっくり先導してくれ 後に数台
続きます。


 テクノ中央から播磨新宮ICに廻り 右に感状山 左に新竜アルプスを見ながら 播磨道を南へ走り
山陽道に合流して 12:04 龍野西ICを降りて 国道2号線を走って 12:29 帰ってきました。
ゆっくり テレビでも見ましょう。 本日の走行距離は 往路 復路とも47.6kmで 計95.2kmでした。



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コメント (8)
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三山竜王山 みやまりゅうおうざん 504.58m

2010-06-19 16:13:12 | 山歩き
 6月19日(土)  天気:曇りで蒸し暑い   地図:三山

 きょうは 天気予報が良くないので 山へは行けません。 きょうは 高速千円を利用して 岡山県
の南西部へドライブしてきました。 予報外に いい天気でした。
 井原市美星町の三山竜王山は 残念ながら 『岡山県百名山』では ありませんが 一等三角点の山で
岡山県に一つしかない 天測点もあります。 美星町は 今は 井原市に編入されていますが 町名は 町
内を流れる美山川と星田川から 一文字づつとって 名付けたそうです。 名前の通り 星にまつわる伝説
もあり 町の光害防止条例は 井原市に引き継がれ 夜間 車もライトを点けることは出来ないというの
は 本当? 竜王山の三角点を踏み 岡山県の一等三角点で 残るは 天神山のみとなりました。

 下の図が 本日の概略ルートです。 山陽道・笠岡ICを降りて 県道48号線を北上し まず 天文
台へ寄ります。 手前に 歴史公園・中世夢が原があります。  次に 一等三角点の三山竜王山に 車で登り
三角点を踏み 西へ向かい 星尾神社、高星神社、明神社を廻り 首なし地蔵を見て 帰ります。
 残念だったのは 探しても 美星町の”マンホールの蓋” を 見つけることが 出来なかったことです。

 7:36 出発。 国道2号線を西へ。 8:03 龍野西ICから 山陽道に入り 西へ約1時間走り
9:05 笠岡ICを降ります。 山陽道は 112km 1000円です。 112kmを 1時間というこ
とは 平均時速120km? ICを降りて左へ左へ曲がり 県道48号線に乗ると ほぼ一本道。
ICから10.1km北へ進み 一旦 右折して 国道486号線を 約600m東へ進み 左折して 再び
国道48号線に戻り 北上。 標識の並ぶ信号のない交差点で 右折すると 右に「中世夢が原」が見え
たので 寄ってみます。
 10:00 広い駐車場に車を停めます。 ここまで 笠岡ICから 22.7km 家から146.4
km。 北に見える鉄塔のある山が 本日の目的地 竜王山のようです。 「中世夢が原」は 鎌倉から室
町時代にかけて 吉備高原一帯にみられた村の様子を再現した歴史公園です。 園内の刀鍛冶鍛錬を見学す
ることも出来るそうですが 有料(大人800円)なので 止めておきましょう。 建物では なぜか 神
楽を実演中でした。 見物者は わずか数人ですが・・・。

 「中世夢が原」を後にして 東へ行くと すぐ隣が 美星天文台。 口径101cmの反射望遠鏡を備え
た 国内でも最大級の公開天文台です。 下の駐車場に車を停めて 舗装路を歩きましたが 上まで車で行
ってもいい? 当然のことながら 昼間は非公開です。 入館料は300円。 おとめ座ですが 星占い
には 興味はないので・・・。 天文台には 建物が L字型に二棟あり 真ん中の小高い所に 三等三角点:
三ノ峠がありました。 右下の三角点の写真に 点名:三ノ峰とあるのは 三ノ峠の間違いです。

 ここは 小高い所ですが 見晴らしは良くありません。 正面に渾天儀があります。 渾天儀は 中国古代
の天文学者が 星の位置測定に用いた装置で ここにあるのは 明代(1437年)に製作されたものの原
寸大の複製で 青銅製。 敷地内を一周して 車に戻り 竜王山へ向かいます。 道を間違えたと気付き
引き返すと 海洋センターに出ました。 なぜ こんな山奥に 海洋センターがあるのでしょう?

 海洋センターのお隣りが中学校で やっと居場所が分かり 中学校の東から 北へ向かい 長草田池に
出て 山頂への道へ進みます。 配水池(タンク)の横を通り 急登を登ると 広場に出ました。
 10:36 駐車。 天文台から7km。 後で分かったのですが ここは 山頂手前の広場でした。
前に戦没者慰霊塔とDoCoMoの鉄塔があります。 慰霊塔の横から 三角点を探しに行きますが こ
こは ススキのような 高い雑草のヤブでした。 おまけに 昨日の雨で水滴が滴っています。 さらに
ヤブ蚊が多く 腕を何ヶ所も刺され 痒いこと・・・。 ヤブを抜けると 芝生広場のような開けととこ
ろに出て 目の前に 三角点がありました。 10:47 一等三角点ゲット。

 天測点は 三角点の脇にあります。 調べると 天測点は 天文測量に使われる観測機器・子午儀が大変
重く 観測台が必要で 昭和26~33年の間に 全国に48点 設置されたそうです。 形状は 太さ
65cmの柱で 一辺27cmの八角形。 高さは200cm。 盤石(柱の基礎)は 厚さ50cm
一辺140cmの正方形で コンクリート製。 京都府、兵庫県に二つづつ 岡山、広島、山口、島根
には 一つづつあるそうです。 兵庫県の三成山、釜口山 京都の多祢寺山と ここ 三山竜王山で
四つ目です。

 天測点の横まで 林道がきています。 見晴らしの良くない山頂でしたが 久し振りに見るウツボグサ
がありました。 慰霊塔の周りには 誰かが 植えたのでしょう オオバギボウシやアジサイやツツジ
などが 咲いていました。 山に登り 今日の目的は 達成したので 神社めぐりに行きましょう。
 竜王山から降りて 県道77号線に出て 西へ向かいます。 地図を見ると 途中の道路脇に三角点が
あります。 これは 是非 踏まないと・・。 ところが いくら探しても見付かりません・・・。 あ
とで 点名を調べると 美星 381.2mだったので これは 踏みたかった・・。 残念!

 遠い昔 美星町に 流れ星が ひとすじの光跡とともに 落ちてきて 三つに分かれて落ちた と言う流れ
星伝説があるそうです。 落ちた所には 神社が 建てられているようなので 見に行きましょう。 北槙の
星尾神社、八日市の高星神社、本村の明神社へ。 県道77号線を西へ突き当たり 左折して南へ向か
います。 星尾神社は やや分かり難い所にあります。 通りかかった軽トラの人に教えてもらい 11:
42 星尾神社へ。 ここは うっそうとした叢生の森で 保護地域になっています。

 由緒書によると 正中元年(1324)創建。 承久年間 順徳帝の御代に流れ星が落下。 この地の
豪族妹尾兼定は これを採り この地に小祠を建て 住民は 明神様として厚く信仰した。 古代黒田と称し
たころ 住民は 深く北辰を信仰したが 笠岡沖にて 毎年不漁が続くので 易ったところ 北方に神威の激
しい神様が 南向きに建てられているため とのお告げにより 神殿を北向きに建て替えた という逸話があ
るそうです。
 階段を上がって お参りしますが 本殿は 工事中で 中は 空っぽ? これでは ご利益もない? 北へ戻
り 12:04 八日市の高星神社へ。 県道脇にある高星神社は 街の中にあるのですが 寂れた神社で
した。 世話をする人がいないのか 長い間 掃除もされていないようです。 お参りしても・・。

 ついでに 首無し地蔵に寄りましょう。 住宅の中を北へ歩くと 東屋に 二体の首無し地蔵があります。
これは 観音堂? 長寿・進学の地蔵さまで 宝篋印塔の隣りにあった御大師堂が 老朽化したため 地区
の人が片付けしていたら 地中から二体の地蔵が出てきた。 その後 お堂を造り 八日市で大切に祀ら
れている・・・。 裏に 八日市の宝篋印塔があります。 中世の石造遺跡で 鎌倉時代の風格を備えて
いる? 貞治元年(1362)に九鳥景定の城址が 寺になったといわれるため 九鳥氏と関係のある
追善塔か 墓碑であったと推測される? 石は 風化して 丸くなりつつあります。

 車に戻り 北東にある本村の明神社へ行きます。 地図に神社の印のあるところに来ましたが ここは
八幡神社です。 近くにいた人に 流れ星伝説のことを尋ねますが 誰も知りません。 八幡神社の由緒
には 大永三年 小笹丸城主竹野市郎が 宇佐神宮の御分霊を勧請 社殿を造営。 現在の本殿は 宝暦
二年に 再建。 祭神は 神功皇后、応神天皇、玉依姫。 宇佐神宮とは 大分県にある全国4万社ある八
幡宮の総本宮。 拝殿から裏へ廻ると 本殿の左に祠があり 皇(すめらが)神社があり 下に 明神社と
書かれています。 やはり ここが 明神社だったのです。 流れ星が落ちた三社を 訪れることが出来ました。
 地図には すぐ西に 三角点があります。 古い木造校舎のような建物の裏から 山への道を探しますが
ありそうにはない・・。 きょうは ヤブコギをする日ではないので 三等三角点:黒忠392.4mは
諦めました。  帰ろうとして 道路脇に停めた車を Uターンする際 東に竜王山が見えました。

 13:06 帰路につきます。 あっ まだ美星町のマンホールの蓋を 見ていません。 いつだったか
やまあそワールドで マンホールの蓋を 収集している人がいたので 探さなくては・・。 道路脇で 畑仕
事中のおばさんに尋ねると あそこの青空市で聞いてみたら・・。 13:19 星の郷青空市に寄りまし
た。 食堂に入り 可愛いウェートレスさんに聞きましたが・・。 マンホールの蓋は 重いので とって帰
るのは 断念して 帰路につきます。
 三角点が 二つ踏めなかったし マンホールの蓋も盗れなかったし・・。 消火栓の蓋だけでは 消化不
良です。

 帰りも 来た道を走ります。 県道48号線に出て 真直ぐ南へ走ります。 25.8km走り 14:
25 笠岡ICから 山陽道に入り 西へ戻ります。 15:31 龍野西ICを降りて 15:52 帰着。
 本日の走行距離は 往路 天文台まで 146.4km、青空市まで 26.7km、復路 150.6km
で 計323.7kmでした。

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須留岐山 するぎさん 449.6m

2010-06-12 17:03:47 | 山歩き
 6月12日(土)  天気:晴れて暑い 風あり   地図:江原

 きょうも 「たじまハイキング」の山へ行きました。 19番の須留岐山で 当然? 二等三角点の山です。
本の 北の日置神社からではなく 西の赤坂から進美寺(しんめいじ)山経由で 養父市と豊岡市の境界
尾根を歩きました。 たかが 450mほどの山ですが 一部迷走もあり 結構 しんどい山歩きで 5時間半
かかりました。 山が刻々と変わってゆくのは 仕方ないが 本の内容と合わなくなるのは・・・。
 山は あまり面白味がなく 何で こんな山が という気もしますが・・。 進美寺山には 新しい三角点もあ
り 新しい発見もありました。 久斗山、とんがり山、婆々山 須留岐山と 但馬の山を歩きましたが しば
らく但馬の山を歩かなくても・・。 おっと まだ 二等三角点の大岡山が 残っています。 播但連絡道・和
田山往復の高速代も 結構 使いました。 車は燃費良く走りますが 家計は 火の車・・・。
 夕方のニュースでは きょうの豊岡は 気温34℃で 全国一番の暑さだった? 風があったので 倒れ
るほどでは ありませんでした・・・。 南風で フェーン現象?

 下の図が 本日の概略ルートです。 赤崎集落の入口に車を置き 伊久刀神社にお参りし 進美寺道を
歩きます。 まず 真直ぐ進美寺山に登り 三角点:進美寺を踏み 急斜面を東へ下り 鞍部の分岐で 間
違えて 南東尾根を降りて 分岐へ引き返し 日高町と八鹿町の境界尾根を東へ歩き 301、330、370
m小ピークを越えて 須留岐山へ登り 歩いた尾根を戻り 進美寺にお参りして 登った参道を西へ降りる
ルートです。 下の写真の須留岐山の左に 小ピークがふたつ見えますが この登りは 結構 急でした。

 6:37 出発。 姫路バイパスから 7:03 花田ICに入り 播但道を走ります。 7:47 和田山ICを降り
て 国道312号線に出て 7:51 国道9号線に入ります。 9号線を 9.1km走り 上野で右折して 再び
国道312号線に乗り 北へ。 この前 とんがり山へ行ったときと同じ道なので よく覚えています。 ウェブ
で見た橋元先生のページだったかに 伊佐橋辺りからの進美寺山~須留岐山の山並の写真があったの
で 私も伊佐橋へ廻ります。 写真を撮って そのまま北へ向かい 進美寺トンネルを抜け 赤碕橋の手前
で 左折。 すこし先のカーブ脇のスペースに 8:24 車を停めます。 スタートしようとして 畑仕事中の老
人に声をかけると 山に登るなら この先の三叉路の所に停めたらええと言われ 車を移動しました。 とこ
ろが 三叉路は 道路脇で 自販機の前で 車を停めるには 気が引けますが・・。 ここまで 109.8km。

 8:39 スタート。 近くの家の人に あそこに停めても・・ と言うと 邪魔には ならないと言われ・・。 民
家の間を登り 伊久刀神社へ。 安全登山を祈り 山へ。 進美寺道の表示があり 進美寺への参道のよ
うです。 階段を上がると地道になりますが 歩く人がいないのか 道は荒れています。 枯枝が散乱し 落
葉が厚く積もり 石・岩が散乱しています。 大きくジグザグに折れ曲がりながら 左寄りに登ります。

 五丁の丁石で 200mの尾根に とありましたが 五丁の丁石は なかった? 見晴らしのない昔の参
道を黙々と登り 9:05 七丁を過ぎ 9:38 分岐に出ました。 ここは 九丁で 右・白山権現、左・進美
寺の石標があります。 右に 真直ぐ進みます。 ここから荒れた道を10分足らず登ると 開けた分岐に出
ます。 左は進美寺への道で 右上に白山権現の鳥居があります。 後方が開け 西、北の景色が見え
ます。 南西に見える山は この前のとんがり山? ガタンゴトン 西から電車の音が聞こえてきて 2両
編成の下り電車が トンネルに入っていきました。 9:30 鳥居を潜り 白山権現に向かいます。

 やや急な荒れた登りを 約10分 9:38 山頂の白山権現に出ました。 倉庫のような建物です。
左に廻ると 南に窓があり 伊佐の街や円山川が見えます。 右奥の平坦地に コンクリート杭に丸
い金属板が埋められた 新しい四等三角点:進美寺がありました。 本には 三角点はないと・・・。

 9:43 東へ降ります。 道はあるような ないような・・。 滑りたくないのに 足が勝手に滑り・・。 滑っ
て尻餅をついても 地面は乾いているので ズボンが汚れることはありません。 とにかく急な下りです。
 何とか鞍部に降りると ここに 十八丁の丁石・石仏がありました。 左に折り返すように進美寺への細い
道もあります。 丁石があるということは 昔は 東から進美寺にお参りする人もいた?
 少し先には「進美寺」の道標もあり さらに先には 「円山台」 の道標もありますが 私には 円山台がどこ
なのか分かりません。 真直ぐ進みましたが 木にスカートの切れ端のような布が巻かれた尾根道は どん
どん下ります。 間違えたと気付き 引き返します。 どうやら 鞍部から南南東に延びる境界尾根に乗って
しまったようです。 10:28 「円山台」 の道標に戻りました。 約30分のロス。
 ところが 円山台の道標の奥に 「須留喜山」 の道標が見えるじゃありませんか・・。 一旦 「進美寺」の
道標まで戻り ここから左の細い道へ。 「須留喜山」の道標は 分岐?から 2、30m入った見えにくいと
ころにあるのです。 困った道標です。

 この道は 尾根の右斜面の細い道で ササヤブで消えそうな所もありますが これを抜けると 歩きやすく
なります。 どこか道の脇に「須留喜山」の道標がありましたが 一本道にあっても 全く 役に立ちません。
 本では 鉄塔巡視路を降りるようになっていますが 今 鉄塔はない? 巡視路もない? 今後 本のルー
トを歩く人は どうなるの・・。 この尾根に乗ると どんどん歩けます。 雑木で見晴らしも テープもないので
どこを歩いているのか 分かりませんが・・。 前方に 須留岐山が見えると 安心できるのですが・・。

 境界尾根は 微妙に曲がっていますが 歩くには問題ありません。 途中に何ヶ所かある小ピークに上
がったとき 進む方向を確認しながら歩きます。 301m標高点Pは 分からずと降り過ぎ 次の330m
等高線ピークが 山頂かと思いましたが・・。 次の等高線370mが山頂かと思い リュックを置いて 空
身で登ります。 リュックがないと楽です。 11:13 通った 写真の矢印札は 330mPにあったのか?
 ところが 次のピークも山頂ではなく・・。 370mピークに上がったときには がっくり・・。

 11:25 あと一息を通過。 ここからの登りは 急で しんどかった。 景色を見ながら 休み休み登り やっとの
思いで 11:35 須留岐山に登頂。 手前にふれあい森つくりの幟が はためいています。 細い木が伐採さ
れ 狭いながら平坦地があります。 今は 本の写真のようなヤブではありません。 木を伐採するのなら 東
西南北 四方の景色が 見えるようにしてくれれば いいのに・・。 なんとか 木の隙間から 四方の景色を見
ることは出来ますが・・・。


 二等三角点:伊佐村は 奥のほうにあります。 三角点は 角が欠けて 一部セメントで補修されていま
す。 こんな山にも わざわざ 三角点を壊しに来る輩が いるのか・・。
 南には 立派な「浅間寺」の道標があり 新しい鎖も設置されています。 この山に登るだけなら 南の
浅間寺からが お勧め? 西には 進美寺山の頂が見え 右斜面にお寺の屋根も見えます。 左奥にとん
がり山 その奥の平らな山は? 妙見山・蘇武岳方向ですが・・。
一応 山頂から見える景色は 撮りましたが きょうはモヤが濃く 特に北側は 良い写真がありません。


 日陰で一息入れ 11:44 下山。 山頂でうろうろしていたら 下山路が 分からなくなります。 降りる
ときも急な下りで 注意を要します。 降りる時は 道が見えやすいので 意外とスムースに下ることが
出来ました。 うっかり リュックを 回収するのを忘れるとこでした。 南からの12時を知らせるサイレンを
聞きながら 戻ります。 本にある鉄塔巡視路は 確認出来ませんでした。 12:37 十八丁の丁石に
戻り 右の細い道へ進みます。 山腹斜面の道は 倒木もあり 崩れかけて 歩きにくくなっています。


 ここまで 花も咲かない道でしたが ここ進美寺への斜面のトラバース道は 谷状で 湿っていて ムラサ
キサギゴケや ユキノシタなどが 咲いていました。 進美寺の裏から 須留岐の頂も見ることが出来ます。


 12:48 観音堂の裏から進美寺の境内に入りました。 進美寺は 行基が建立したと伝えられ 鎌倉
時代には 関東御祈祷所となった 但馬国では 最も著名な寺院である。 正面にある鰐口は 兵庫県の
有形文化財で 明徳三年(1392) 住職の幸円が願主となり 寄進した。 この鰐口は 大きさ(径65c
m)においても 古さにおいても 製作の優秀さにおいても 貴重な遺品といえる・・・。 綱を揺するとい
い音がします。 観音堂の軒下の彫り物も 立派です。


 境内には なぜか 石仏がたくさんあります。 しかも 石仏にしては 精巧で まるでブロンズ像のように
見えます。 山門では 仁王さんが睨みを効かせていますが ハチが巣を作っているので 近寄らないほう
が良いでしょう。 山門から北へ進むと 展望台になっていて 北の景色が望めます。 観音堂の前の
石に腰を降ろし 昼食。 きょうは暑かったので 水を多く飲みました。 13:22 腰をあげます。 観音
堂の右から斜面を巻いて緩やかに登ります。 13:30 白山権現の鳥居の下に合流し 右に降ります。


 ここからは 登ってきた道で はっきりとした道なので 何も考えず下ります。 14:00 車に戻りま
した。 本日の行程は 8:39~14:00で 約5時間半でした。 今日も 車は充分温まっていました。
 14:03 帰路につきます。 赤碕橋を渡り 国道312号線を南下します。 もう ここへ来ることもない
でしょうから もう一度 山並を撮って あとは 一目散。 14:27 上野で国道9号線に合流して 国道
を 9.2km走って 一本柳で左折。 14:46 和田山ICから播但道に入り 15:29 花田ICを出て
姫路バイパスを走り 15:54 家に帰りました。
 本日の走行距離は 往路109.8km 復路109.7kmで 計219.5kmでした。
また きょうも 歩きたくない 「但馬ハイキング」 を歩いてしまいました。 ルートは 違いますが・・・。
須留岐山は あまり いい山では ありませんでしたが 進美寺を訪れることができたのは 良かった。
もし 剣蛇岳、三開山に登ることがあれば 本にある国指定重要文化財の三社 久々比神社、酒垂
神社、中嶋神社を訪れたいが・・。

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婆々山 ばばやま 742.9m

2010-06-05 14:51:12 | 山歩き
 6月 5日(土)  天気:晴れ+暑い    地図:但馬竹田+但馬新井

 きょうは 朝来市の婆々山に登りました。 「たじまハイキング」の3番の山で 二等三角点の山です。
山の名は ぱっとしませんが さのう高原のキャンプ場は 馬場山で この名のほうが よほどましです
が・・。 パラグライダー基地があり スキー場のゲレンデのような草原で 展望抜群です。 林道は は
っきりとした道なので 地図読みの練習には 最適で ほぼ360度の展望があるので 山座同定の検
定にも 最適の山です。 が かんかん照りの林道歩きのクソ暑いこと・・。 干物になるところでした。

 下の図が 本日のルートです。 播但道・朝来ICから 国道429号線に廻り 土肥橋の先で 右折し
て さのう高原へ向かいますが 林道に入ったところで 工事中で通行止め。 工事中の林道を歩いて
スカイビラさのうの東から パラグライダー用?の林道を歩きます。 途中 ショートカットしてヤブを登り
B地点(パラグライダー基地)から A地点へ登り 山頂を巻いて東へ廻り 山頂へ。 下山は 東から南
東尾根を降りて 林道へ。 登ったヤブを尾降りて 林道を歩いて 車に戻りました。

 7:04 出発。 最近 土曜日の姫路バイパスは 車が多い。 7:33 花田ICから播但道に入り
 8:07 朝来ICを降ります。 ETCが使えないので カードを外して 係員に渡し 精算。 播但
道は 48.7km 1100円ですが 実際には 30%の割引があるはずです。 左へ左へ曲がり 国
道429号線に乗り 西へ向かいます。 土肥橋を渡った先で右折して 300m先で また右折して林
道に入ると 500m先で 通行止め。 横のスペースに車を停めます。 8:17 駐車。 ここまで 7
7.7km。 作業中の人が 東から廻れば 上まで行けるとか言っていますが・・。



 8:28 スタート。 ここから歩きます。 車を停めた場所が どこか分からなかったので 適当にヤブを
歩いて 上の林道に出て 工事中の横を歩いて 9:00 スカイビラさのうの建物の前に上がりましたが
きょうは 天気が良すぎて 日の照りつける林道は 超暑い! スカイビラに寄って パンフレットを 貰おう
と思いましたが スカイビラは 開店休業状態。 東の芝生広場の脇から上の林道に上がります。



 地図読みの出来ない私でも 林道は はっきりとした道で 自分の居場所も分かるので 安心です。
西のヘアピンを折り返し 東へ進みます。 スカイビラの前からも素晴らしい眺めでしたが この林道か
らも南が開け 素晴らしい眺めです。 山座同定能力がないので 山名は言えませんが 正面が667
mP 尖った山がトンガリ山 その右のなだらかな山は段ヶ峰 その右は奥段・杉山? その右の形
のいい山は笠杉山? 東方向の千ヶ峰 高畑山は どれでしょうか?


 所々に 日陰はありますが・・。 9:23 あと2.7kmの道標のある林道分岐に来ましたが 山側に
ピンクのテープがあり ここが地図の破線の道のようです。 林道歩きは面白くないので ここからヤ
ブを登ることに。 雨水が流れた跡のような道?のような・・。 倒木もありますが 歩くことは出来ます。



 すこし上に 丸い白い蕾がたくさんあります。 探しても花はありません。 やまあそ ”三久安山” に
あった花のようですが・・。 知らない私は オオヤマレンゲかと思いましたが OAPさんに ヤマシャ
クヤクだと 教えていただきました。 マムシも 何本かありました。 上の林道に出る手前は 急な登
りでした。 9:43 上の林道に出て 左へ進み 9:47 B地点。 ここも 南から西が見渡せます。
右上の写真の笠杉山は 手前の923mP? 右下のA地点手前からの藤無山は 大杉山でしょうか?



 パラグライダー用の吹流しは垂れて 風はなし。 折り返し北へ登ります。 ここに車通行止めの札があ
った? 車でさらに先へ進めますが Uターンする場所がありません。 舗装林道を歩き 次のヘアピン
を曲がった所に あと800mの道標があり 遊歩道は 右に上がるようですが そのまま舗装路を進み
ました。 振り返ると 西から北が見渡せ 形のいい山は 藤無山ではないかと思うのです・・。
やまあそさんが登っているスリガ峰(大杉山)は? 北西方向に 氷ノ山は見えない? 10:13 東屋の
あるA地点に上がりました。 ここもハゲた芝生広場で 大展望。 東から北にかけて 粟鹿山は 見えに
くいが 360度近く見渡せます。


 この山は あちらこちらで大展望で 結局 720度以上の大展望でした。 あと600mの道標があり
すぐ北の双耳峰が 山頂? 東へ降ります。 地図には 山頂へ向かう尾根に 破線の道がありますが
目の前の道は 杉林の中を 山頂を右へ大きく巻いて なだらかに進み 山へ登りません。 結局 北か
ら東へ廻り 山頂の東尾根先端に出てしまいましたが 尾根の先端は禿山で 絶好の展望台です。
 北から東が見渡せま 朝来山、粟鹿山、青倉山、行者岳などが 見えているはずです。



 あと100mの道標から 西向きに山頂へ登ります。 禿山のようなやや急な尾根を登り 10:39 山頂
に登りました。 パノラマ展望台の表示板がありますが 北が下に描いてあるので 見難いし 標高はあ
るが 山名がないし・・。 後に 二等三角点:婆々山 742.88mがあります。 山頂も 東から南にかけ
て大展望です。 東方向も既に撮ったのですが もう一度 写真を撮りました。



 しばらく日陰で憩って下山。 登った斜面を東へ降りて 展望台から右へ降ります。 杉林にはっきりと
した道はありませんが 幸い テープがあり 境界でもないのにプラ杭もあり 東から南東の尾根に乗る
ことが出来ました。 破線の道は あるような ないような・・。 急斜面を横向きに滑り降りました。



 写真を撮っても 急斜面に見えないのが残念です。 前方の建物を目指して 降りようと思いますが 見
晴らしはありません。 太陽の方向を目指して降りると 意外と簡単に 林道が見えてきて 右寄りに降り
て 最後 土手を飛び降り 11:15 林道に立ちました。
 ここはどこ? 右は ヘアピン 左は90度曲がり 東へ。 真直ぐ南へ行く道がありません。 水道施設
のあるヘアピンを歩きました。 やはり この道は B地点へ向かうようです。 適当に左のヤブ斜面へ降りる
と これは 往路で登ったところでした。 道?もあった? ヤマシャク、マムシのヤブを降りると 思ったとお
り 往路の林道分岐に降りました。 あとは 林道を てくてく歩いて 西を廻り 降りました。



 パラグライダー練習場で 若い男の人が 赤いパラグライダーを着けて 風を待っています。 私が
カメラを構えると まだ12時ですが 1時んの風が吹いてきて・・・男の人は 転んでしまいました・・。
 スカイビラで カレーでも食べようかと思いましたが 休業中? 南の東屋で 弁当を食べました。
きょうは 牛肉弁当です。 12:30 腰を上げ 林道を下ります。



 景色はいいのですが かんかん照りの工事中の林道(佐嚢高原連絡道)歩きは しんどい・・。
工事の人も お昼休みで 車の中で倒れています。 12:52 車に戻りましたが 車は チンチン
に焼けて サウナ風呂状態。 本日の行程は 8:28~12:52で 約4時間半でした。



 ドアを開け放ち 3分冷まして 12:55 帰路につきます。 来るとき撮れなかったので 帰りに 土肥、
山本辺りから 山を撮ります。 この辺りから見ると A地点、B地点が確認できます。 13:08 朝来IC
から 播但道に入ります。 この時間の播但道は 空いていました。 13:43 花田ICで ETCカードを
外して 料金を払いましたが 播但道も 早く 全線 ETCを 設置して欲しい。 姫路バイパスを走り 14:
10 帰着。 本日の走行距離は 往路77.7km 復路76.1kmで 計153.8kmでした。



 車も通れる林道歩きの山を ハイキングの本で紹介するのも どうかと思いますが 見晴らしが良い
ので その意味では いい山でした・・。 やまあそさんは どのルートで 登るのでしょうか? 登られ
たら 是非とも パノラマ写真で 見える山全てのドウテイを お願いします。  しみけんさんでも OK
です。 日曜日に 休日割引を利用して セルフスタンドで ガソリンを入れると
       走行距離718.3km/給油39.53L=18.17km/Lでした。
 18km以上走れば まあまあですが @134円で 5297円。 高くなりました・・。
コメント (6)
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