私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

古民家ギャラリーで 風と大地の器

2014-05-31 15:54:03 | ギャラリー散策
 5月31日(土)  天気:晴れ  室温:31.9℃

 きょうは 高田ある古民家ギャラリ-「WEARCH」 へ 工藤和彦さんの陶芸を見に行きました。
工藤さんは 北海道・旭川で 大陸から 黄砂として 渡って来た 太古の土を使い 「黄粉引」 と 名付
けた器を 制作されています。 シラカバの灰を使い 器にした 「シラカバホワイト」、森の緑を表現し
た 「緑粉引」。 どれも 自然が創造した 「うつわ」 です。・・・案内状より
 工藤さんのページを見ると 今回の 「案内状」 の文章が まるで 詩のように 書かれています。
 せつこさんは 詩人でもある・・・。

  北海道の広大な牧草地に一人、
  スコップ片手に土を掘る。
  この大地を支えるのは、
  貿易風に乗ってやって来た
  二億年前の黄砂の地層。
  ・  ・  ・  ・  ・  ・


 新進気鋭の若手作家として 注目されている工藤さんは 長身で 今風のファッションも さらりと
着こなし マスコミからは 「陶芸の貴公子」 と呼ばれたこともある。 生活の希薄な 都会的ルック
スとは 裏腹に 私生活では 3児の父親。 旭川市郊外のカタクリの里として 知られる突哨山の
麓に建つ築60年の借家に 工房を構える。
 「モノづくりに 夢中になれば なるほど 手が止まらなくなる」 という工藤さんは 夜通し 工房で
ろくろを回し 自宅にいても 作陶について 考え続ける・・・・。



≪ 工藤和彦 プロフィール ≫(工藤さんのページから コピー・抜粋しました)
 1970年 神奈川県生まれ
 1986年 工業高校のデザイン科に進学中に 陶芸の魅力を知る。 陶芸のクラブ活動に入る。
 1988年 高校を卒業後、信楽焼作家神山清子先生、神山賢一先生に師事する。
 1996年 個人作家として 独立、剣淵町に 自宅兼工房を設ける。
 1998年 横浜「いつこう」にて 初個展。
 2001年 木灰による釉薬、焼成温度と還元雰囲気を 微妙に調整し、「黄粉引」が完成する。
 2002年 旭川市に 移住する。
 2003年 うつわの全国公募展にて「黄粉引平片口鉢」が 料理研究家の栗原はるみさんによって、
        「栗原はるみ」大賞に選ばれる。



 粉引(こびき)とは
 本来の土の上に 白土を掛ける技法で、主に朝鮮半島経由で 日本に伝えられました。
 当時は 白い焼物(磁器)が 貴重であったため、色のある素地の上に 白い化粧土を掛けた後
 施釉焼成した陶器です。 いわば 磁器の模造品として 誕生しました。
 釉薬の下に また別の土の層があるため、独特の柔らかな釉調が生まれ 人気があります。
 一方で 素地と釉薬が 直接触れていないため 強度的に弱い、染みや 汚れが目立ちやすいなどの
 問題もあります。 特に 普通の土より 柔らかい粉引の土が 釉薬ごと剥がれ落ちやすく、
 縁だけ 粉引を落してある 器を多く見かけます。
 また、粉引にも 貫入があり、素地も化粧土も 吸水性があり、さらに 汚れが 目立ちます。




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聳山窯グループ作陶展

2014-05-29 14:36:25 | ギャラリー散策
 5月29日(木)  天気:晴れ  室温:29.7℃

 きょうは 姫路を歩いてきました。 9:59の電車で 姫路へ行き まず きのうのテレビニュース
で やっていた 駅前の交番開所式に 参列しようと思ったのですが まだ 市長が 来ていない・・。
 イーグレひめじへ行き 四つの展示を見ます。 ”官兵衛・播州弁川柳イラスト展” と ”きゃっつ・
あい写真展” と ”第4回 愛山会書展” と ”聳山窯グループ作陶展” をしていました。
 ヤマトヤシキへ行くと 特選ギャラリーでは ”暮らしを彩る彫刻展“、 7階催会場では ”院展
作家 作品展”をしていました。 中井三成堂画廊は 棚卸のため 臨時休業。
山陽百貨店では ”赤穂雲火焼展” を見ました。 きょうは 暑かったので ちょっと歩くだけで
疲れます。
 駅前の神姫バス乗り場前に 駅前交番が でき きょう 開所式が行われるそうです。 カーブ
する道路の形に沿った 曲面になっています。 大手前公園から見る姫路城は 工事用の囲い
が 取り外され 屋根が 四層 見えるようになり 一番下に 唐破風の屋根も見えます。 

 イーグレひめじの1階では 姫路工場景観フォトコンテストの入賞作品が展示されています。

 地下の第1・2展示室では ”官兵衛・播州弁 川柳イラスト展” が行われています。
光姫は どうらい 美形で 才媛や。 官兵衛の 嫁御よめに またことないと 光姫。
時はいま 稲妻一閃 桶狭間。  生き死には 水の如くと 月の夜。
官兵衛は おんまく乱世 かけぬけし。  大返し 金銀 どっさり やってもた。
村重に どくしょい目にあう 牢暮らし。  


 第4展示室では ”第4回 愛山会書展” が行われています。 愛山の山は 心かと思いましたが・・。
字が読めないのは 恥ずかしい。 代表者は 菅原愛子となっていますが 号は 愛山? これをとって
愛山会なのでしょうか。 漢字、かな、新和様(漢字、かな交じり文)での 14名の創作作品 約50点
を展示。




 第3展示室では 創立30周年フォトクラブ ”きゃっつ・あい作品展”。 フォトクラブ 「きゃっつ・あい」
は 1972年 御津写真クラブとして 「野間繁明」 と 20歳代の若者を中心に誕生。 5年後に フォト
クラブ 「きゃっつ・あい」 と改名。
 写真を自己表現の手段として 団体とか 組織あるいは 名前や地位にとらわれず 自由奔放に や
ってきて 40年が過ぎました。 写真を撮っているときと 展示・発表するときぐらいは 日常の束縛を
解いて 狂気になろうというのが 我がクラブの一貫として貫いてきた方針です。 



 特別展示室では ”第10回 聳山(しょうざん)窯作陶展”。 聳山窯グループは お互いの技術
向上と 美の追求に燃えて 早くも 10年になりました。 作り上げた作品を 展示いたしますので
ご高覧下さい。 16名の作品 70点余りが展示されています。 聳山は 尺八の先生の名前?
受付で 記帳すると ここにおられたのは 勤めていた会社の人でした。 へえー Nさんが 陶芸
を・・。 メンバーの中には たつの市展や 姫路市展で 入選される方も おられるようです。





 1階へ上がり カフェ・ゆうゆうゆうで 一息入れます。 先週 お休みだったのは 山○さんが
腰を痛めたから? 今日のカップは MINTON。

 ヤマトヤシキの特選ギャラリーでは ”暮らしを彩る彫刻展” をしています。 祝迫 芳郎や
松本 明慶の作品は 素晴らしいの一言ことです。 お値段も。
 7階 催会場では ”院展再興100年 院展作家 作品展”。 大正3年に 日本美術院が 再興され
てから 100年になることを記念し 長い歴史に彩られた 数々の巨匠達から 現在 活躍中の有名作
家まで 約80名の作品を 取り揃え 展示。

 山陽百貨店へ行くと ”匠の技工芸展” をしていました。


 5階 美術画廊では ”赤穂雲火焼 桃井香子 長棟州彦 陶展” をしていました。
雲火焼は 平成6年に 「兵庫県指定伝統工芸品」 の指定を受けたそうです。

 駅前に戻ると ”南米ペルー アンデスの音楽” の路上ライブ中。 体を動かしながら 2つ、
3つ 楽器を使い分け 熱演でしたが CD2000円は 買わず・・・。
 電車に時間があったので 観光案内所に寄ると かわいい中学生が ふたり 実習中?
13:28の網干止まりの電車で 帰りました。

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歓創居で 生原政江展

2014-05-28 13:47:51 | ギャラリー散策
 5月28日(水)  天気:晴れ  室温:28.4℃

 きょうは 青山北の歓創居へ ”生原政江展” を見に行きました。 きょうが 初日だったので
生原さんが おられ お会いすることができました。 案内状には 水彩画を コツコツと 描き溜め
ました。 一度 ご高覧ください とあります。 案内状にある リンゴの絵が すごく 瑞々しく
描かれています。 展示の絵には 札が付けられ それによると 姫路市の美術展、太子町公募美
術展などで 数々の賞をとられているようです。 残念なのは ガラス面での反射のため 絵を正
面から 撮れないこと・・・。

 インターネットで調べると 平成19年の 第50回 太子町公募美術展の 絵画 文化協会長賞 に
生原政江さんの名前がありました。 気になるのは 日本画の八幡多賀美さんの名が 陶芸の奨
励賞にあること・・。 たつのの美術展にペンギンの絵があったので 絵を止めたわけでもない?
太子町公募美術展は 案内が来ないので 行ったことがありません・・。

 下の 「春」 の札には ”15年前のある日 何気なく そこにあった子供の画用紙に サクラ
絵ノ具で 描いた絵です。 これが 今日まで 独学で 描き続ける事になった 原点の絵です。”
とあります。






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林田町・岡山さんの自慢の庭見に来て

2014-05-24 12:43:30 | 日記
 5月24日(土)  天気:晴れ  室温:27.4℃

 きょうは ”自慢の庭 見に来て“ の見出して 21日の新聞に載っていた 林田町の岡山公子さんの
お庭を 見に行きました。 「オープンガーデン2014」 の後期が 23~25日の3日間 開かれて
います。 今年は 諸般の事情により 相生、新宮のガーデンを 訪れていません。 この前 姫路の
観光案内所で 「オープンガーデン2014」 のパンフレットを もらったので どこかへ行きたいと
思っていました。
 9:31 出発。 太子町を抜け たつの市に入り 永久橋を渡り 右折して 県道435号線に入
ると 一本道。 神岡町を抜け 林田町に入り 突き当たりを 右に曲がり 林田の信号で 国道29号
線を横切り 東へ進むと 右のお宅が 岡山邸です。 9:58 到着。 ここまで 13.3kmです。

 新聞にもあるように 岡山さんのお庭は 一年中楽しめるよう 百種以上の花や 山野草を 植えて
おられるので 長い間 楽しむことができます。 今は バラが 見ごろでしたが もう少しすると
アジサイが 咲きそうです。 オープンは 3日間ですが 岡山さんが 在宅であれば 期間外でも
見せていただけるそうです。 花が たくさんあり 名前を聞いたのですが 覚えられなくて・・・。 
きょうは コーヒーや イチゴも いただきました。













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赤穂市文化会館で 赤穂美術協会展

2014-05-23 14:18:34 | ギャラリー散策
 5月23日(金)  天気:曇りのち晴れ  室温:26.3℃

 きょうは 赤穂までドライブし きのうの新聞に載っていた 赤穂市文化会館・ハーモニーホール
で 行われている ”第34回 赤穂美術協会展” を 見てきました。 帰りに 相生の”ぶどうの木” に
寄ると ミニキルト展をしていました。
 9:54 出発。 国道2号線を西へ走り 相生で市街を 南へ縦断して 高取峠を越え 坂越橋を
渡り 千種川に沿って 国道250号線を 南進すると 右下に 市民会館が見えてきます。
 10:45 ハーモニーホールの前に 駐車。 ここまで 24.8km。 1時間足らず。

     ”第34回 赤穂美術協会展” の開催にあたって
 若葉が目にも鮮やかな好季節となりました。
このたび ”赤穂美術協会展” を開催することができましたことは 関係皆様のお陰であると 感謝
いたしております。 私たち会員は 本会のモットーであります 「美術の向上と情操」 をまざして
日々精進いたしております。
 今回の作品展は この一年間で 制作した作品を展示していますので ご鑑賞いただければ 幸い
に存じます。   赤穂市教育長の ”お祝いのことば” もありますが 省略します。

 会員21人による油絵など 約40点が 展示されています。 「今でしょう!・・・」 の米谷 勝利さ
んがおられ お話しすることができました。 米谷さんは 点描で描くそうで 一枚の絵に 何万点も
描き 完成するには 約4カ月かかるとか・・。 姫路市の美術展や たつの市の美術展にも 出展
されるそうです。






 赤穂文化会館を後にし 国道250線を 戻ります。 相生市街を北へ抜け 国道2号線を超えると
カフェ・ぶどうの木があります。 きょうは ミニキルト展をしていました。





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