きょうは 金曜日ですが 天気が良さそうなので 但東町の東里ヶ岳に登ってきました。 春に
郷路岳に登ったとき 北に見えた東里ヶ岳が 気になっていたのですが 最近 やまあそさんが登
られたレポを見て 急遽 決行することに。 汲み置きの水が無くなったので ついでに ”松か井
の水” に寄って 水を汲んできました。 東里ヶ岳は見晴らしも良く 静かな雑木の山歩きができ
ました。
6:34 出発。 平日なので 通勤ラッシュにかからないよう 早めに出たのですが 姫路バイパ
スは 少し混んでいて 悪いことに 今の時季 7時前には 正面から日が出るので 眩しい! 7:
26 播但道 神崎南ランプを降りて(700円) 県道8号線に廻り 高坂トンネルを抜け 7:42 松
か井の水に着きました。 きょうは組だけでした。 水汲みは 平日にしないと 混雑するのです。
ここまで 63.9km 神崎南ランプから 12.1kmです。 神崎南ランプに戻り 8:13 播但道
に乗ります。 和田山が近づくと 今日もまた 濃い霧が出てきました。 但馬は 霧の里ですか?
8:36 和田山ICで降りて 国道312号線に出て 8:44 一本柳で国道9号線に乗り 東へ8.
4km走り 京都府に入って直ぐ 小倉で左折。 ほそーい道を進み 踏み切りを越え 県道56号線
に出て 門垣で右折して 県道63号線に入り 小坂峠を越えて 兵庫県に戻り 坂を下ると国道42
6号線に突き当たる。 ここで 左折して北へ6.6km走ると 正法寺に出るので 右折して舗装され
た林道を3.1km登ると 林道分岐に出ます。 左にスペースがあるので 車を停めました。
9:37 駐車。 家から145.5km 和田山の国道9号線から 32.7km。 向かいの南へ行く
林道・郷路線の入口に バリケードがあり 通行禁止になっています。 帰りに郷路岳に登ろうと思
っていたのに・・・。 郷路岳は 林道から1、2分で登れるのです。
9:44 スタート。 車を停めた横の地道の林道を進みます。 きのう 雨が降ったのでしょうか?
地面が濡れています。 地図の破線の道は 直ぐに 右に曲がり 東へ廻ります。
林を抜け 少し登ると 左に見晴らしがあり 雄大な山並みが見えますが・・。 山の名が分かり
ません。 やまあそページの写真を見ると 鉄鈷山のようです。 さらに登ると右に東床の尾山も見
えますし 後方に見える山は 郷路岳でしょうか? 正面には 490m+ピークが尖って見えます。
芝生の林道を 所々にある紅葉を見ながら 分岐を右に進み 10:12 456m標高点ピークに
登りました。 が 細長い尾根で 見晴らしは良くありません。 北の高竜寺ヶ岳のほうが見えるか
と 思ったのですが・・・。
林道に戻り 西へ進みます。 この林道は 490mピークを北へ巻いて延びていますが 地図には
描かれていない 比較的 新しい道のようですが・・。 右 北が開け 大展望です。 林道が伸びる
正面には 東里ヶ岳の山頂が見え 北には 手前の尾根の紅葉の山肌が輝き 北へ延びる街道の
奥の山は 高竜寺ヶ岳でしょうか? 京都の山は よく分かりませんが 高竜寺ヶ岳の右奥に磯砂山
は 見えているのでしょうか? 一等三角点の山ですが・・・。 天気が良ければ 日本海も見える?
後方には 456m標高点ピークが形良く見えますが その右奥に見える デコボコとした山並みは
大江山連峰? 前方の東里ヶ岳の上に 飛行機雲がかかっていましたが 直ぐに 消えてしまいまし
た。 所々にある紅葉を見ながら 林道をてくてく歩き 10:31 林道終点に出て 左から急斜面を
よじ登り 尾根に上がりました。
この尾根は 葉の落ちた冬枯れの尾根で 落葉に埋もれて イワカガミがたくさんあります。 踏む
つもりはないのですが 落葉に埋もれているので・・。 北斜面は イワカガミが群生しているようで
す。 この尾根には 錆びたワイヤーロープや金具が 放置してあることから 以前は 林業が行われ
ていたようです。 今は 雑木林ですが・・。 林道もそのため? 黒いネットが地面に倒れていて
針金に足が引っかかります。
尾根は 急な登りになってきました。 地図を見ると 水平距離150mの間に 等高線が 7本ありま
す。 30度近い傾斜でしょうか? 幸い 山頂が近くなると トラロープが張ってあり これを掴んで
登ります。 ロープは50mくらいあったでしょうか? 何故か 山頂手前に”歩行者通路”の張り紙
が3枚ありました。 やまあそさんのように 自転車で登ってくる人が いるのでしょうか?
10:52 東里ヶ岳に登頂。 70分かかりました。 細長い尾根で 雑木に囲まれています。
やまあそさんが 抱きかかえていた大きな山頂プレートは 針金が切れ 地面に落ちています。 南
には やまあそさんが降りた尾根に 道が確認できます。 三等三角点を撮って 西へ降ります。
”やまあそ”にあった反射板へ行かなくては・・。 西尾根も冬枯れの雑木尾根で いい雰囲気
でした。 右にカーブして 北西方向へ降りると 西斜面には 紅葉も見られます。 やや急な下り
になると 岩が現われて 右に迂回して降ります。 やや急な下りを降りて 11:13 反射板に
出ましたが まず 手前の木の根元にある五輪塔を見なくては・・。 右の倒れていた石を適当
に積み上げておいたのですが 積み方が悪いそうです。 金と力は ないので・・・。
反射板の前に廻ると 西が切開かれていて 大展望です。 西が見渡せますが 分かる山がありま
せん・・。 蘇武岳、三川山は? 北寄りに見える山が 法沢山? 切り倒された木が積まれたバリケ
ードを乗り越えて 北の急斜面を降りてみましたが 展望は 良いとは言えず 雑木越しに僅かに高竜
寺ヶ岳が見えるだけ。 法沢山も見えた かも知れませんが 形に特徴がないので 同定することがで
きません。 家に帰り 撮った写真と地図を見比べて なんとか 法沢山を同定することができました。
急登を登り 11:37 反射板に戻り 景色を見ながら尾根を登り返し 11:53 山頂へ戻り
東へ降ります。 ロープを掴んで激下りを滑り降りますが ロープを持った手が 摩擦でやけどし
そうです。 尾根から北に見える稜線は 法沢山~高竜寺ヶ岳だと思うのですが 自信はあり
ません。 落葉に埋もれたイワカガミの葉を踏みながら 12:12 林道終点におりました。
下山時は 光線の具合が変わり 紅葉も色合いが 少し違うので 写真を撮り直しました。 北の
雄大な景色を見ながら 林道を てくてく歩きます。 北東方向にダムが見えますが 地図には 描い
てありません。 正面に見えてくる 456mピークに 日が当たり 紅葉も輝いていました。
※北東方向に見えるダムは 但東ダムだそうです。 般若高原は どこでしょう?
林道を30分歩いて 12:42 車に戻りました。 車を回し 日陰に停め直し 昼食。 林道郷路線
が 通行できれば 展望台に行って 東里ヶ岳を撮りたかったのですが・・。 ついでに 林道を 東へ
降りて 薬王寺峠辺りにある 江笠山の駐車場所と登山口も 確認しておきたかったのですが 通行止
めでは 仕方ありません。
13:02 帰路につきます。 林道を下って 正法寺で左折して 国道426号線を 6.6km走り 久畑
で 右折して 県道63号線に入ります。 小坂峠を越え 門垣で 県道56号線に曲がり 13:33 国道
9号線に出ました。 車が全然走っていません。 平日は少ないのでしょうか? いや 和田山が近
くなると 工事中で 片側通行となり 何台か並びました。
国道を 14.6km走り 13:44 一本柳交差点で左折。 13:49 和田山ICへ曲がり 13:53
料金所を通過し 播但道をひた走り 姫路バイパスを経由して 15:02 家に帰ってきました。 花
田出口では 料金は1400円の表示でしたが 播但道は 平日は 安くならないのでしょうか?
本日の走行距離は 往路 145.5km 復路 120.4kmで 計265.9kmでした。 往路には
水汲み分 24.3kmが 含まれています。
きょうの東里ヶ岳は 天気もまずまずで 展望も良く いい山歩きができました。 江笠山にも 登ら
なくては・・・。