きょうは 六甲山縦走路の一部 再度山、鍋蓋山、菊水山を 往復してきました。 先日 ゆったりさんが
再度山散策しておられたのを見て 地図を見ると 再度公園に 駐車場があるようです。 それなら マイ
カー登山に 丁度いい と思って行ったのですが 駐車場は 鎖で 車止めが・・。 仕方なく 路上駐車・・・。
それにしても きょうのお天気は・・。 予報では 曇り・にわか雨だったので 涼しいだろうと 思ったの
ですが 予報外の暑さには 参りました。 それに 岩の露出する悪路の急登、激下りの往復びんたには・・。
倒れそうでしたが なんとか 生還しました。 天気が 良かったので 見晴らしは まずまずでした。
これで 「兵庫100山」は 一気に 2座減って 残り10座となったのですが それにしても なぜ 再度
山が 100山に 選ばれるのでしょう? 毎日登山で 一万回登山を した人がいるからなのでしょうか?
ところで 「兵庫100山」の 本の発行は 編集が遅れているので 約一カ月遅れになるとか・・・。
7:33 出発。 いつものように 昨晩 道路地図を見て 南から攻めるのは 難しそうなので 北の箕
谷から アクセスしようと・・・。 北神戸線の箕谷出口が やや分かり難いが・・・。
姫路バイパス・加古川バイパスから 第二神明と やや 車は多いものの 順調に走り 伊川谷Jctで
北神戸線に入り 8:29 箕谷で 降りましたが 思った通り 県道へ出て 右折すると 直ぐ国道428号
線に合流。 ここまで 70.5km 料金は 100円+500円?
しかし ここから 小部峠までは 予想外の登り坂と カーブの連続でした。 3.3kmで 小部峠。 左
折した 県道16号線も 走りにくい道です。
1.4km走り 五辻で右折。 この道が また 超走りにくい道です。 急な坂と カーブの連続で おまけ
に 左は 側溝で 下手すると 脱輪するかも・・。 右折して 再度公園の駐車場に来ましたが 鎖があり 入
れません。 その先で 車の人に尋ねると 皆 路上に停める ということなので 私も路上に駐車。 8:46
駐車。 五辻から 3.1km、 家から 78.3km 1時間10分ほどでした。 しかし 立派な駐車場を作り
使わせないのは 無駄としか思えないが・・・。 一般に開放すると 変な人も来て 責任が持てない?
8:51 スタート。 車を停めた修法ヶ原池の北から 破線の道を 南へゆるやかに歩きます。 ゆったり
さんの地図に 東から再度山に 登るようになっていましたが さて 何所から? 登山口が 分からな
かったので 登れそうな所から 適当に取り付きます。 下草のない 疎らな自然林で 何所でも登れます。
山頂から 北西方向の小尾根を 登ったようです。 山頂近くで 道が出てきて 9:07 登頂。 狭い山
頂は 雑木に囲まれ 見晴らしもなく 日陰で 暗い。 石に囲まれた 神戸市道路公社の基準点があるだ
けです。 この山が 「兵庫100山」? なんか 情けないような感じがします。 直ぐ下山。 登った方へ
降り 荒れた道を降りて 9:17 下の道へ降りました。 ここは 縦走路から10mほど 北へ入ったとこ
ろで 5m奥に 道標があります。 道標を 確認し 縦走路を 東ヘ進みます。
ここからは よく踏まれた堅い道で 安心して歩けます。 分岐には 必ず道標があり 雑木林を歩くので
見晴らしは ほとんど ありませんが 日陰で 直射日光が 当たらないのは ありがたい。 きょうは 予報
に反して いい天気で 暑い。 それでも 所々で 南が見え ポートアイランドの奥に 神戸空港が かすん
でいます。 さすが 縦走路だけに 歩く人は 多い。 が ハイカーは 皆 西から東ヘ向けて 歩いてい
るようで 私のように 逆向きに 歩くのは 邪道?
きょうは 多くの人と 擦れ違いました。 20人以上? ほとんどが 私のように 単独。 一人 山岳マ
ラソン?で 走っている人もいました。 急な登りはなく なだらかな道を どんどん歩き 9:38 「←七
三峠」 の道標を 通過。
9:40 鍋蓋山に登りました。 登るといっても ここは なだらかな 尾根道の途中で 並木道のよう
です。 鍋蓋山の標識がないと そのまま通過してしまうかも・・。 南の一段低い所へ降りると ベ
ンチがあり 男の人が 弁当を食べていました。 ここからは 南180度の展望です。 東方向の大阪
方面には 雲がかかっていて 生駒山や 金剛山は 見えません。
雲が かかっていなくても 見えないのかも・・。 神戸空港の奥に 紀伊半島の和歌山県側が見
えますが 関西空港は 目が悪いので 見えません。 西寄りに 鉄塔が 二本建つ菊水山が くっき
り見えます。 左の低い山並みが 全山縦走路の須磨アルプスですが 同定できません。 淡路
島、明石大橋も見えます。 今日の空は 秋のように 真っ青です。
写真を撮って 先へ進みます。 ここから緩やかな下り。 9:55 大きな鉄塔の横を 通ります。
この辺りから 岩の露出する急な下りになり 慎重に 降りなければ・・。 岩の上から 菊水山方
向が見え 景色を 見ながら ゆっくり降ります。 岩の上に終わりかけたテイカカズラの花があり
ました。 プロペラの形をした花は かわいいが キョウチクトウ科? 花の名は 藤原定家に 由来
するそうで いい香りが するのですが 匂いも 終わりかけ? それとも 鼻炎で 鼻の悪い私に
は 匂わない・・・?
階段を降りる所には ホウチャクソウ?がありました。 アマドコロと似ているようですが・・・。
とうこさん ホウチャクソウの葉は こんなに 丸いのですか? 天王吊橋までの下りは 岩の
露出する 荒れた急な道です。 日陰の暗い林の中を 右に左に ジグザクと下り 下から車の
騒音が聞こえてきて 11:39 天王吊橋へ降りました。
天王吊橋は 思ったほどの恐怖感は ありませんでした。 床は 板張りで 下は見えないし サイドも
パンチメタルが 張ってあり 前を見て歩けば 大丈夫でした。 下の道路は 北から南へ かなりの下
り坂で 大型トラックが あえぎながら登ってきます。 橋を渡り 左に曲がり 砂防ダム横の斜面の
細い道を右へ進み 左へ曲がり 林へ入ります。
ここも 荒れた急な道です。 しばらく 黙々と登るしかありません。 朽ちかけた丸太の階段があり
道は 分かります。 尾根に出ると 開けて 景色も見え 後方に 鉄塔のある鍋蓋山の稜線が なだ
らかで 新緑に染まっています。
岩のやせ尾根を登り エキスパンドメタルの階段を 二回上がると やっと なだらかな道になり 林
の日陰に 入り・・。 体力のない私には ここまでの急な荒れた登りは しんどかった。 わーさんは
こんな縦走路を よく歩いたなと 感心します。 全山縦走路の中でも 菊水山から鍋蓋山間が 一番
の悪路なのでしょうか?
足の遅い私より もっと遅い人もいるようで なだらかに歩いていると 二人のご婦人に追付き 山
頂まで 一緒しました、 山頂手前で 禿た小太りの70歳くらいの男の人が 汗をかいて 自転車を
押していましたが 大丈夫なのでしょうか? 何所へ行くのでしょうか?
前方に 大きな鉄塔が見えてきて 10:59 菊水山の山頂に 出ました。 日を 遮るものがない平坦
地です。 すぐ前に 三角点がありました。 南東の土の斜面を降りて 写真を撮り 振り向くと 大きな
菊水山の石碑が立ち 後ろの大きな鉄塔の下が 展望台のようです。
暑いので 日陰の展望台で 休憩しながら景色を見ました。 横に居た男の人が いろいろ説明して
くれました。 天狗岩? 関西空港の橋? 私には よく見えません。 GTRさん? 気付かなかったァ。
山頂には 7、8人くらいの人が いましたが 降りるときには 若い人もいたので 少し増えたかも・・・。
一応 四方の写真を 撮りましたが 南方向は 少しモヤがあり 写真は ボケます。
北東方向に 通ってきた鉄塔・鍋蓋山があり その奥が 六甲山かと思いましたが 手前に摩耶山が
あるようです。 摩耶山にも 鉄塔があるのか? 南西には 明石大橋が見えます。 西の鉄塔のある
ところは 雨量観測所らしい。 西奥に 雄岡山・雌岡山が小さく並んでいます。 北西方向の鈴蘭台
の奥に 低い山並が見えますが 帝釈山系? 勿論 同定できません。 菊水山への登り尾根からも
見えましたが・・・。 写真を撮り 一息入れ 11:11 下山。 陽射しが 暑い!
登るとき 何も考えないで 歩いたため 降りる時は 全然違った所を歩いているような気がします。
幸い 後から来た人が 先に行ってくれたので 後ろを 歩きました。 尾根から 鈴蘭台の奥の帝釈
山系を 望むことが出来ます。 所々に咲いている赤いヤマツツジの花を見ながら ゆっくり降りて
吊橋の手前まで 降りると どう道を間違えたのか 砂防ダム湖の水面近くまで 降りてしまいまし
た。 11:39 吊橋を渡り 急な登りにかかります。 10歩歩いては 休み 10歩歩いては 休み・・。
超スローペースで 登り 三人に 抜かれた・・。
12:04 鉄塔の横へ登り ヘロヘロになりながら 12:16 鍋蓋山へ戻り 丸太の椅子に座り
込みました。 水分補給をし 10分くらい休むと 気力も回復。 12:27 腰を上げ 縦走路を戻
ります。 ここからは 登りはなく 緩やかな下りなので もう安心。 12:50 縦走路と再度公園の
分岐に戻り 縦走路を降ります。 折角なので 大竜寺へ行きましょう。
少し下ると 左の山側に 道があったので そこへ取りつきます。 祠が並んでいて 霊場めくりの道のよ
うです。 道なりに登ったのですが この道は ひどく荒れています。 道が崩れかけ 落葉は 積もり放
題。 祠の倒れた所もあります。 13:03 登り着いたところが 大竜寺かと思いきや ここは 奥の院で
した。 石段を降りると 大竜寺の大師堂の前に出ました。 大竜寺は立派な大きなお寺です。 本堂、
大師堂、鐘楼・・。
よく分からないのは ボケ封じ観音、七福神の札、愛犬霊位の石塔、宝篋印塔、不動明王石仏、馬
頭観音像など 色々なものが ごっちゃにあることです。 赤い鳥居が並んでいましたが お稲荷さんも
あったのでしょうか? ボケ封じ観音を拝んで 石段を降りて 馬頭観音に お祈りして 横の手水鉢で
顔を洗い 山門から降ります。 山門の仁王さんも立派です。 石段の途中に 毎日登山”一万回塔”
がありました。 毎日登山で 再度山に登る 登山口は 何所なのでしょう?
石段を降りて 縦走路を登り 分岐に戻り 再度公園の車に 13:39 戻りました。 4時間半。
疲れた割には 早かった。 私には 六甲縦走路は あまり楽しい道ではありませんでした。 須磨
アルプスは 結構 楽しかったが・・。 いつか 摩耶山や 高取山に 登らないと・・・。
リュックを車に置き 公園を散策しました。 池に沿って 北の外人墓地の辺りまで 行きましたが
特に見るものはありません・・。 公園内に 山荘があり ここで カレー(¥500円) を食べ コンビ
ニ弁当は 晩御飯になりました。 14:11 車に戻り 帰路につきます。
3.1km 曲がりくねった坂道を走り 14:17 五辻で左折。 1.4km 下り 14:21 小部峠で
右折。 国道428号線を 3.3km下り 14:29 箕谷から 阪神高速・北神戸線入り 一安心。
走ったことのない道を走るのは 神経を使います。 特に 市街地の車や 信号の多い道は・・・。
箕谷辺りへ降りてくると 路面が濡れていましたが 予報通り にわか雨だったのでしょうか?
北神戸線の高速道も 路面が濡れていました。 高速道に入ると 車も 少なく 道も広く 伊川谷
に 向かって 緩やかな下りで スイスイ走れます。
第二神明、加古川・姫路バイパスを走り 15:23 家に帰りました。
本日の走行距離は 往路78.3km 復路77.5kmで 計155.8kmでした。
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