私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

天下台山 てんがだいやま 321.4m

2008-10-27 22:09:59 | 山歩き
 10月27日(月) 天気:雲の多い晴れ 風やや強  地図:相生(網干)

 きのうの日曜日は 雨で 山へ行けませんでした。 きょうは 月曜日ですが 天気が良くなったので
急遽 山へ行くことにした。 何所へ行こうかと 思案し 久し振りに 天下台山へ登ってきました。

 この山は 「はりまハイキング」 を 購入して この本を 参考に 山歩きを始めた頃から 何度か
登りました。 登山道は 整備されていて 低山ながら 山頂からの見晴らしもいいので お手軽で
いいハイキングコースです。 早朝登山や 毎日登山の人も 多いようで きょうも 平日の午後ですが
7人のハイカーと 会いました。
「はりまハイキング」に 紹介されている 30コースは 25コースを踏破し 残り5コースです。

 朝 ゆっくり起きて 新聞を見ていたら 空が明るくなってきて じっとしておれなくなり・・・。 ブログ
を始めると 毎日 何人かの人が 見に来てくれるので 週に 一回は 更新しないと 申し訳ない気が
します。 

 11:34 出発。 空のリュックだけ持って 近くのコンビニで お茶と弁当を 買い 山でお昼ご飯を
食べましょう。 JRを越える太子の陸橋を 渡りながら 新竜アルプスを見ると 雲は多いが見晴らし
はいい。 あっ デジカメ忘れた!
 カメラなしでは 仕事にならない・・。 慌てて 引き返しました。 国道2号線の那波野東の信号で
左折して JRを越え 新幹線の下を潜り 住宅街の狭い道を 抜 けると 岩屋谷公園の駐車場に出
ます。 12:13 駐車。 ここまで 13.1km。


 直ぐ スタートします。 岩屋谷公園の舗装された 広い遊歩道を進みます。 今年は 紅葉が遅れて
いるらしいが ここも やっと 始まりかけたところか。 林の中を歩いていると 風が強いのか 木立が
ざわざわと音を立てています。 今年は クリも 不作らしいが 遊歩道には ドングリや 栗の殻が た
くさん落ちていて 踏みしめながら歩を進めます。 15分ほど歩くと 遊歩道が終り 砂利の山道に
なります。 この辺りには センブリが 咲いていたが この花を見るのもひさしブリ。
 この前 三国岳の登山口辺りで見た アケボノソウと似ていますが 同属のようです。 更に15分
藤棚を潜り 緩やかに歩くと 擬木階段が始まります。 ゆっくり階段を登り 12:44 展望東屋に
登りました。 風は 収まったのか 暑くなってきました。

 
 東屋に座って上着を脱いでいると 上から龍野から来たという 夫婦が降りてきて 東屋で一緒になり
しばらくお話ししました。 北に見える新竜アルプスの話をすると 的場山から大倉山へ歩いたと言う
ので えっと思ったが 聞き直すと やはり 北の亀山から亀池、新池、大成池から大倉山へ歩いたの
でした。
 尾根の先端に見える トンビ岩の話などして 東屋を後にします。 階段を少し上がると 道はなだらか
になり 左の東尾根ルートへの分岐を過ぎ 右に曲がり お花畑を過ぎ 平坦路を西へ歩き 左に ベ
ンチのある展望所を 右に進み やや急な階段を登ると 山頂です。
13:17 登頂。 駐車場から 約1時間。 山頂の写真は 撮らなかったが 山頂だけ 岩山です。


 雲が多く 遠くは かすんでいますが 360度の展望です。 東は 網干、姫路市街がかすみ
京見山が 島のように浮かんでいます。 最奥の特徴ある形の山は 高御位山でしょう。 南東
方向の直ぐ手前の山は 野瀬奥山で その右奥が 大浦北山?
 この山は 雄鷹台山とも言うらしいが 近くの赤穂に同じ名前の山があるので 紛らわしい。
左、右に 低い御津山脈が連なっています。 御津山脈は 野歩記さんのように 縦走はしたことは
ありませんが 何回かに 分けて ほとんどのルートを歩きました。 残っているのは 西端の柏公
園から 五六見山(仏ヶ台山)の間だけかな。


 南には 瀬戸内海に 家島諸島が並び 南西方向は 逆光で 海面が輝き眩しい。 小豆島の上に
は 雲があるが 島は見えます。 相生湾の西にある関電の発電所の裏尾根の先端が宝珠山か。
 西方向に見える山で 同定できる山はありません。 北西方向には 鉄塔の乗る宝台山。 北は
山頂の木が茂り 反射板もあり やや見えにくいが 反射板の左奥のなだらかな稜線の一番高い
のが 三濃山だろうか。


 北東 揖保川町の街の奥に新竜アルプスの大倉山、亀山(城山)、的場山の三山ががくっきり。
右奥の尖った山は 明神山でしょう。 八方向の写真を 撮り ベンチに座り 背中に陽を浴びながら
弁当を食べていると 若い男の人が登ってきました。 鍛錬のため 急いで登ったのか 汗びっしょり。
汗を拭くと ストレッチを始めた・・。 この人の話では 年に何回か 明石大橋や鳴門大橋が見えるとか。
私も前回 明石大橋は見たが この人が 夕焼けに染まる鳴門大橋を見たときは 良かったですよー と
言っていた。 夕方の方が 空気が澄んで 見晴らしがいいのだろうか?



 しばらく話をして 13:54 降ります。 先に降りたのに 少し降りると 若い人が どすん
どすんと 走るように降りてきた。 先に行ってもらうと 直ぐに見えなくなった・・。 岩屋谷池に
降りて 土手を奥へ進み トンビ岩を 撮ろうとしたら 丁度 陽が陰り 暗くなってしまった。
 土手から 公園の中の遊歩道を 歩いて 車に降りました。 14:39 車に戻り 帰路につき
ます。 国道2号線に出たところで 車を降りて 天下台山を撮ったのですが 奥に控えてい
るので 山頂が少ししか 見えません・・。
15:16 帰着。 本日の走行距離は 往路 13.1km 復路 15.1kmで 28.7km。


 最近 見ていませんが 以前 WEBで 「トンビ岩通信」 を よく見ました。 このページを
参考に この周辺の山も いろいろ歩きました。 東尾根コースは まだ 歩いていませんが
馬場坂 東コースから 野瀬奥山に登り 野瀬から 女郎坂コースで 五六見山へ登り 北尾
根コースから トンビ岩へ登り 長命水から 東屋を 周回もしました。
 また 思い出に残るのは 最近 「丹波やまだより」 のたぬきさんが 鳥取県の鷲峰山921
mへ登っておられましたが 私も 何年か前に 「トンビ岩通信」 を 参考に 登ったこと・・。
 私のページに 親切な鹿野町の役場の人が ”天王林道終点から 短時間で 登れます。
鹿野町に 遊びに来てください” と書き込みを いただき それを 参考にし 短時間で 登る
ことができました。
 。。。。。。。。  。。  。。。。。  。。  。。。。。  。。  。。。。。  。。  。。。。。  。。  。。。。。。。
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北九州の旅

2008-10-18 19:32:00 | 旅行
 10月17日(金)、18日(土)   天気:ほぼ晴れ

 ある団体の旅行に潜り込み 北九州を旅してきました。 1日目は 広島から新幹線で 博多へ行き 観光
バスで ゴマ焼酎 『紅乙女』 酒造・巨峰ワインの見学・試飲~九重 ”夢” 大吊橋~くじゅう花公園~筋湯温泉・
九重ここのえ悠々亭(泊)。 2日目は 竹田・岡城址公園~原尻の滝~臼杵の石仏~別府ー小倉ー広島の
コースですが 北九州の地図が 頭にないので どこを どう通ったか さっぱり 分かりません。
 
 17日の広島駅の集合が 7:30 のため 前日 車で 廿日市市の実家へ帰り 実家へ泊まりました。
家には 母が一人で 住んでいます。 広島駅で 一緒に行く姉妹と合流し 8:38の のぞみに 乗ります。
ホームに入ってきた のぞみは もうすぐ 4歳になる孫が いたら 泣いて喜ぶ N700系の最新の車両でした。
孫には 写真でも送ってやります。 座席に 座ると足回りは 広いが シートが硬いような・・。 新幹線は
多くのトンネルを潜り 景色を見る間もなく 博多へ着きます。

 待ち合わせの大分交通のバスに 乗り込み 出発。 ガイドさんは 大柳美子さんで そこそこ 経験を積ん
だ人でした。 バスが 福岡空港の傍を 走ったことは 覚えているのですが・・・。 高速道を走り 気がついたら
もう 久留米市田主丸町の 「紅乙女」 酒造の近くでした。 ここの社長は かなり お歳の女性らしい。

 好きな人は 生唾が出るのかも 知れませんが 私には 胡麻焼酎(パンフレットに
祥酎とあるのは 熱で殺菌してない生だから?)は 喉が痛くなるようなお酒で 2杯
しか 呑めませんでした。 代わりに ワインを 何杯か飲みました。 ワインと思ったの
は かりんリキュールと 黒すぐりリキュールで アルコール分18%のきつい酒でした。
 お陰で バスで 腹具合が おかしくなりました。 このため ここの写真はありません。
・・・もう 飲みすぎちまってェー 写真を撮る気にーもー なーれない私っ・・♪♪

ここでリ キュールを何本か買って 母のところへ送ったのですが この話は割愛!


 近くの田主丸の石兆亭で 昼食後 大吊橋へ。 どの道を走ったのか分かりませ
んが 大分県玖珠郡九重町の九重 ”夢” 大吊橋の駐車場へ。 橋の名前は 公募
で 決めたとか。 こんな辺鄙な所に 20億円もかけて 人道専用橋としては 高さ 長
さともに 日本一の吊橋を架けても と思いますが 通行料500円を 支払っても 渡
る人が多く もう 元は 取ったとか。 きょうも 平日ですが 結構な人が・・・。
 標高777mの天空の散歩道だそうですが かなり揺れるし 風は強いし 若い
女の人は スカートでは渡らない方が いいのか? 渡る方がいいのか? 橋の中
央部は グレーチングです。 谷からの高さは173m。 橋を渡る途中 雌滝と雄滝
が見えますが 日陰で 暗く 写真にはなりません。


 バスに戻ると やまなみハイウェイをぐるぐる走り あっという間に 久住高原の
くじゅう花公園に着きました。 この辺りで くじゅうと 久住と 九重と ここのえを
適当に 使い分けるのは 苦渋の選択か? くじゅうが 香る花の村の花公園は
20万m2の広大な大地に 春から秋にかけて 様々な花が 楽しめるらしいのです
が 今の時期は ラベンダーや シバザクラや チューリップはなく コスモスには
少し 早く サルビヤしか 咲いていません。
 四季彩の丘から 後方に 九重連山が望めるのですが 生憎 雲がかかり すっ
きりとは見えません。 日本百名山の95番九重山は 九州最高峰の九重連山
の総称で 1000mを越える山が 20あるらしい。 最高峰は 中岳の1791m。
ガイドさんの説明で 2、3の山名は分かったが・・・・。


 やまなみハイウェイを戻り 三俣山の麓を走り 右に地熱発電所から立ち昇る
水蒸気を見ながら 湧蓋(わいた)山の麓の谷あいの筋湯温泉へ降りる。 宿泊
する 「ここのえ悠々亭」 では 白い2代目犬エンジェルが お出迎え。 ここで 貰っ
た名詞には 九重に ”ここのえ” と ルビが ふってある。
 温泉に入り 7時から9時まで 大広間での宴会、カラオケを終え 1日目が 終
了。 一日 バスで 連れまわされるのも 結構疲れますわ。 ここの温泉は 単純
温泉のようで 無色透明 無味無臭で 鉱物などの成分の含まれている量が少
なく 癖のない温泉らしいが 疲れを 和らげる効果もないのだろうか? 
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 二日目は 6:30起床。 7:00から朝食。 今回の旅行の費用を誰が支払
ったのか知りませんが どの食事も充分すぎる豪華さで 小食の私は半分も食
べられません。 食後 ゆっくりし 8:30 出発。 泊まった悠々亭を撮りたか
ったのですが いいポイントがない・・。 地熱発電の近くを通るのですが バス
の座席が反対側だし・・・。 やまなみハイウェイに出ると 九重連山の三俣山
が見え 雲のような水蒸気が昇っていますが これは 地熱発電のものです。
 やまなみハイウェイを登り 熊本と大分の県境辺りから 南に ”阿蘇の寝釈迦”
(寝観音?)が見えるのですが きょうは 雲とモヤがあり 雲海に沈んでいます。
浮いていればいいのに・・。 広大な草原の向うに 僅かに かすんで見えました。
 さすがに たつの市の寝釈迦とは スケールが違います。


 左の根子岳が頭で 右の阿蘇山が 胸です。 更に右の烏帽子岳の足は見え
ません。 天気が良いと 根子岳のデコボコが 鼻や口に見えるらしいが・・・。
 阿蘇山(高岳1592m)も 日本百名山の一つなので 登ってみたいが・・。
 
 お歳の方が多いので 皆さんお疲れで 寝ている人も多いようで バスが
目的地に近づき ガイドさんが説明を始めるときは グッドモーニングで 始めま
す。 ガイドさんが 瀧廉太郎の ”荒城の月” を歌っている間に バスは 竹田の
岡城址公園に到着。 少し歩いて 岡城跡に登ります。 岡城跡は 東西に細長
い台地に 展開するスケールの大きいお城です。 岡城は1185年 源義経を
迎えるため 築城したと伝えられ 本丸は 1597年に完成。
 山城的殿舎(御廊)、平山城的殿舎(本丸・二の丸・三の丸)、平城的殿舎
(西の丸)で構成され これらが 一体となっていることは 近世城郭史上特異
な城である。(竹田市教育委員会)
 お城のある台地の南北は 絶壁で 天蓋の要塞です。 これだけの石垣を作る
労力を考えると ピラミッドなら半分くらい出来る? 時間がないので 全てを
見ることは とても出来ません。 我々は本丸まで行き そのまま引き返しまし
た。 見晴らしもいいので 九重連山も見えると思うのですが きょうはモヤが
濃く 展望はダメ。 瀧廉太郎は 少年時代 ここに登って 遊んだそうです。


 次の見学地は 東洋のナイアガラ ”原尻の滝” です。 原尻の滝は少し東の
緒方町にあります。 緒方川沿いに行くと 平地ののどかな田園風景の中に
突然 滝が現われます。 川の途中の段差に落ちる滝ですが 水量もあり
なかなかのものです。 幅120m、落差20mの滝で 水量が多いときは
120mの幅一杯に落ちるそうです。 ナイアガラという呼び名に相応しいか否
かは別として 日本の滝100選に選ばれただけのことはあります。 道の駅
で バスを降り 吊橋を渡り 滝の周りを一周します。 滝のすぐ上流に 遊歩道が
あり 流れ落ちる飛沫を見ることが出来ます。 


 原尻の滝を後にして 大分県の東の海岸近くまで降りると 国宝”臼杵の石
仏”です。 先に昼食を済ませ ボランティアガイドさんの案内で説明を聞きな
がら回ります。
 臼杵石仏は 平安時代から鎌倉時代にかけて 彫られたといわれ 遠く千年
の歴史・文化を伝えてくれる。 60余体の磨崖仏は 昭和27年特別史跡 そ
の後 重要文化財の指定を受け 平成6年保存修理を終え 頭部が修復され
た大日如来像が 本来の姿にかえり 臼杵磨崖仏四群59体が 平成7年国宝
に指定された。 磨崖仏では 全国初 彫刻においても 九州初の国宝。 国の
内外で 文化遺産としての高い評価を得ている。 (臼杵市商工観光課)

 昼食後 出発に時間があったので トイレでゆっくりしていたら 先に出発し
てしまい 慌てて後を追う。 四群とは ホキ石仏第一群、第二群、山王山石
仏、古園石仏の四つのグループのことで これらを歩いて廻る。 岩に彫られ
た磨崖仏なので 風雨に曝され風化しないよう 何所も屋根がつけれて や
や暗いし 国宝なので触られないよう手摺があり 近づくことも出来ないし 私
のカメラでは いい写真は撮れない。 


 石仏なので 木彫りの物と違い 細かい細工は出来ないので 特に目立っ
たものはなかったのですが 阿吽の対の仁王さんが岩に彫られているのが珍
しいが 岩から水が染み出て 像が壊れかけているのが残念。 ガイドさんの
説明で鼻の下が黒い髭を生やした石仏はどれだったのか?
 左手に弓を持ったインドの仏は やまあそさんに依ると愛染明王だそうで
インド名はラーガ(愛欲)ラージャと呼ばれる一面三目六臂で 苦難に挫折しな
い強さを象徴する獅子冠をかぶり 左右の第一の手には五鈷杵と五鈷鈴を持
ち・・・・。 お年寄りが多いので 愛のキューピットは役に立たない?

 佐用から岡山県に入った所にある大聖寺アジサイ寺が 西国愛染明王17
ヶ寺巡り 第七番だそうなので 来年 花の時期に行ってみようかしら・・。
 やまあそさんのお陰で 私も仏像について少しは関心があったので ガイド
さんとは話が弾んだ。 四天王のこと五智如来のこと馬頭観音のこと孔雀明
王ことなど・・・。 馬頭観音は 六道の畜生道に由来する?
 鎌倉山尾根にある孔雀明王は 孔雀が毒蛇を食べることから 一切の諸毒
から護ってくれる力があるそうです。 ガイドさんは店に置いてあるパンフレット
(写真集)を買って欲しかったようですが 私は特に臼杵の石仏に興味がある
わけではないので 申し訳ありません・・・・。


これで今回の旅行の行程を全て終え 後は別府駅から帰るだけですが こう
いう旅行につきもののお土産です。 時間もあるので別府駅を通り過ぎ 別府
観光港に降りて交通センターで買い物。 お金のない私は暇で時間を持て余
します。 皆さんが買い物を終え 別府駅に着きましたが ここでも待ち時間が
十分いや30分あります。 暇なので 駅前の道を真直ぐ西へ登り 別府公園
まで歩いてみました。 西に形のいい鶴見岳1375mが見えます。私としては
由布岳1584mが見たかったのですが ここからは見えない・・・。南には猿で
有名な高崎山が 夕陽を浴びて特異な形をくっきり見せています。  


 時間が来て ホームに上がり 孫のためにソニック46号を撮ろうと 人ごみ
を離れ カメラを構えていたのですが 電車は逆方向からホームに入ってきた。
 私のGPSは・・・。 正面から陽が当たり 北はあっちでしょうが・・。 写真
は撮ったが。 小倉駅で新幹線に乗り替えるが ホームに入ってきた新幹線
はN700系ではなく 青い新幹線だった。
 弁当を食べている間に新幹線は広島に着いた。 新幹線に乗ったのも観光
バスに乗ったのも何十年ぶりか? 行ったことのない所を廻ったので 久し振
りに羞恥心ではなく 好奇心が掻き立てられた? 家に帰ると 送ったワイン
(リキュール)が届いていました。


 母が ゆっくりしていきんさいと言うので もう一泊することにした。 翌日の午
後 車でドライブ。 大竹市と岩国市との境界近くの蛇喰磐いわを見て 三倉
岳に登りました。 車で。 登山口まで。 キャンプ場から いい道がありました
が 4月に 滑落事故があり 必ず登山届を出すよう 掲示されていたので 山
登りは止め! 麓から見上げる三倉岳は雪彦山に勝るとも劣らないロックク
ライミングのメッカです。 陽が西に傾いたので 岩肌が暗くなっていますが
凄い岩山です。 鋭く尖った三つの峰を持つ山容は三本槍の異名を持ってい
るそうです。 この三つの峰は東の低い方から朝日岳、中岳、夕陽岳702m
の名称で親しまれているそうです。 いつか 登ってみたい。


    ・・・・・・・・・・・ 九州の旅 おわり ・・・・・・・・・・・・
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加美アルプス 850m

2008-10-12 19:41:48 | 山歩き
 10月12日  天気:曇り 時々 晴れ   地図:大名草(南西部)
 
 きょうは 気分を変えて 「宍粟50名山」から離れ 加美アルプスに 挑戦しました。
宍粟の山も 栗などが不作で 熊が出やすいとか・・。
 清水口から 林道を西に登り 奥山地蔵尊分岐に駐車し 清水分岐から 三国峠まで 縦走し 登山口
から 自転車で車へ戻るつもりが 自転車では 林道が登れず 歩く羽目に・・・。  加美アルプスは 私
には 超難しい 厳しい山で あわや遭難の不安が 頭を かすめました。
 最近 WEBで 「西脇市からの山」 を見ると うろさんが 市原峠から マタニ山経由で 槍ヶ峰を往復さ
れていました。 私は 加美アルプスへ行くときは 清水口から登ろうと 思っていましたので 橋元先生の
「兵庫の山々 山頂の岩石」(06.12.24) を 参考にしましたが・・・。 改めて このページを見ると な
んと この前 私が行った鏡岩、ゆるぎ岩のページがあり 河上神社の鏡岩と思った岩は 間違っていて
手前の低い岩が 鏡岩でした。

 きょうは ロングコースなので 早めに 出発しようと思っていたのですが 朝起きたら 6時半。 天気は
上々。 急いで 支度をして 7:25 出発。 近くのコンビニで おに ぎりを買い 姫路バイパスから 播但
道を走り 8:12 神埼南ランプを降りる。 県道8号線を東へ走り 高坂トンネルを抜け 8:29 新松か
井の水に。 ポリに水を汲み 坂を下り 8:47 国道427号線に曲がり 国道を 14.1km北へ走り
道の駅かみで 左折して 1.3km先の三国岳登山口へ。 この林道が こんなに細く 砂利の悪路だっ
たか?  9:06 登山口に 自転車を置き 引き返えし 国道を 2.5km南へ戻り 清水上から西へ入る。
ここには 「←奥山不動尊」 の道標があります。

 200m先のフェンスの扉を開け 林道へ入る。 この林道は 緩やかな登りで コンクリート舗装なので
走りやすい。 国道から 1kmの分岐は 左へ直進。 その先 約600mの小さな祠のある分岐の奥の
スペースに 9:30 駐車。 ここは 実線の道から破線の道が 北西に延びている 分岐の所だと思いま
す。 破線の先には 神社が・・。

 9:35 スタート。 林道を 更に西へ コンクリの道を進むと 道が 左に右に 曲がった先の正面に
分岐があり 近づいて よく見ると木の枝に隠れた 西雄岳登山口の標識があります。  この道を
進むと 少し先に分岐があり 右へ200mほど行ったのですが 道が違うようなので引き返し 直
進します。 この先で コンクリの林道は なくな り 行き止まり? よく見ると 草に埋もれた踏み跡
があり これを 辿ると・・・。

 直ぐに 巡視路の表示があり 鋼鉄の橋があり この道が 橋本先生のページにある橋に間違いない。
このときは この道を辿れば 尾根に出ると思ったのですが・・・。  橋を渡り道なりに 3分ほど進むと
10:00 分岐に出ました。 鉄塔23・22の分岐で 巡視路?を右の22の方へ行く方が 尾根に近い
と 右へ進みます。 初めは いい山道でしたが ジグザグに登ると 徐々に道が荒れてきて 細く判りに
くくなり・・。 何とか登ると 立派な真新しい林道に出ました。 この林道を造るために 土砂を崩したの
で 道が分かり難くなっていたのか。 林道を 右に歩いてみたが 尾根への取り付きが 見当たらな い。
 引き返し 逆の左(西?)へ進む。 頭上には 送電線が走っているが 巡視路はないし・・。 10:23
林道は 行き止まりで 道は 途絶えた・・・。 この先は 沢で・・。

 沢沿いに登るしかない・・。 意を決して 斜面に取り付きますが・・。 この沢は 大きな岩が立ちはだ
かり 進めません。 右に左に ルートを探し 少しづつ上に。 2m位の岩を越えるときは もし落ちたら
5、6m下の岩の上に・・・。 身の危険を感じたが 何とか 木を掴み 乗り越えました。 岩場を越えたら
急斜面。 こんな所を登っていると 足の置き場があると 道に見えるから不思議。 尾根が近くなると
明るくなり 周囲が見渡せるようになり 林道終点から 50分かかって やっと尾根に出ました。 ここま
でで 体力の半分使ってしまった。 この尾根は 岩のやせ尾根で 見晴らしはよく 東の谷の奥に 竜ヶ
岳から 大井戸山の稜線が望めます。 岩尾根の急登を上がり 11:22 鉄塔22に 登りました。

 この鉄塔は 凄い斜面に建っています。 この辺りも 見晴らしがいい。 南に マタニ山、 東に 竜ヶ岳、
北に 西雄岳から 奥雄岳が望めます。 この辺りには シャクナゲが 多くあ利花の咲くころ登りたい。
 北は 絶壁で 手摺に鎖が張ってあります。 岩場を越え 11:34 722mの尾根に出ました。 ここが
清水分岐で 縦走路の道標がある。 ここから 北へ降ります。  

 少し降りると 鉄塔があり 下を潜り 11:41 鞍部へ降りました。 尾根から見えた西雄岳は 凄い急斜に
見えましたが ロープが 何本もあり それを掴んで登ると 意外と 楽に登ることができました。 うろさんの
ページには 倒木がある難所と 書いてあったが それほどではなかった。 鞍部から登りにかけて 南から
西方向が見渡せ 南西には 高畑山、 西のなだらかな山並は 段ヶ峰かと思いますが・・・。 後方 南方向
には 鉄塔越しに マタニ山からの縦走路尾根が見渡せます。

 12時過ぎに 西雄岳に登頂。 山頂では 男の人が 昼食中で 私が登ると びっくりしたようでした。 挨拶を
していたら 時刻を 記録するのを忘れ・・。 この人は 明石から来たそうで 市原に車を置き 市原峠まで 1時
間かけて登り マタニ山経由で ここまで来て 三国峠まで歩くそうです。 山から降りても 国道を歩き 市原ま
で歩いて戻らないと・・。 凄い人です。
 山頂から北に 三国岳が見え 東には 縦走路の先の奥雄岳も見えます。 うろさんのページに 篠ヶ峰が見
えるとあったが 何所だったか?  食事中の場所を通してもらい ロープを掴んで 急斜面を東へ降ります。
 ここから奥雄岳までは 道があるような、ないような歩きにくい、分かり難い道です。 荒れ斜面を降りると
ススキなどが茂り 道を隠しているので 道を探しながら進みます。

 北の見える場所があり これから歩く尾根の左に 形のいい槍ヶ峰が 左に見え、右奥に 粟鹿山がかすみ
右に丸い三国岳が並んでいます。 登りから振り返ると 西雄岳が見えますが 右奥にかすむ平らな山並が
段ヶ峰? 絶壁の上を歩き 左に回りこみ 12:34 奥雄岳に 登頂。 四等三角点は ススキに 埋もれて。

 西雄岳の標高は 地図では 三角点のない846mの標高になっていますが WEBで 地理院の三角点を
調べると 四等三角点:小屋ヶ谷は 842.2mとなっています。 時間があれば リュックから剪定バサミを
出して ススキを刈ってもいいのですが 時間がない・・。 ススキを足で 踏み倒し 写真を撮って 先を急ぎ
ます。 まだ きょうの行程の四分の一しか 歩いていない。 昼食の暇もない。 自転車に 降りると 何時に
なるだろうか? 9:30 スタートから もう 3時間も経っているのに・・・。 結局 きょうは 昼食を食べる暇
がなかった。 お陰で いいダイエットになった?

 見晴らしが 良かったのも ここまでで ここからは ずっと見晴らしのない尾根を歩くことになります。 奥雄
岳から ネット沿いの長い下り。 ネット は ほとんど地面に倒れています。 この後  境界尾根を 延々と 繋
がっていたが ネットを設置するには 凄い労力が 必要だったと思われますが・・。 所々に テープはあるが
ヤブっぽくなり 道が 分かり難い・・・。 12:50 鞍部に降りて 少し登ったなだらかな尾根が 涸沢山でした。

 この先で 上の写真の道標に出ます。 後で 冷静に この道標を見れば 簡単に分かるのですが 右が 槍ヶ峰で
左が 北雄岳。 つまり 北雄岳は 縦走路から外れた 寄り道の山だったのです。 私の手持ちの地図には 北雄岳
の山名は 記入されておらず このときは 北雄岳が どのピークなのか分からなかった・・。 北雄岳は 東西に細長
い800m等高線のピークです。 二点鎖線の境界線からも 少し西に 外れています。 私は 道標の ”左・北雄岳”
だけ見て 左へ登り 13:01 登頂。 北雄岳の表示板が倒れていたので 起こしておいたが・・・。
 北雄岳は 三角点もないし 見晴らしもないし わざわざ登るほどの山ではなかった・・。 出来れば 道標の北雄
岳の表示は 外して欲しい・・。
 北雄岳山頂から 北西には 踏み跡があるが 北東は 急斜面で テープも 道もない。  北西に 下りると 地面に
倒れたネットは なくなるし テープはないし 銃走路を外れたことが 分かり・・。 30分ほど 降りたり登ったりして
道を探したが・・・。
 仕方なく 13:30 北雄岳から北西の尾根を降りた。 杉林の下草のない下りで 問題なく降りられた。 谷へ
降りれば 破線の道があるだろう・・。 13:47 谷の沢に降りたが ここは 熱帯雨林のジャングルのような所で
道はない。 沢は 左に流れている。 沢の水で 手と顔を洗い 一息入れ 右へ進みます。 右へ行けば 梅ヶ畑
峠に出るでしょう。
 幸い?なだらかで 歩くには問題ない。 沢沿いの湿地のような所を 進むと ヌタ場のような水溜りが 何ヶ所か
あり・・。 倒木を越えると 草の間に踏み跡が 現われ・・。 昔の破線の道だ。 少し登ると 14:04 縦走路に
出た! 良かった。 ロスは 最小限に押さえた。 ここで 迷走している間に 明石の人に抜かれた?

 14:05 直ぐ下が 梅ヶ畑峠だった。 ん 三国峠120分? 三国峠に着いたら 16:00 になる。
道標は あるが 梅ヶ畑峠の表示はない? ここから 破線の道を 東へ降りると 登山口へエスケープでき
るが・・。 東を覗いて見たが 急斜面で 道はなさそう。 とりあえず 槍ヶ峰までは 行かなくては・・。
 急な登りを 休み休み ゆっ くり登り 槍ヶ峰と思って登った頂は 南岳。 14:22 通過。 続いて登っ
た 山も 槍ではなく 中岳。 ここには 四等三角点:具坂があった。 14:26 通過。

『追記 10/22』 きのう 「西脇市からの山」のうろさんのページを見ると 10月16日 加美アルプスの
北尾根を歩かれたようで 私が 梅ヶ畑峠と思っていた 槍ヶ峰の南東尾根の東西に破線のある690m
鞍部は 峠ではなく 槍ヶ峰の少し北の六ノ峰南の700mの暗部が 梅ヶ畑峠のようで 標識もあるそうです。
私は 標識には 気がつきませんでしたが 北西に 梅ヶ畑という地名があるので 納得。 訂正します。 

 14:35 やっと槍ヶ峰に登りました。 低木が 茂ったヤブの山頂。 ここは 南が開け 陽が射して明るい。
南に見える山は・・・。 ここからの下山も難しかった。  北尾根に踏み跡らしき・・・。 ここでは 絶対に
迷走は 出来ない。 引き返し 東斜面に テープを見つけ 西に傾き始めた 陽射しの陰になった 暗い東の
急斜面を滑り降ります。 ここに 道標があったが・・・。 左へ進んで 右へ戻り 何とか北東の尾根に乗る。 

 明るい尾根に乗ると 道は はっきりとして 歩きやすくなった。 岩の露出する東カマ尾根を 14:53 通過。
ここから 九から 一までの峰を アップダウンを繰り返し 歩いたが 変化に乏しい特徴のない道で 記憶も
定かでないので 通過時刻だけ 示します。 九ノ峰(あかいわ)…14:59 八ノ峰(おてんしょう)…15:05
七ノ峰…15:10 六ノ峰(つばくろ)…15:14 五ノ峰(北つばくろ)…15:17 四ノ峰…15:21
三ノ峰(ガキ岳)…15:26 二ノ峰(カラ沢)…15:32 一ノ峰…15:44 通過。 五ノ峰には 四等三角点:
梅ヶ畑がありました。 どのピークも 等高線一つ二つの小ピークなのですが へとへとで なかなか登れま
せん。 二、三歩登っては 休み 二、三歩登っては 休み 脚が 全然 上がりません・・・。 

 一ノ峰を巻いて 左に曲がり 下ったところが 三国峠でした。 15:50 三国峠。 「翼よ! あれが 巴里
の灯だ」 の心境でした。 まだ 明るいし ここへは 何年か前に 一度来たことがあるので ここからは 降り
ることができるでしょう。 やれやれ。 休まず降ります。 硬く踏み固められた道を しばらく降りると 溝の
ような 道になって 歩きにくくなります。 ふと前方を見ると 歩いている人がいます。 その人は 西雄岳で
会った明石の人でした。 私の足音が 聞こえたと思うが 疲れていたのか 振り向きもしないで 黙々と降り
ています。 足の遅い私が 追付くとは・・。
 声をかけ ここから 一緒に降りました。 この人は 月一回のペースで 山登りをしているそうだが 市原か
ら歩き始め 市原峠、マタニ山、加美アルプス、三国峠、道の駅かみ まで 歩いたらしいが 何キロあるの
でしょう? 凄い人です。

 見ず知らずの人でも 薄暗い沢沿いのガレた山道を 一人で歩くより 一緒に歩くほうが 心強い。 広い林
道を歩いていると 白い花がありました。 よく見ると アケボ ノソウでした。 アケボノソウを見るのも久し振り。
 この林道の左手、山側にあった葉の大きい花は ミカエリソウだった? 暗くて よく見えな かった。 てくてく
歩いて 16:30 暗くなり始めた 三国岳・登山口の自転車に戻りました。   明石の人が 歩いて下る横を
自転車で 走り去り・・・。 国道も 鳥羽の方が 30mほど高いので 自転車は スイスイ走る。
16:49 フェンスの扉に戻りました。

 清水口へ戻って 林道を登ろうとしたら 自転車の変速ギヤを”1”に落としても 脚が痛く 漕ぐことが
できません。 自転車を押して 歩来ました。 扉を開けた所に 自転車とリュックを置き 1.6kmほど
林道を歩いて登りました。 このコンクリの林道歩きのしんどかったこと・・・。 未だかいなと 何度も思
いながら・・。 この林道脇にも アケボノソウが 咲いていました。  17:04 車に戻り 扉へ降りて 自
転車を積み 17:14 帰路につきます。 国道を走っていると だんだん暗くなってきました。  私は
目が悪いので 暗いときは 運転したくないが やむをえない。
 17:50 神埼南ランプから播但道に入る頃には 真っ暗になっていました。 播但道に入ると 歩行者
も 信号もないので 前の車のランプだけ見て走ればいい。 18;32 無事 家に戻ることができました。
 翌日 脚が痛いだろうと思ったが 何ともなかった。 おかしいなァ・・・。

 本日の走行距離は 往路 松か井の水まで 63.9km、三国岳登山口まで 20km 林道駐車地まで
5.5kmで 89.4km 帰路 80.6kで 計170km。
 家の近くのセルフのスタンドが 3円引きだったので ガソリンを入れると 燃費は 走行距離604.3km/
給油量30.67L=19.7km/Lでした。 すごい! 過去最高の燃費でしだ。 ガソリンの入れ方が
少なかった?  @154円で ¥4723円。

 きょうの山行は 何度も道を間違え あわや遭難の危機に陥ったが  未熟な自分を叱咤激励し 途中撤退し
ないで 最後まで 歩き通した自分を褒めてあげたい。 うろさんのページの最後の一行 ”この山行は どなた
にも お勧めできま せん” が 骨身に沁みる山行であった。 夜 早速 うろさんの「ゲストブック」へ 報告して
おきました。

 。。。。。  。。  。。。。。。。  。。  。。。。。。。  。。  。。。。。。。  。。  。。。。。。。
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山品山 やましなやま 945.8m

2008-10-04 19:29:53 | 山歩き
 10月4日(土)  天気:晴れ やや暑い  地図:音水湖(北西部)

 きょうは 「宍粟50名山」の選に漏れた 右から読んでも 山品山へ行きました。
音水湖の西にある山です。 下山時 ルートを間違え 西の音水渓谷に 降りそうになり あわや
遭難・・・。 林道と音水湖畔の舗装路を 戻るには 自転車が要ります。 
 きょうは 土曜日ですが 明日 日曜は 天気が 悪そうなので きょう 山へ行くことにしました。
天気は良かったのですが やや モヤの濃い日でした。
 7:19 出発。 JRを越える太子陸橋から見える 北の新竜アルプスは モヤにかすみ 東の
京見山、檀特山方向は 空が ピンクに染まり 幻想的な雰囲気でした。 いつものように 龍野、
新宮を通り 山崎に入り 8:01 国道29号線に 乗り 更に北へ走り  8:12 安積橋を
通過し 更に北へ。 やはり 土曜日は 車が多く 思うようには 走れません。 北へ走るにつれて
モヤは 薄れてきました。

 笠ヶ城山の見える皆木辺りから 日ノ原までは 結構 遠く感じました。 この前 大森神社の下で 撮った
ツリフネソウが ひどいピンぼけだったので リベンジしなくては・・。 車で 大森神社へ登ると ツ
リフネソウは まだ咲いていました。 写真を 慎重に 5枚ほど撮りましたが 2枚は ピンぼけ・・・。

 8:51 引原ダムの駐車場に着きました。 ここまで 61.3km 1時間30分。 駐車場
から目の前に これから登る尾根が見えますが 一番左のピークが 山品山でしょうか? 音水湖の奥に
見える山は 三久安山かと 撮りましたが もっと北の山のようです。
 8:56 スタート。 ダムを渡るとき 下を覗くと 深い谷で 内股に鳥肌が立つよう な気がします。
ダムを渡ると 標識があり 左の展望台へ。 右へ折り返した 東の 先端が展望台。 9:07 階段を
上がり 展望台へ。 見晴らしが 良くない との話を聞いていたが 結構 展望はいい。 正面に 逆光にか
すむ阿舎利山が、音水湖 の上には 三久安山が望めます。 南の日ノ原山は・・・。

 階段を降りて手摺の横から下に降りて山へ取り付きます。 いきなり滑りそうな急 な登りで
10mも登ると 汗が出てきます。 岩を越えると 左に窓があり 日ノ原山 の稜線が見え 鉄塔
も見えます。 山頂までで 景色が見えたのは ここだけ?  地図を見ても この尾根は 標高
750m辺りまで 急な登りが続きます・・・。

 引原ダムを造ったときのコンクリートの台や石垣などの残骸を見ながら 柔らか い秋の陽射しを
背中に受けて 一歩一歩登る。 あるような無いような道を松葉を 踏みながら とにかく上に上に登る。

 展望台から 42分、9:49 道が なだらか になり 750mの尾根に乗った。 この辺りが
”山あそ” にある ”C” 地点だと思うのですが、 鳥のヒナは いなかったので・・・。 等高線にはない
登り下りを経て 9:58 峠のよう な鞍部に降りて 登り返す。 右の谷に雰囲気のいい 木漏れ日
広場があります。
 南からの涼しい風を受けながら 10:03 と 10:27 2回の急な登りを経て 10:35
マルサに切開かれた 山品山に 登頂。 スタートから 2時間足らずです。

 三等三角点:山品の周りだけ 木が切られていますが 周囲に見晴らし はありません。
三角点の写真を撮って 南へ降ります。 やまあそルートの南尾根を歩きます。 私は
体力、脚力が ないので 登りは 辛く しんどいが、 一旦 登れば こっ ちのもの。 水
だけ補給すれば あまり休まなくても 続けて歩くことができるのです。

 南尾根は なだらかで歩きやすく いい雰囲気の尾根だった。 太い木が 何本もあったが
ブナもあった? 歩いていると 西に窓があり 見えた山は三室山?
  なだらかな 940m等高線ピークを越えて 930m標高点辺りまで 行ってみました。
尾根が下り始めたので 引き返えします。 見晴らしが無いのは 残念ですが 特に西斜面は
緑のいい雰囲気の森林浴尾根でした。 11:07 山品山山頂へ戻りました。

 北へ降ります。 少し降りると ブナの木が現われ ここも雰囲気のいい尾根です。 840m
の鞍部へ下るので 楽ちんだし・・。 この尾根も 所々に窓があり、東や 西が覗けます。 東の
奥に見えたのは 藤無山? 西のぼさぼさした山は 1044m 峰? 鞍部が近くなると アセビ
のような低木や 下草が出てきて 荒れて歩きにくくなりまうす。 細い木の切株が 足に引っかかるし・・。

 11:40 鞍部へ降りました。 ここから東へ降りるのですが とうこさんの足跡を辿り
北ピークの899m峰に行かねばならぬ・・。 降りてきたときのために 周りの景色 を目に
焼き付けて? 北へ登る。  しばらくは なだらかでテープもあり 歩きやすい 尾根でしたが
 山頂が 近くなると アセビのような低木が出てきて ヤブっぽくなり・・た。 鞍部から14分
11:54 899m峰に 登頂。 ここも 三角点の周囲は マル サに 木が切られています。
 狭い平坦地で 周囲の見晴らしはありません。 新しい金ピカ の四等三角点が埋められてい
ます。  写真を撮り 4分滞在し 11:58 下山。

 何も考えず テープのある方向へ降りました・・。 アセビの藪もなく 物凄い急な
斜面を滑り降りました。 こんな急な斜面を登ったかな?とは 思いましたが・・。 少し
降りると 下からザワザワと水の流れる音が聞こえてきて えっ・・・ 西の音水川の
方へ降りていました。 目の前に 1044m峰が・・・。 テープがあったのに・・。

 11分ほど降りた 12:09 引き返えします。 山頂へ戻ろうと 急斜面を登るが この
急斜面を登るのは 超しんどい。 南へトラバースする方がいいと思い 西から南 方向へ進
みます。 掴むもののない急斜面を カニの横ばいで・・・。
 立ち止まって前方のルートを探していると 突然 ズルズルっと足が滑った・・。 が
1mほど滑り 奇跡的に止まった。 このまま 滑れば 2、30m下の千尋の 谷へ 一気に滑り
落ちるところだった・・・。  後で ゆっくり地図を見ると 899mPから西の800m
の高線辺りへ降りて 南 の850m等高線の先端辺りへ戻ったのだろうかと?
 倒木を越え テープのある南尾根に戻ると 2分で 鞍部に降りた。 ふうっ・・・。

 12:34 鞍部から道のない東の谷へ降りる。 杉の小枝が積み重なった足 場の悪い急な
下りだった。 道は なくても谷へ降りるので下へ降りれば問題な い。 10分ほど降りると
沢に水がちょろちょろ流れ始め 沢に沿って 更に10分 足らず降りると 左からの沢が合流し
て 水量が増え ざわざわと流れ始めた。
 沢沿いは石が散乱し 歩きにくい。 沢の右を歩いたり 左に渡ったり 歩きや すい所を探し
ながら降りた。 朽ちた丸太二本の橋を慎重に渡り 尾根の鞍部 から 41分 一度も転ばず
足を捻挫もしないで 明るい林道に出ることができました。
13:15でした。 林道は 南へ延びているが 東へ降ります。 林道には 宍粟の山 に多い
タケニグサが 種をたくさん付けていました。 この林道も何年かすると タケニグ サに 占領
されてしまうのか? 雑草のような マツカゼソウも多いし・・・。

 下りで歩きやすいのはいいが 単調な林道歩きもしんどい。 林道出合から20 分 13:
37 湖岸の舗装路に出まし。 この辺りに 祠があった筈だが・・。 舗装路から 見晴らしが
良いと思ったが 湖岸に竹が生えていて 意外と見晴らしがない。
 それでも 三久安山、阿舎利山、日ノ原山は 見えます。 入り江では カヌークラブの高 校生が
活動中でした。 舗装路を30分 てくてく歩いて車に戻りました。 14:06 車 に戻り
おにぎりを食ました。   8:56から 14:06まで 5時間10分の行程でした。

 14:17 車を出し 2kmほど北へ走り アーチ形の橋のところまで行き 山品山 を撮
りました。 14:26 帰路につきます。 皆木の南の有賀辺りから 笠ヶ城山を撮 り、思い
残すことなく車を走らせます。 14:52 安積橋を通り 15:11 山崎で 国道29号線
を離れ 新宮へ。  15:58 帰着。
 本日の走行距離は 往路 大森神社への寄り道を含め61.3km 北へ2.3km 行って
山を撮り 復路 61.6kmで 計125.5km。  きょうも 省エネ運転に務めたました。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 山品山の項 おわり ・・・・・・・・・・・・・・
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