8月14日(月) 天気:曇り 室温:32.5℃
きょうは、世界遺産・国宝 姫路城 夏の特別公開を 見に行きました。 9/24まで 非公開エリア6棟
を 同時公開。 イの渡櫓・東小天守・ロの渡櫓・乾小天守・ハの渡櫓 と 折廻り櫓 が 公開されています。
イの渡櫓~ハの渡櫓は 昨年も 公開され、7月18日に 見に行きました。 折廻り櫓の公開は 初めてです。
大天守入口(水ノ五門)から 天守閣へ入り、大天守の東へ回り、連立式天守のイの渡櫓・東小天守・ロ
の渡櫓・乾小天守・ハの渡櫓を回り、水ノ五門から 外へ出て、備前丸広場を通って、折廻り櫓へ行きます。
連立天守を回る際、何カ所か階段があり、上がり降り交互通行のところもあり、どこも渋滞気味で 5~
10分程度 待たないと 動けないところもありました。 きょうは お盆休みのためか、お客が多かった・・。
姫路市観光課 発行のチラシには、令和5年に 世界遺産・国宝 姫路城は 世界遺産に登録さてから 30周年
を迎えます。 白く美しい白壁から ”白鷺” に例えられる 姫路城は、安土桃山時代から 江戸時代初期にかけ
ての建築技術の粋を極めた 「日本一の名城」 と言えます。 建築物のほとんどが 国宝や 重要文化財に指定
されており、普段は 非公開の場所も 多くあります。 今回は、兵庫デスティネーション キャンペーンの開催
を記念し、普段は 公開していないエリア6棟、 イの渡櫓・東小天守・ロの渡櫓・乾小天守・ハの渡櫓 と 折廻
り櫓の内部を 特別に公開します。 折廻り櫓(重要文化財)は、2層2階 合計5室からなり、内部には 書院
造(茶室)の一室や 姫路城では 珍しい 居室の狭間などを ご覧いただけます。
来年2月の冬の特別公開では、西小天守(ニの渡櫓?)の初公開が 予定されており、姫路城の最大の特徴
「連立式天守」が 全て公開されることになります。
イの渡櫓は、地下1階、地上2階の構造で、大天守への延焼を防ぐため。入口は 土戸と鉄板張りの
板戸の二重扉になっています。 西の窓からは 連立天守の中庭を囲む ロの渡櫓、乾小天守・台所天守、
大天守の北面を 見ることができます。
東小天守は、地下1階、地上3階で、二重櫓の上に 望楼(物見櫓)をのせた構造です。
他の小天守に比べ 火灯窓や 唐破風もなく、装飾が 少ないのが 特徴です。
ロの渡櫓は、創建当初は 「北の長屋」 と呼ばれていました。 床の中央には 当時の製材技法のウロコ状
の痕(手斧削り)が残っています。 長さ約28m、幅約6mで、現存する櫓の中でも 最大級の広さです。
乾小天守の室内は、地階を含む 5階建です。 外観は 軒唐破風、千鳥破風、 火灯窓で 飾らており、
優美な姿をしています。 最上階は 四方の窓に格子がなく、周囲が見渡せます。
ハの渡櫓は、乾小天守と西小天守をつなぐ 地階を含む3階建ての渡櫓です。 水の五門を突破した
敵を撃退する最後の砦です。 ハの渡櫓の奥は 西小天守で 大扉があります。 今回の公開は ここから
階段を降りて 天守から外へ出ます。
大天守を出て、備前丸を歩いて 折廻り櫓へ。 折廻り櫓は、天守台東側の石垣に接した 2階建ての
櫓で、1階が倉庫、2階に 部屋が 3つあります。 西室は 畳敷きで、茶の湯の炉、障子や襖があり、
居室を思わせる反面、窓の下には 狭間が 形成されている 珍しい造りになっています。 東側は 備前門に
つながる重要な防衛拠点としての役割を持っています。 備前門の2階には 石落としの穴・蓋があります。
中室の北の窓は 筬格子(おさごうし)窓で、室内から 外は よく見えますが、外から中は 見えにくい
マジックミラーのようになっています。
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