私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

室尾山 むろおやま 629.7m

2009-10-31 10:07:13 | 山歩き
 10月31日(土)  天気:晴れ・霧  地図:八鹿(南東部)

 きょうは 和田山の室尾山に 登ってきました。 「ふるさと兵庫100山」 の16番の山です。
「たじまハイキング」 でも 紹介されています。 ウェブでは 最近 「わがまま風来記」のたくさんが 登った
記録を 見たことがあります。 やまあそさんのページも出てきて 2003.3.30 のレポでは MTBで登り
山頂から 東の尾根を 廻られたようです。 これで 「ふるさと兵庫100山」 も 残り 2座 (高取山、久斗山)
となりました。
7:19 出発。 姫路バイパスから 播但道へ。 天気は いいのですが きょうも モヤが濃い。 播但道を
北へ走り トンネルをいくつか抜け 和田山が近くなると 濃い霧が 出てきました。 8:27 和田山料金所
を 突破。(料金1400円) 坂を下り 国道312号線に出て 右折して北へ。 国道9号線を 横切り ガード
下を潜って 次の信号で 右折する ところを通り過ぎて・・・。 寺谷から引き返し 県道273号線を 北へ進み
法宝寺の道標で 左折して 坂を登ると 法宝寺の駐車場に出ます。
8:52 駐車。 ここまで 94.8km 1時間半ほど。 霧は 少し薄くなりましたが まだ 視界は 500mほど?
周りの景色は 見えません。


 まず 法宝寺に お参りします。 法宝寺は 天平20年(748) 行基菩薩により 開山された歴史あるお寺です。
天正五年(1577) 秀吉の但馬攻めがあり その際 兵火から守るため 禁制札がおかれ 寺領も このとき
没収されました。 昭和9年(1934) 山麓の この地に移転し 法灯を 現在に伝えています。
 仁王門を潜って 狭い境内に入りますが この仁王門は 元文三年(1738)英長上人の造営、安永八年(1779)
俊道法印が 修復したもので 鐘楼を兼ねていて 門に 鐘が吊り下げてあります。 仁王さんは 寄木造の2.7
mの一対の立像で 鎌倉時代の作 といわれているそうです。
 本堂は 薬師堂で 安置されている薬師如来は 秘仏。 お庭の左隅に 宝篋印塔(重文)がありました。 これは
南北朝時代の造立で 花崗岩製で 高さ1.55m。 構造、手法が 極めて優れているそうです。


 薬師堂に お参りして 9:10 スタート。 何故か この辺りには ツツジが 狂い咲き。 舗装路を 左へ降りて
登山口の表示から 小さい川を渡ると 鳥居があり その奥の石段を 三つ上がると 八幡宮。 うっそうとした林
の中にあります。
 この八幡宮は 寛平年間(889)に 京都の岩清水八幡宮の別宮として 勧請されたのだそうです。 安全登山
を お祈りして 拝殿の左奥から ネットに突き当たり 左へ降りると 崩れかけた扉があり 9:22 ここから山へ
入ります。 植林の中の昔の参詣道も 霧が立ちこめ 薄暗くなっています。 昔は いい道だったのでしょうが
今は 歩く人も少なく 荒れています。 雨水が 流れ 土が流され 岩が露出し デコボコになっていて 枯葉、小枝
が 散乱しています。 道は 左へ左へと 進みます。


10分ほど進み 左へカーブすると いい道になりました。 松の落ち葉を踏み 国土調査の杭を 辿って進み
ます。 散乱している小枝・小石を片付けながら ジグザグと 九十九折に登っていると 木漏れ日が射してき
ました。 見上げると 空は青くなったようで 霧も晴れてきました。 尾根を切開いた溝のようなところを 抜け
ると なだらかで 歩きやすくなり 左下の沢に 水が チョロチョロ 流れています。
 9:47 道がなくなり 左下へ降りて 沢を渡ります。 この辺りは 道標もなく 道が分かり難くなっています。
沢を渡り 折り返して 左上へ進みます。 地図の破線の道が 逆U字形に曲がる所でしょうか? 帰りも
注意しないと・・・。


 この先の分岐に 手造りの道標があり 岡田・室尾・法宝寺跡とあります。 右に曲がると また道標があり
法宝寺跡50mとあるので 直進すると 石積があり ここが 寺跡? 林の中で暗く 寺跡の表示もありません。
 真直ぐ 進むと ネットに突き当たり・・。 右を見ると 上に鉄塔が見えます。 道は 左に延びています。 さて・・・。
とりあえず 扉を開け 丸太の階段を上がってみます。 40段?上がると 上は 杉林で 狭い広場になっていて
ログハウスがあります。 ここが 寺跡? もう一度 階段を降りて 左の道を 偵察するも 何もなさそう。
広場に戻り 辺りを見回すと 説明板があり ここが 寺跡のようです。 室尾山頂 1.3kmの表示あるので 左へ
進みます。
 ところで 木にスギ、ヒノキ札がありますが 幹を見ても 違いが分かりません。 どうやって 見分けるのですか?
アベマキは 幹が ゴツゴツしているので 分かるかも?


 ここから 南西方向の見晴らしがよく 山の名は分かりませんが 大倉部山? 下の谷は 竹林のようで この
道にも ササが茂っています。 ここにも ネットがあります。 扉を開けて 先へ進むと 左下に 屋根が見えます。
室尾山荘? 本では 山荘の前に 出るように書かれていますが この道は 山荘の上に 向かっています。 左
下に 山荘広場が 現われ ここも 南西方向が 見渡せます。 山荘前の道は 室尾へ降りているようです。
 どこかにあった説明板の地図に 室尾城跡が描いてありました。 確か たくさんの地図にもあった? 山荘前
から 西に延びる標高320mの尾根に あるらしいのですが・・。
 室尾城は はっきりとは 分からないのですが 秀吉が 竹田城を攻めるため 竹田城が ひと目で見える室尾山
に 本陣をおき その攻略策を練ったと伝えられているとか・・・。
 山荘へ行かなかったので 室尾城跡には 寄ることができませんでした。 室町時代の頃までは 室尾は 出石
と京都を結ぶ 大きな街道筋に位置する 交通の要衝で 多くの城郭・遺構などが 残されているそうです。 現在
は 室尾地区の山中から 人家は 全て移転し 住む人はいません。 今は 残された遺構により かっての賑わ
いが偲ばれるのみ・・・。


 ここで 道が 二手に分かれ ”21世紀の森” の表示は 右。 左の道は? キャンプ場へ降りる? 以前の登山道?
室尾山の表示があるので 右の遊歩道?を進みます。 この道は 緩やかな登りですが 砂利が敷き詰めてあり
これが 厄介です。 小石に乗ると 足が滑るのです。 山頂0.95kmの標識を過ぎ 左下に 谷を見ながら進む
と 10:29 ”紅葉の森”。 やまモミジを 300本植樹したそうで モミジの木は 多くありますが どれも 青々とし
ていて 紅葉の この字もありません。 この辺りは いい雰囲気の森林浴コースで 直ぐ 先が ”昆虫の森”。
左に キャンプ場に 降りる道が あります。


 10:34 山頂0.7kmを過ぎ 杉林を進むと 分岐があり 右 男山0.1km。 100mなら行ってみましょう。
南西に延びる 等高線470mの支尾根の先端が 男山? 10:42 男山。 雑木に囲まれ展望は ありません。
ベンチと 説明板があるだけで 南へ降りる道?がありそうでした。 分岐に戻り 左に上がり 10:48 やっと
道標のある尾根に出ました。 ここは T字路になっていて 右 山頂0.5km、登った道には キャンプ場 の表示
があります。 左は 何の表示もありませんが 実は 左へ行くと 本にある鉄塔68が あったのです。
 ここからは 植林のやや急な登りで 山頂へ ほぼ一直線に登ります。 本に 立ち木を掴んで 小さなコブを越
え・・と ありますが 立ち木も コブもありません。 鉄塔は まだか? と思いながら 急登を あえぎ 登ると 突然
開けた山頂に。 11:05 室尾山に登頂。 10m位の広さがあり 三等三角点があります。 周囲は 高い木に
囲まれ 展望は良くないのですが 北西方向だけ開け 山が見えます。   


 「たじまハイキング」には 眺望は 北が開け 朝日鉱山跡の背後に 床尾山山塊の大きな山容があり・・・と
ありますが これは 真っ赤な嘘。 北は 全く見えません。
 蘇武岳や 三川山は 見えているのでしょうか? 北に ちらっと 高い山が見えたので 同定能力皆無の私は
粟鹿山かと思い 東尾根から見えるかと 東尾根に進んでみました。 この東尾根は 紅葉こそありませんが
いい尾根でした。 なだらかな雑木の自然林です。 残念ながら 見晴らしはありません。 僅かに 木々の隙間
から 山並みが覗くだけです。 やまあそさん 西床~鉄鈷山の大パノラマが見えたのは どこですか?
11:20 東尾根・先端の620m小ピークまで行って 引き返しました。


 山頂へ戻り 今度は 北尾根に降りてみましたが この尾根?は ヤブ気味の急斜面で 展望はなく 僅かに
西床ノ尾山の頂が見えるだけでした。 山頂へ戻り 弁当を食べようか 思案の末 11:42 下山。 急な下りを
滑らないよう慎重に下り 植林を抜けた辺りで 左下に鉄塔を発見。 キャンプ場の分岐を直進し ススキを
掻き分けると 鉄塔68に出ました。 12:05 鉄塔。 ここは開けていて 見晴らしが良い。
振り返ると 降りてきた尾根に ピークが二つ。 さらに左の奥が 室尾山の山頂か?


 南の山裾に 送電線が延びる先に 鉄塔が二本見え 和田山の市街の奥に朝来山 鉄塔の右に 大倉部山
さらに 右に 山並みが延びています。 北西のすぐ近くに 大きな山が並び 北の奥には 形のいい山が見え
ます。 日を遮るものがなく 日射しが眩しい。 写真を撮って 分岐へ戻り 右へ降ります。 昆虫の森、紅葉
の森、21世紀の森を 通り 山荘広場の上で 左に曲がり 扉を抜けて 12:29 法宝寺跡に戻りました。
ベンチもあり ここで弁当と 思ったのですが 草茫々で あまり雰囲気が良くない。


 ログハウスの左奥に進むと 左上の尾根に鉄塔が見え 足元に 火の用心の赤い表示がありました。
シダなどの草で 消えそうな道は 巡視路のようです。 やまあそさんは これを登ったようです。
広場から 左上に見える鉄塔66?を撮り 丸太階段を降りて 扉から降ります。 分岐を左に降りて 沢の
上に出て 往路で景色を確認しておいた所から 沢を渡ると 後は はっきりした道で 何の心配もなく歩け
ます。 13:04 八幡宮に戻り 13:08 車に戻りました。 


 霧は すっかり晴れ 眩しい秋の陽射しで 車が 熱くなっていました。 法宝寺の後ろの山にも 鉄塔が
立っています。 里山の景色を見ながら 今日も 車で コンビニ弁当を食べ 13:32 帰路につきます。
本にある ”三角形の美しい姿の室尾山” を撮りに 室尾集落に行かなくては・・。 岡田の集落下の県道
交差点を 右に行けば すぐ室尾だったのですが 通り過ぎてしまい 円山川右岸の県道へ出てしまいま
した。 糸井川まで行き 室尾に廻り 県道から 下の写真を撮りました。 写真が小さいので 本のような
写実感はありませんが・・・。


 岡田の交差点に戻り 振り返って室尾山を撮りましたが 南から見ると 東へ尾根が延びているので
山は 台形に見えます。 三角形の美しい姿を見るには 西の室尾に 行かなくては・・。 14:05 国道9号
線の一本柳に出ましたが ここまで 13kmも走りました。 14:14 和田山ICから播但道に入りましたが
軽自動車が 先導してくれたので 超安全運転で 追突しそうになりながら ゆっくり走り 姫路バイパスを
経由して 15:20 帰ってきました。


 本日の走行距離は 往路94.8km 復路100.7kmで 計195.5kmでした。
室尾山は 思っていたより 楽しい山でした。 山頂から 北の西床ノ尾山が見えれば さらに いいのですが・・。
かくして 「ふるさと兵庫100山」を また ひとつ消化することができました。 次は 高取山ですが・・・。
六甲山全山縦走大会もあるらしいし・・・。 車を停めるところがあるか・・・。
また あまり歩きたくない 「たじまハイキング」 の30コースを 16コースも 歩いてしまいました・・・・。
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摩耶山 まやさん 698.6m

2009-10-24 10:30:53 | 山歩き
 10月24日(土)  天気:雨の降りそうな 曇り・涼しい  地図:神戸首部

 きょうは 神戸の摩耶山に登りました。 「ふるさと兵庫50山」の 私に残された 最後の一座です。
’01.11 紅葉の滝を見に行き そのまま 千ヶ峰に登り それ以来 山登りを始め 8年を 経て や
っと 「50山」を 踏破しました。
 マイカー登山の私には 神戸のような都会の市街地には あまり 行きたくないので 最後まで 残って
いたのです。 きょうも 箕谷ICで 失敗し 新神戸トンネルに入って 三宮ま で行ってしまい・・・。
 きょう 摩耶山に登ったので  「ふるさと兵庫100山」も ひとつ減り 残るは 3座となりました。
高取山が 最後の難関です。
 7:17 出発。 きょうの予報は 晴れだった筈ですが 朝起きた時から 曇り空。 そのうち良くなるかと
思ったのですが・・。 姫路、加古川バイパスから 第二神明を通り 伊川谷JCTで 左の北神戸線に。
この前 鍋蓋山へ行くとき 通ったので 道は 分かっているつもり・・。 予定通り 箕谷ICで 降ります。
すんなり県道に出る・・。 えっ 料金所を通って 新神戸トンネルに 入ってしまいました。 途中に 出口は
ありません。
 不幸中の幸いにも 出口直前で 右に出たので 新神戸駅の南で 地上に 出ることができました。 さらに
幸運にも 適当に走っていると 交番があり 親切に 教えて頂きました。 はい、南へ行って 二つ目の信号
を Uターンして トンネルに 入るのですね? トンネルに入って 分岐を右! かくして 箕谷ICに 戻ること
ができました。 ここまで 88.1km 走りました。 帰りは 69.9kmだったので 18.2kmも 余分に・・・。


 が ICを 降りても ここはどこ? 方角が 全然分かりません。 正面に 道標があり 左は 宝塚。 右に
進むと 見覚えのある梅木谷に出て 左に曲がり 小部峠で また 左に曲がり 県道16号線を東へ。 五辻
で 右折して 曲がりくねった坂道を 3.5km下り 大竜寺の山門前に 到着。 関係者以外 駐車禁止の
表示があるので 一番隅の邪魔にならない所に こっそり 停めさせて 頂きました。
 8:59 駐車。 ここまで 96.3km。


 9:03 スタート。 さて 縦走路は? 道路の向かい側が 縦走路でした。 ちょうど 高年のハイカーが
歩いています。 声を掛けると 何回も歩いているそうで ご一緒させてもらうことに。 話しながら歩いた
ので 周りを見ていませんでしたが 舗装路の緩やかな下りで 帰りには この登りが しんどかった。


 15分ほどで 川に降りて 橋を渡り 河原を横切り 対岸に上がると桜茶屋。 左に 進みます。 なだらかな
地道を歩き 9:29 天狗道分岐に 出ました。 ここからは 縦走路で ほぼ一本道で 丸太の階段の登り。


 この縦走路の登山道には 4ヶ所 急な登りがあり まず最初の急な登りです。 右上の山の頂に ハーブ園
の建物が ちらちら見えます。 この登りは 話しながら 登ったので 何も感じませんでした。 道が 下りになると
早くも ハイカーが 降りてきました。 この後 多くのハイカーと擦れ違い 追い抜かれました。 同行していた
ハイカーが 先に 行ってくれと言います。 私は足が 遅いのに・・。 9:45 ハーブ園への分岐が あったので
右へ上がり 三角点を 踏みに行きました。
 少し先の道脇に 四等三角点:山郡がありました。 この道脇には アキノキリンソウや コウヤボウキが
咲いています。 縦走路に戻りましたが 同行したハイカーの姿は見えません。 私が 遅いので 先に行きた
かったのでしょう。 私も独りで 自分のペースで 歩く方が いい。


 ここから なだらかに歩き 下りから登りにかかる所に 工事用の櫓があり ”クレーンが通ります。 注意して
ください” と うるさいこと・・。 ここから 稲妻坂の登りにかかります。 岩の露出するやや荒れた感じの道で
す。 雑木林の中で 僅かに北の山が 見える程度で 見晴らしは ずっと よくありません。
 ゆっくり登っていると ハイカーが 次々と 追い越して行きます・・。 電卓は ありませんが きょうも 登山道で
30人以上の人と 出会ったでしょうか? 


 10:11 平坦な所へ登りました。 道標があり 学校林道分岐のようです。 ここは 地図の555m標高点で
南に 降りる道があります。 ここも 雑木に囲まれ 薄暗い。 ここから 道はなだらかになり 脇に低いササが
現われます。 緩いアップダウンを繰り返しながら進みます。 岩場の登りになると 後方の視界が開け 神戸
市街や 後に 555mピークが見えますが 雨の降りそうな濃いモヤで 視界はさっぱりです。
 風化した岩で ざらざらのザレ場の急登もあり 滑らないよう慎重に 登ります。 10:42 右に 丸い岩があり
岩の南に廻ると 神戸市街が 一望できますが・・。 本では 地蔵谷を 歩くようになっているので 景色のことに
は 全く触れていません。 「兵庫県の山」では 須磨アルプスや 大阪湾の眺めがよく 急登を やわらげてくれる
とあります。 前方に 鉄塔のピークが見え あれが 摩耶山の頂上でしょうか?


 石の階段や 丸太の階段を登っていると ハイカーが どんどん降りてきます。 丸太の階段を登りきると
前方に アンテナ・鉄塔が 見えてきて 山頂に出た。 電波塔の先に 進むと 右に道標があり 「←三角点」 と
表示されています。 右に登ると 暗い林の中に 大岩があり その奥に 三等三角点がありました。
 11:02 摩耶山に 登頂。 大竜寺の山門から 2時間かかりました。 やっと 「ふるさと兵庫50山」を 踏破
しました。 西の電波塔の方が 標高702mで 3mほど 高いらしいが まあ いいか。 赤い鳥居の横の大
岩が 「天狗岩」。 謂れが 書いてあり 大昔 摩耶山の僧が 山中に出没する天狗を 封じ込めた岩らしい。
山岳信仰の岩坐でもある。 登ってきた 登山道を 天狗道と言うのもこのため。

 
 山頂から 舗装路に降りて 北へ100mほど進むと 広場に出て ここが 掬星台。 ここまで バスが来るの
か? 右は ロープウェイの星の駅? 展望台に 上がってみたが 神戸市街は モヤにかすんでいる。 広場
の周囲のベンチには 多くの人がいて 食事中の人もいます。 20人くらいの団体さんもいて 記念写真を
撮っていたので 待っていたが 撮影が終わっても 場所を開けてくれない。 時計塔の時刻は 5、6分進んで
いるし・・。 南の手摺の展望所へ行くと 左奥に 鉄塔の山が見え あれが 六甲山?
 ここ掬星台は ハイカーにとっては あまり 雰囲気のいい場所ではない? ドライブで 神戸の夜景を 見に
来る所のようです。 それにしても 人の多いこと。 ほとんどが ハイカー?  


 ベンチに座って 次々歩いてくるハイカーを見ながら コンビニ弁当。 昨日 買っておいたので ご飯が
少し堅い。 お茶で 流し込む。 きょうは 陽が射さず 涼しかったので 汗が引いて 肌寒くなった。 急いで
弁当を食べ 11:40 下山にかかる。 周りを見渡したが この辺りで 無線をしている人は いないようです。
車で 登って来ら れ 見晴らしもいいので 電波は 飛びそうだが・・・。 登ってきた道を 降ります。
電波塔の建物の壁に NHKと KISS FMと ありましたが 民放と 共用?


 下山中も 多くのハイカーが登ってきます。 出来るだけ 後姿の写真を 撮りました。 人物が入ると 雰囲気
が伝わりやすく 登り下りの状況も 分かりやすいと思います・・。 驚いたのは 降り始めて直ぐ 丸太の階段
を降りていると 70過ぎと思われる 少し 腰の曲がったおばあさん?が 独りで登ってきました。 少し 咳き込ん
でいましたが 大丈夫ですか・・・?


 夫婦と思われる人が 多かったようですが 女性単独のハイカーも 何人か いましたし 女性だけのグループも
いました。 降りる時は 登ったときより 急な岩場が 多いような・・。 ザレ場は 降りるときの方が 滑りやすい・・。
滑らないよう慎重に。 展望岩から もう一度 景色を確認しましたが モヤは 晴れていません。


 12:49 ハーブ園への分岐を通り 13:04 天狗道への分岐を通り 13:18 桜茶屋から河原へ降りると
ここは バーベキュウ広場になっていました。 煙があがり 10人以上のグループが 三つ四つありましたが
どこか 車を停める所があるのでしょうか?  「六甲野歩記」は 摩耶山の周辺を くまなく歩いておられるようで
すし 私も 「ゆった りさん」から 黒岩尾根などを 勧められていますし 本では 地蔵谷を紹介していますが
私にも 違うルートを歩く機会があるでしょうか?  山頂は 面白くないが・・・。


 橋を渡りますが ここに 紫の房状の花が咲いています。 これは ブットレア?(ふさふじうつぎ?) 確か
六甲山の頂上近くにも あったような・・。 橋を渡って 対岸に上がって 舗装路に出てから 車に戻るまでの
緩やかな登りが 疲れた脚には しんどかった。 ここでも 何人かのハイカーが歩いてきます。 写真を撮って
いると この舗装路は 意外と いい雰囲気のコースでした。


 13:37 車に戻りましたが 下山にも 約2時間かかりました。 ハイカーを撮るのに 時間がかかり過ぎた?
駐車場では 女の人が 掃除をしていたので 勝手に停めたことを お詫びし 13:42 帰路につきます。
13:48 五辻 13:50 小部峠を通り 13:58 箕谷ICに 入る。 ICまで 8.2km。
 ゲートを通り ループをまわった分岐に 道標があり 右姫路とあったので ここは 間違えなかった。 帰り
の北神戸線は トンネルはあるが 車は少なく 走りやすい道です。 なだらかな下り坂で アクセルを使わなく
ても スムースに省エネで走れます。 


 後は 問題なく 伊川谷JCTから第二神明に入り バイパスを ひた走り 14:52 家に帰ってきました。
きょうは 脚が疲れたようで 翌日も 筋肉痛。
 本日の走行距離は 往路 96.3km 復路 78.1kmで 計174.4km。
往路で 新神戸トンネルの往復は 片道350円取られたのか?
 「ふるさと兵庫100山」踏破のためには 神戸周辺では あと 高取山に登らなくてはなりません。
「ゆったりさん」 に ルートは 教えてもらっていますが 何所に停めて どのルートを歩くべきか 悩んでいます。
できれば 縦走路を歩きたいが・・・。
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研修旅行 ( 湖東三山・彦根城 )

2009-10-17 10:41:09 | 旅行
 10月16、17日(金・土)  天気:晴れ 後 曇り 一時雨 後 曇り?

 今回は 山登りでは ありません。 広島発の一泊二日の研修旅行に 参加しました。
一日目は 広島から新大阪まで 新幹線で行き 新大阪から観光バスで 琵琶湖 湖東三
山 金剛林寺・西明寺・百済寺を めぐり 長浜温泉泊。 二日目は 国宝彦根城・玄宮園
へ。 鯉の里で 昼食後 近江八幡水郷めぐりの後 近江の街散策。 バスで 新大阪へ
戻り 新幹線で 広島へ帰ります。 私は 高速千均を利用して 12日の体育の日に 実家
へ帰り 18日 日曜日に こちらへ 帰ってきました。

 16日 廿日市市の実家から JRで 広島駅に行き 姉妹と合流し 三人で 参加します。
受付を 済ませ 8:44の のぞみ118号で 10:15 新大阪へ。 駅前で 観光バスに乗り
替え 10:40 出発。 バスガイドさんは みゆきさんで まだ新人です。  アナウンスに
間違いがないか 要チェックです。 どの道を 走ったか よく分かりませんが 新御堂筋
を 北へ進み 万博公園の太陽の塔?の下を通って 名神高速に 入ったようです。


 バスは 天王山トンネルを通ったのですが ガイドさんは 天王山の歴史的な意味を
ご存じなかったのかな?  11:40 草津PAで 休憩し 八日市ICを 降ります。
この先 どの道を 走ったのか 全く 分からないので 割愛させていただきます。
12:30頃 金剛輪寺前に 到着。 バスを降りて 華楽坊で 精進料理の昼食を 頂き
再び バスに乗り 坂道を登り 参道の少し上から 金剛輪寺の参道へ入ります。

 松峰山金剛輪寺は 聖武天皇の祈祷寺として 行基菩薩が 天平十三年(741)に 開山
された 歴史のあるお寺です。 本尊は 聖観世音菩薩で 行基菩薩作。 湖東三山は いず
れも 天台宗の お寺のようです。 頂いたパンフレットの 「略縁起」 には 詳しく書いてあり
ますが 割愛・・。 参道脇には 赤いよだれかけを 掛けた千体地蔵が 赤い風車を持って
並んでいます。 湖東三山(三寺)は いずれも 紅葉の名所ですが 今の時期 紅葉には
少し早いのが 残念ですが 一部 紅葉を 始めた モミジもあります。
 ここの紅葉は  ”血染めの紅葉” と言われ 行基菩薩が 本尊を刻んでいると 赤い血が
流れたことから ここの鮮やかな紅葉を そのように 言うそうです。


 大きな わらじが下げられた 二天門を 潜って 本堂へ。 団体行動なので 自分勝手に 撮
影場所を 探せない・・・。 現在の本堂 大悲閣は 七百年を越える歴史を 持つ大堂で 鎌倉
期の和様建築物の代表的なものとして 国宝に 指定されています。 中に入って 説明を聞
きますが 何も記憶できません。 本堂内部は 内陣、外陣、後陣に 分かれていて 内陣、
後陣には 多くの仏像があり ひとつ、ふたつ持って帰っても 分からない?
秘仏の本尊・聖観世音菩薩のほかに 阿弥陀如来像、十一面観音像、四天王像・・・。
 本堂の脇には 薄紫のシュウメイギクが 咲いていましたが 華楽坊の脇に咲いていた
白いシュウメイギクとは 色も形も 全然違う花ですが どちらも 秋明菊(キンポウゲ科)だそ
うです。


 寛元四年(1248) 建立の重文・三重塔を見て ガイドさんを 撮りながら 参道を降りて
名勝庭園に 寄りました。 池泉回遊式庭園で 江戸時代に 造られたそうですが ゆっくり
観る時間がありません。 
 14:20 次の西明寺へ向かいます。 場所は 分かりませんが あっという間に 西明
寺に着きました。 距離にして 2km?ほど 北。 名神高速道の上にあります。
 龍応山西明寺は 平安時代の承和元年(834)に 三修上人が 仁明天皇の勅願により
開創された寺院で 薬師如来が本尊。 平安、鎌倉、室町時代を 通じて 祈願道場、修業
道場として栄え 十七の諸堂、三百の僧坊が あったといわれるそうです。
 源頼朝が 戦勝祈願に来たこともある? 織田信長による 焼き討ちに遭うが 本堂、三
重塔、二天門は 難を免れたそうです。


 山門を入った所に ”不断桜” があり 花が 咲き始めていました。 この桜は 11月が
満開だそうです。 本堂は 山の中腹にあり 石段の坂道を 登りますが これが 結構 しん
どい。 モミジが 紅葉していれば 愛でながら 歩けるのですが・・。 脇にある大教大師
尊像や 十一面観音像を 見ながら登ります。 二天門の手前に 杉の大木があり 根元
近くから 二股に分かれ ”夫婦杉” (千年杉)の表示があります。
 その上が 二天門で 仁王さんの代わりに 四天王の持国天と増長天が 守っているので
二天門と言われるそうです。 これは 初めて見ます。 二天王とも 立派な寄木造りの像で
高さは 2m近くあり 院尋インジンの作。 応永14年(1407)の建立で 国の重要文化財。 
やっと 本堂に 辿り着きました。


 本堂は 鎌倉時代の初期 飛騨の匠が建立した純和様建築で 屋根は 桧皮葺きで 
国宝第一号に指定された・・。 本堂に上がり 説明を聞きます。 ここにも たくさんの
仏像があります。 本尊の薬師如来の両側に日光菩薩と月光菩薩像があり どこか
に 運慶?快慶?が 彫った仏像もありました。 光を当てると 顔の表情が 変わります。
 ここは 干支の寺とも 言われるそうで 十二支の干支を 頭に乗せた仏像があります。
暗いので 住職さんが 子、丑、寅と順に 懐中電灯で 照らして 説明してくれます。
 本堂の右に鎌倉時代建立の国宝・三重塔があります。 名勝庭園・蓬莱庭に 寄り
バスに戻ります。  15:20 西明寺を 後にして 百済寺に 向かいます。
湖東三山では 百済寺が 一番  南にあります。


 15:35 百済寺に着きました。 釈迦山百済寺は 推古天皇の時代に聖徳太子の
御願により 百済人のために 創建された古刹で 百済国の龍雲寺を 模して 建てられ
たそうです。 平安末期から 鎌倉室町に至る頃には 壮大な寺院だったようですが
戦火により 多くを焼失した。 本尊は 木造十一面観世音菩薩(秘仏)です。 
 ここも 本堂まで 長い石段の参道がありますが バスで 途中にある駐車場まで 上が
ってくれるので 助かります。 入口で 住職の長い説明を聞いて 表門から 参道を
登ります。 もう 日が落ち始め 薄暗くなってきたので 早く 拝観しないと・・・。


 表門を潜って 参道を上がります。 仁王門を 潜って 本堂にお参りして 説明を聞き
ました。 本堂は 唐破風付入母屋造だそうですが 建築学の知識のない私には 特徴が
よく分かりません。 戦火で 焼失後 慶安三年 本堂、仁王門、山門等が竣工し 現在に
至るそうです。 五重塔を 探したのですが 見当たりません。 現存しない?
 表門を出て 本坊を右に廻ると 立派な庭園があります。 喜見院の庭園は 池泉回遊
式で 山上眺望の見事なパノラマ庭園だそうですが 時間がないので 高台の遠望台に
上がることはできませんでした。 西方には 「比叡の御山」 が 眺望できたらしいのです
が・・・。 庭の奥には 不動岩があり 渓流が流れ落ち 池には 錦鯉が 悠々と泳ぎ・・・。
 湖東三山のお寺では この庭園が 一番良かった。
バスに戻り 16:30 百済寺を 後にして 宿泊する長浜温泉に 向かいます。


 名神高速道に入り 北陸道に廻り 長浜ICで降りて 17:30 琵琶湖・湖畔にある長浜温泉・
長浜ロイヤルホテルに到着。 予定より30分遅れ。 立派なホテルで 5階の部屋に入ると 窓
から黄昏の北の景色が見え 左に 琵琶湖が 右下に 長浜城も見えます。 夕食は7時からなの
で 先に温泉に入りましたが 空腹で 疲れもあり 貧血気味だったのか 一瞬 ふらっとしました。
一命は 取り留めましたが・・。
 7時からの ”竹生の間” での 夕食は 懇親会で ビンゴゲームあり カラオケ大会ありで 9時
まで 楽しく過ごし 皆さん賞品を貰い 満足されたことでしょう。 そうそう 夕食のお膳に ”四方
より 花吹き入れて 鳰(にお)の湖” の一句が 添えてありましたが 誰も 鳰の字が 読めません。
勿論 私も・・。 調べると 鳰は カイツブリのことで 琵琶湖は 昔 鳰の湖(うみ?)と 呼ばれて
いたそうです。 カイツブリは オシドリくらいの大きさの水鳥のようで 滋賀 県の鳥。

 ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・  ・
 二日目は 6時半起床、7時から朝食。 和洋中華のバイキングです。 皆さん 朝から よく
食べます。 朝食後 売店で お土産を買い バスに乗り込み 8:45 出発。
 まず 国宝・彦根城へ向かいます。 調べたところ 明治時代以前に 建てられた天守閣で
現在 残っているお城が 全国に 12あるそうで そのうち 姫路城、犬山城、松本城、彦根城
の四つが 国宝です。 彦根城は この前の台風19号で 石垣に 一部 被害を受けたようです
が・・・。 被害は 軽微で 見学するには 何の問題もありません。

 彦根城は 井伊直継、直孝により 約20年の歳月をかけて建設され 元和八年(1622)に
完成。 初代藩主・井伊直政より 14代藩主・井伊直憲に 至るまでの 260年間 国替えや
城攻めがなく 今なお 彦根の象徴として 気高い雄姿を誇ります・・・。 初代藩主・井伊直政
は 関ヶ原の合戦での 大功により 城主となり 18万石を授かった。 彦根城は お城好きの
人には 見所が多く たまらない魅力があるようです。


 9:10 観光協会のある駐車場に到着。 彦根城は 中堀、内堀の二重の堀に囲まれた城郭
ですが その中堀に沿って いろは松の並木道を ガイドさんに 付いて進みます。 道がやや
複雑で 往路と復路で 道が違うので 初めての人は 迷子になりそう・・・。
表門橋を渡り 表坂を登ります。 この辺りには 赤い服のガイドさんが たくさんいますが 観光
案内ボランティア? ここに ”登り石垣” と言われる斜面を登るよう 築かれた 石垣があったら
しいが・・。
彦根城は 石垣にも 特徴があるそうで 湖東の流紋岩が 使われ 石垣の積み方や 使われ方
が 多様で 自然石を そのまま用いる ”野面積み” や 接合面を加工した ”打ち込みハギ”(落
とし込み)といわれる積み方が 使われているそうです。 大きな石の隙間に 小さい石を詰めた
ところも 多く見られました。 北の玄宮園の方へ廻ると 中堀の水面から1mほどの高さに 石垣
を積み 石垣の上に 土塁を盛った ”腰巻き石垣” もありました。


 ループ状に 廻って廊下橋に出て 正面の左右対称に建てられている 天秤櫓(重文)を潜ると
本丸への最後の関門 太鼓門櫓。 これを 潜ると 広場に出て 正面に 天守閣が望めます。
 三層白亜の天守は 400年前の姿を とどめています。 金の飾りが 気になりますが 大きな
屋根が 何層にも重なる複雑な構造です。 屋根の端が合わさって三角になった部分を 「破風
(はふ)」 というそうですが 彦根城は この破風が 多いことも特徴だとか・・。
 最上部に 入り母屋破風があり その下に ウエーブを描いた 「唐カラ破風」 が施してあり これ
は 格式が 高く 神社などに多く 用いられるそうです。  きのうの百済寺の本堂が そうだった?


 天守閣に上がることはできたようですが 止めました。 右の一段高い所が 月見台で 左の
琵琶湖から 北の山並を望む展望台ですが きょうは 雲が厚く 遠くは 望むことができません。
天守閣の左から 石垣の間を 北へ降ります。 


 黒門を抜け 内堀を渡ると玄宮園(名勝)。 西から玄宮園に入りました。 玄宮園は 近江八景
を模して 造られた縮景園で 第四代藩主・井伊直興が造営した 大庭園です。 魚躍沼と言われ
る池に 臨んで 臨池閣や 鳳翔台(茶室)などの建物が設けられ 彦根城を借景とする江戸時代
の大名庭園です。
 西の楽々園は 槻御殿と呼ばれた彦根藩の下屋敷で 大老・井伊直弼(第11代藩主の十四男)
も ここで 生まれたそうで 32歳まで 彦根で過ごしたそうです。
 左に 彦根城の腰巻き石垣を見ながら バスに戻り 10:40 昼食場所の鮎家の郷に向かい
ます。 走っていると バスの窓に 水滴が付き始めました。
 11:30 鮎家の郷に着き 鮎鴨亭で昼食です。 鮎の塩焼きと 鴨の鉄板焼き。 これに マッ
タケごはんがあれば 申し分ないのですが・・。 昼食を終えて バスに乗り込もうとすると 急に
雨が降ってきました。 12:30 出発。 近江八幡・円山水郷めぐりに 向かいます。


 車中で 誰かが ガイドさんに 懺悔しなさい と言っていましたが 懺悔の甲斐があったのか
13:00 水郷めぐりに着くと 雨は 気にならなくなっていました。 二番船に乗ったのですが
お歳を召した船頭さんは 櫓をこぐのも 説明も 上手でした。 櫓をこぐと 6人乗りの小さい船は
左右に 揺れるので 写真を撮るのは 水平度が傾き 大変です。
 アシの茂る水路を進みますが アシも 春に水面で 切り取って 成長する高さを 揃える作業は
大変なようです。 アシは 水を浄化する作用があるそうですが 水路の水は 濁って 深さが 分
かりません。 水鳥や柳の木を見ながら 橋をくぐり 水路の広くなった所から 引き返します。
 前方に 安土城跡の山が 見えるらしいのですが 私には よく分かりません。 水路は 安土城
の近くまで 続いているそうです。
14:10 船を降りて 次の近江八幡の街へ向かいます。 雨は すっかり上がりました。 結局
傘は使わずじまい・・・。 14:30 近江八幡の狭い駐車場に着きましたが 満車です。


 バスを降りて ガイドさんに付いて 北の日牟禮神社へ歩きます。 近江商人の街並みを 歩き
ましたが それほどの情緒はありません。 悪いことに 神社の近くに 行列のできる相談所?が
あり マイシスターズが 並んで オミヤを買うのです。 待ってられないので 独りで 日牟禮神社
にお参りしました。 どっさり 御土産(バームクーヘン?)を買ったので 手に持つと 写真も撮
れません。 トホホ・・・。 姉妹と はぐれそうになりながら なんとかバスに戻りました。


15:40 近江八幡を 後にして 新大阪に戻ります。 16:04 竜王ICから 名神高速に入り
ました。 ガイドさんが 皆さん お疲れでしょうと言って ビデオをかけてくれました。 U2主演の
洋画でしたが 最後のクライマックスシーンというところで 突然 ビデオが切られてしまい お疲
れさまでした 間もなく 新大阪に 到着します・・・。
 いつもは 小学生の修学旅行の相手をしている若いガイドさんも 口の悪い年寄り連中相手で
さぞ お疲れだったことでしょう。 でも 最後に 未熟な私ですが 今度 お会いできるまでに 成
長した 私が 見せられるよう精進しますと 言われ 皆 拍手して お別れしました。 
 バスは 渋滞もなく 17:10 新大阪に到着。 18:09の のぞみ41号に乗り込み 19:38
広島に 着き 今回の研修旅行を 楽しく終えることがでました。 気分転換にもなり いい歴史の
勉強を させていただきました。
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伊勢山 いせやま 353.0m

2009-10-10 11:15:46 | 山歩き
 10月10日(土)  天気:晴れ・雲  地図:龍野・姫路北部・安志・前之庄

 きょうも 近場の低山 伊勢山に登ってきました。 一週間ほど前 新聞の折込版に ”神秘的な大穴から
見下ろす展望 伊勢岩屋の森” ハイキングが 載っていて 行ってみることにしました。
 ウェブで 調べると 野歩記さんが 二度も 登っておられ 一度目は 岩屋の森が オープンしたとき 娘
その1と 二度目は 昨年8月に・・・。
 私も  「はりま歴史の山ハイキング」の 本を見て 南のヤマザクラ広場から 登ったことはあるのですが
岩屋の森には まだ 行ったことがありません。 来週 ちょっと 広島へ帰るので このレポも どこまで 書け
るか 分かりませんが・・。 広島へ帰ると 研修旅行があるので・・・。


7:38 出発。 しばらく走ると 車の暖房が・・。 今朝は冷たかった? いい天気で 空気も澄んでいるよ
うです。 国道179号線で 太子町から たつの市に入り 永久橋を 渡り直ぐ 右折。 林田川沿いに 北
へ走り 県道435号線で 林田町に入り 突き当たりで 右折して 新町橋を渡り 国道29号線を横切り
東へ進み 上伊勢に突き当たる。 左折して 県道413号線を 北へ走り 伊勢神社の先で 右折して 車
1台が やっとの細い道へ入ります。 警察犬訓練所の手前を 右に曲がり 少し先の草地の広場に 車を
停ます。 8:17 駐車。 県道から 400m、家から 18kmほど。 訓練所の犬の やかましいこと・・・。


上の写真(図)の①が 現在地(駐車場)で ②が 神座の窟(西峰)で ④が 伊勢山山頂で ②から 尾根を
歩きます。 ③が 空木城跡で ここから 西へ降ります。
 正面に見える稜線のピークが 神座の窟 らしいが 日陰で 分かり難い。 8:23 スタート。 真直ぐ 山へ
向かいます。 下草が 夜露に濡れ 靴に沁みてきます。 分岐が 三ヶ所あり 左は いずれも 空木城跡へ行
きます。 曲がらず 真直ぐ進む。 道標に それぞれ 神座の窟 0.85km、0.7km、0.6kmとあります。
二番目の分岐の上に 岩があり 石仏もあったが 暗いです。


 日の差さない谷間の道を歩きますが 右に陽の当たるいい尾根が見え あの尾根に 道を付けてくれ
るといいのに・・。 丸太の階段もあり シダもあり・・。 暗い植林の急な登りを 右に左に ジグザグに登り
ます。 小石の転がっている所もあり 小岩を敷き詰めたガレた所もあります。
 左に大きく廻ると思えば 右に折り返す。 8:58 「森の石ころ(礫)」の説明板に突き当たった。
上の大岩・流紋岩が風化して 小岩・レキ礫となって 転がり落ちてくるらしい。
 それで 登山道に 小岩が散乱している? 少し先で 突然 右に 岩壁が現れ ロープもあります。 これが
神座の窟の大岩? 大岩の下を 真直ぐ進み 右に巻いて 9:04 尾根に登りました。 ここは 分岐で
左へ行くと 空木城跡(0.5km)。 右へ進みます。


 ここから神座の窟までは 急な登りで トラロープがあります。 道も荒れて 岩も露出し ロープがないと
登れないかも・・。 9:10 神座の窟へ。 岩の間を抜けるとき 涼しい風が・・・。 窟内に降りると 正面に
西の景色が広がり 奥に新竜アルプスが 一望できます。 右には 空木城跡のある270mピークが そ
の奥の稜線が 旧姫路市最高峰だった葛城山でしょう。 眼下には 車を停めた岩屋の森の広場が見えま
す。 窟の中には 三体の石仏がある? 岩によじ登り 不動明王?だけ 撮りましたが・・。
 窟を出て 岩の上に上がると 平坦な岩場で 絶好の展望台です。


 今日は 天気もよく 空気も澄んでいるので 気持ちがいい。 南の瀬戸内海に浮かぶ家島が 近く見え
るし 右には 小豆島もくっきり。 御津山脈、進竜アルプス・・・。 北西には 空木城跡、葛城山 さらに
右には 尖った明神山まで 見渡せます。 岩の上で 写真を撮っていると 明るかった空が 一転 にわかに
掻き曇り 北から黒い雲が・・・。 妖怪ヌエでも 現れそうな暗い空になりました。 北は にわか雨?


 大パノラマを堪能し 南へ降りて 岩尾根から岩峰を撮って 引き返しました。 ここへ来たら 三角点のあ
る伊勢山・山頂へ行かなくては・・・。 本には 道も眺望も良くないので 割愛とありますが・・・・。
 9:25 分岐に戻り 急な下りを 右へ降ります。 峠のような鞍部に降りると やや道の分かりにくくなった
ところもありますが テープもあり 急な登りにかかる。 尾根に上がると 僅かに 展望があり 右下に 緑台
の街並みがあり 奥に瀬戸内海が見え さらに 奥に見える低い島は四国? 写真は 露出に失敗。 四国
が 写っていない・・。 左には 山の間に 明神山がくっきり。 さらに右に 形のいい山が見えるが 七種山?
 9:36 伊勢山に登頂。 狭い平坦地は 雑木に囲まれ 展望はまりません。 おまけに 三角点の横には
切り倒された枯木が 放置してあるし。 三角点は 角が削られ 二等か 三等か 分かりにくくなっているが
多分 三等でしょう。  9:40 下山。


 9:52 分岐に登り返し 右へ降ります。 ここの急な下りは ロープがあちますが ここは 降り難い。
木を掴んで 降りました。 分岐を直進すると なだらかな道になりますが 枝が張り出し ヤブっぽく
なっています。 次の分岐の道標で 空木城跡0.5kmです。
 シダヤブの緩い下りを歩き 松葉を踏みながら進み シダヤブに散乱する枯枝や クモの巣を片付け
ていると 突然 前からハイカーが現れ びっくり・・。 この人も 岩屋の森に車を停め 時計回りに 空木
城跡から 登ってきたそうです。 シダヤブを抜けると 雑木林のトンネルとなり 歩きやすくなります。


 左に平らな岩があり ここも展望台。 目の前には 南西方向の景色が広がり 下には 岩屋の森広場が
見え 後方には 神座の窟の岩峰が見えますが 日陰で 暗い。 地図では 町境界から直角に曲がり
270m標高点に向かうのですが この曲がりには 気がつきませんでした。
城跡が近くなると 堀切跡のような窪みがあります。 ここの道標には 城跡0.1kmと。 城跡には
直接登らず 左から巻くようにして上がります。
 10:13 空木城跡に上がる。 細長い平坦地の中央に岩がある。 南が開け 新竜アルプス方向
の景色が見えます。 岩の後の段に 石が見えたが 石積跡?


 空木城は 応仁年間(1394~1428)に築城され 城主は赤松義雅の家臣・喜多野新在衛門忠助
が居たとされる。 置塩城主・赤松則房の家臣・原田大炊助が 最後の城主だったが 則房が 羽柴秀
吉の姫路城修築に伴う置塩城解体の頃(1580) 城としての 運命を終えたとされる。 
 10:19 西へ降りる。 ここからの下りはかなり急で 丸太の段差のある階段が続く。 途中で
会ったハイカーのように こちらから 登らないで よかった。 しかし この段差のある階段を降りるのも
膝に響くゥ・・。 このため このコースは 健脚コース?
 階段が終わると なだらかな森林コースとなり 歩きやすくなります。 ベンチのある所から左に折れ
谷間のいい雰囲気の森を歩いて 登山口近くの最初の分岐に戻りました。 アカゲラには 気つかな
かった・・・。


 ススキを見ながら 10:43 車に戻りました。 広場には Moveと Cubeが 停めてあります。
山の上でも 西にある採石場の重機の音が ずっと うるさかったが 何とかならないものでしょうか?
 10:54 車を出し 帰路につきます。 来た道を そのまま戻ります。 下伊勢で 右折して 大津茂川
に架かる伊勢橋辺りから振り返ると 伊勢山西峰の稜線が きれいに見え いい里山の雰囲気で 黒
い雲も 晴れて いい青空です。


 この先 県道435号線の舞子池の横を走っていると 見たような景色です。 この道は いつか来た道
ああー そうだよォ・・・。 いつだったか しみけんさんのページを見て 向山に登り 北のこの池の土手
を歩いたことがあるのです。
 県道435号線から国道179号線を走り 11:33 家に帰ってきました。 こんなに 早く帰ったのは
久し振りです。  本日の走行距離は 往路18.0km 復路17.9kmで 計35.9kmでした。
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鶴嘴山 つるはしやま 263.2m

2009-10-03 12:02:08 | 山歩き
10月3日(土)  天気:晴れ・モヤ  地図:龍野(中央・北)

 きょうは たつの市と 姫路市の境界にある 鶴嘴山へ登りました。 きょうは 是非とも 山に 登りたかったの
です。 きょう 10月3日は 10・3で  トウサン。  そうです ”登山の日” なの です。 私の場合 登山という
より ハイキング、山歩き ですが・・・。
 朝起きると きのうの雨は 上がっていましたが 湿度が高いのか 濃いモヤで 曇りか 晴れか 分かりませ
ん。 日が 射しているので 雨は 大丈夫。 近場で 簡単に 登れる山を探し しみけんさんの行かれた伊勢
山にしようか 迷いましたが 三回目の 鶴嘴山にしました。
 「はりま歴史の山ハイキング」で 紹介され 簡単に登れると 思ったのですが 今は 誰も登らないのか クモ
の巣との格闘になってしまい その上 地図を見ないで 歩いたので コースミスもあり ヤブコギや 林道をさま
よい またもや 散々な目に 遭ってしました。



 ゆっくり行く方が モヤも晴れるかと思って 遅めの 9:08に 出発。 前回は 国民宿舎・ 志んぐ荘に降りて
道路をてくてく歩いて磨崖仏へ戻ったので 今回は 折畳みの自転車 を積んできました。 志んぐ荘に車を
置き 登山口の觜崎橋まで 愛車 ”ロシナンテ”(自転車) を 駆って行きます。
 龍野橋を渡り 国道179号線を北へ走り 井野原の信号で右折して 曽我井橋を渡り 左折。 揖保川沿
いに 北へ行くと 左に 志んぐ荘の広い駐車場があります。
 9:40 駐車。 ここまで 15.9km。 折畳み自転車を トランクから降ろすのに 難儀しま す。 悪いことに
しばらく 乗っていなかったので タイヤの空気が 少し抜けています。
 自転車で ゆっくり走れば 周りの景色を 見渡すことができます。 西の亀山~祇園嶽の山並みを見ながら
曽我井橋を 渡り 揖保川の右岸へ出ると 狭いうえ 車も多いので 自転車では 走りたくない道路です。
歩くときは 土手の下を 歩くことができますが・・・。


 觜崎橋を東へ渡り 南の”寝釈迦の渡し”の碑を見て 北の”磨崖仏”を見て 橋の袂に自転車を デポし(志
んぐ荘から 3.2km) 10:17 登山口の天満神社へ。  鳥居を潜って 石段を上がり 本堂で安全に 山登
りできるよう お願いし 可愛い狛犬の 頭を撫で 岩をよじ登り 岩尾根に上がり 景色を見ながら 林へ。
途端に クモの巣に 捕りました。 油断していました。 ここから クモの巣との 格闘の始まりです。 この先で
墓地の中を抜けるのですが 神社へは 上がらず 東の墓地への道を行く方が賢明なようです。 墓地を抜け
た 少し先に ネットがあり 扉を開けて 進みますが 以前 来たとき ネットがあったか 記憶がありません。


 ササヤブを抜けると 岩尾根歩きが 始まります。 本にもあるよう 左は 絶壁状なので 足を滑らせないよう
細心の注意が 要ります。 岩尾根を歩くと 後方に 寝釈迦が見えてきますが どの位置から 見るのが ベスト
なのでしょう? 屏風岩上のピークより 少し 下の方が いいと思うのですが・・・。
 悪いタイミングで 姫新線の電車が来ました。 1時間に 1、2本しか 来ないので もっと上で 撮りたかったが
写せるときに 撮っておかないと・・。 姫新線も 大雨の災害から やっと 全線復旧したようです。
 天然記念物・屏風岩の碑の横から 岩の上を歩き 右から回り込み 岩のピークに 上がると絶景です。 東
の景色も見え 手前の愛宕山の奥に 切り立ったトンガリ山も見えます。 南には 寝釈迦、西には 亀山~祇
園嶽が 見渡せます。 屏風岩は 下が 絶壁なので 覗き込むことはできません。


 鶴嘴山までに 二つのピークがあり 本によると 208mと214mになっていますが 168m標高点の尾
根に上がると この二つのピークと 間の吊尾根が 望めます。 この辺りから 岩尾根と雑木林の繰り返しです。
 208mピークの手前の尾根も 小さ いピークのような感じです。 急な岩場を 滑らないよう 手をついて登り
11:10 208mピークに上がりました。  二回目に来たとき 登山口には ”鶴嘴山愛好会” の札があり こ
のピークには 亀山の表示が あったと思うのですが・・・。 下りにかかると 前方に 214m峰の南の白い岩
斜面が見えます。 後方には 寝釈迦と 歩いた尾根の稜線が 重なっています。


 岩尾根を歩き 214m峰への登りにかかると 高位御位山の百間岩のような三十間岩?になります。 少
し登ると 頼りないトラロープがあり これを 掴んで登りましたが 上は 細い荷造り用のロープが 継ぎ足して
あります。 岩場をクリアし 林を登ると 大岩のピークに出ます。 214m峰です。 岩場だけに展望は最高。
 北には 鶴嘴山がそびえています。 東の下には鴨池が見え 奥に山並みが見えますが 一番左・北のピ
ークが 伊勢山? トンガリ山は 分かりますが 峰相山は 同定し難い・・・。 南は 下に 奥池があり その
上が 愛宕山。 奥は モヤにかすんで 瀬戸内海は 見えません。
 前回ここへ来たのは 12月でしたが ここに 野鳥観察?の人が居て 望遠レンズで オオタカ?を狙って
いました。 この辺りは オオタカの通り道だそうです。 


 ここから やや急な登りを経て 鶴嘴山の尾根に登る。 ここも 岩の尾根で 見晴らしもいい。 北の林
に入り 少し進むと 山頂。 11:57 鶴嘴山263mに 登頂。 尾根道の狭い雑木林の平坦地に 四等
三角点があるだけ。 このとき 東から オルゴールの音色が 聞こえてきて ”く-れな-いもゆる-♪ い-とし
のばら~♪” ウェルナーの野ばらだそうです。 12時か? いや 2分ほど 早いよ。 写真を 撮って通過。


 急な下りで 雑木林に入ると 陽が陰り 涼しい風が吹いてきました。 240mの小ピークを越えて 12:20
シダの243mピークに 上がりました。 クモの巣との格闘と書いたのに 証拠写真がないと 送り狼少年と
言われるので 何回も クモを撮ろうとしたのですが 敵もさるもの カメラを向けると さっさと 逃げます。
 離れて撮ると ピントが合わないし・・。 やっと1枚だけ。 腹側から撮ると 気づかれない?


 馬鹿ばかりやっていると ルートを外れるし・・。 243mピークから 左に 方向を変えなければならない
のに 真直ぐ進んでしまい ヤブに突入。 少し降りて 左に尾根が見えて 慌てて引き返しましたが・・。
 急な下りを降りて 登り返し 12:46 234m ピークに登り 岩に腰を降ろし しばらく休みました。 ここ
で 昼食に すれば良かった・・。 12:57 リスタート。 この尾根から 右に なだらかな貴船山の稜線が
望めます。 シダヤブを越えて 雑木林の急下りを降りて 13:15 道標のある峠に 降りました。


 本では ここから西へ降りて 大正池の横を通って 車道に出るのです。 良識のある人 わーさんは この
ルートを 歩いたと思いますが へそ曲がりの私は ここから 北の林道へ進みます。 止めとけばいいの
に・・。 前回 5年前 道を間違え ヤブを彷徨い 峠で お地蔵さんに出遭ったのです。 お礼参りに行か
ねば・・。 しかし 北への林道は 背より高い雑草がはびこり 地面が見えないほどです。 林道は 右に
曲がる筈ですが・・・。 林道が消えたので 真直ぐ北の尾根に登ったつもりです。 地図の265m標高点?


 尾根に上がると 北?の青空に高い山が見えます。 三等の北山396m? 左のピークに登ろうと思うの
ですが 倒木とシダと雑草の深いヤブで・・・。 左の倒木のピークに登るのには 苦労しました。 ここは 何所?
 赤い杭があるので 姫路と新宮の境界ではないかと・・。 松葉の急斜を 北へ降りたつもりですが 西へ降
りた? ここも 倒木のヤブでした。 14:22 水音が 聞こえる道に 降りました。 荒れた林道? 右へ登って
みましたが 右前方に 低い明るい尾根が見えてきて これは 違う。
 左に降りると 広い林道に 合流。 これかな? 林道を 右へ10分近く登りましたが 徐々にヤブっぽくなり
道が 途絶え やむなく引き返し 14:58 舗装された車道にでました。
 ここに この先行き止まりの看板が・・。 ここは 東山公園裏口のゲートの前です。 この辺りに 雑草に埋も
れて 道標があるはずですが・・・。
 諦めて ゲートへ向かうと 右に 林道がありました。 こうなるとやけくそ。 この林道も偵察してみました。
途中 ヤブっぽい箇所もありましたが はっきりした道は 細くなり 下りになったので 引き返しました。
 5年前に見た お地蔵さんは 何所? 林田町と新宮を結ぶ峠道にあったはず・・。 ”播磨の山猿”こと 大
柿さんのページにあったような・・。


 失意のまま 引き返し 15:24 ゲートの柵を越え 公園に入ろうとすると 工事中・通 行禁止の看板が・・。
泣き面に蜂とは このこと? これくらいで 挫ける訳にはいきません。 ゲートの脇から進入路に入り 公園
に向かいます。 しかし 公園までの 約500mの緩い登りの道路歩きは 物凄くしんどかった。 8分かか
って やっと 東山公園の最上部へ。 この公園も 全く整備されないのか 雑草がはびこり 荒れています。
 いずれは ススキに 占領されるのでしょうか? ここから 薄暗くなり始めた 公園内の遊歩道を下ります。
志んぐ荘が近くなると 紅葉していない モミジなどがあり 公園らしい雰囲気もあります。


 自販機で 冷たい飲み物を買いたいのですが・・。 志んぐ荘の中に入ると 自販機がありました。 フロ
ントに きれいな女性が立っています。 別に用はないのですが コーラは ありませんか? と声をかけると
近寄ってきて 丁寧に 2階には あるのですが・・。  あっ これでいいです! 適当に買いました。 コーラ
を飲みながら 東山公園橋を撮って 16:00に 車に戻りました。 既に 陽は西に傾いています。
 16:02 帰路につきます。 觜崎橋を渡り 自転車を回収して 国道179号線に戻り 来た道を戻り
16:43 家に戻りました。
 本日の走行距離は 往路15.9km 觜崎橋まで3.2km 復路13.7kmで 計32.8kmでした。
きょうも 山に遊ばれ 精神的にも疲れました。 前回見た お地蔵さん の写真を載せておきましたが 何所
にあるのでしょう? 二本目の林道が 途中で ヤブに消えていましたが これが 怪しいと思うのですが・・・。
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