10月31日(土) 天気:晴れ・霧 地図:八鹿(南東部)
きょうは 和田山の室尾山に 登ってきました。 「ふるさと兵庫100山」 の16番の山です。
「たじまハイキング」 でも 紹介されています。 ウェブでは 最近 「わがまま風来記」のたくさんが 登った
記録を 見たことがあります。 やまあそさんのページも出てきて 2003.3.30 のレポでは MTBで登り
山頂から 東の尾根を 廻られたようです。 これで 「ふるさと兵庫100山」 も 残り 2座 (高取山、久斗山)
となりました。
7:19 出発。 姫路バイパスから 播但道へ。 天気は いいのですが きょうも モヤが濃い。 播但道を
北へ走り トンネルをいくつか抜け 和田山が近くなると 濃い霧が 出てきました。 8:27 和田山料金所
を 突破。(料金1400円) 坂を下り 国道312号線に出て 右折して北へ。 国道9号線を 横切り ガード
下を潜って 次の信号で 右折する ところを通り過ぎて・・・。 寺谷から引き返し 県道273号線を 北へ進み
法宝寺の道標で 左折して 坂を登ると 法宝寺の駐車場に出ます。
8:52 駐車。 ここまで 94.8km 1時間半ほど。 霧は 少し薄くなりましたが まだ 視界は 500mほど?
周りの景色は 見えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/74/2fbe1863b3ae3e1f473e0cb4a9eaa64b.jpg)
まず 法宝寺に お参りします。 法宝寺は 天平20年(748) 行基菩薩により 開山された歴史あるお寺です。
天正五年(1577) 秀吉の但馬攻めがあり その際 兵火から守るため 禁制札がおかれ 寺領も このとき
没収されました。 昭和9年(1934) 山麓の この地に移転し 法灯を 現在に伝えています。
仁王門を潜って 狭い境内に入りますが この仁王門は 元文三年(1738)英長上人の造営、安永八年(1779)
俊道法印が 修復したもので 鐘楼を兼ねていて 門に 鐘が吊り下げてあります。 仁王さんは 寄木造の2.7
mの一対の立像で 鎌倉時代の作 といわれているそうです。
本堂は 薬師堂で 安置されている薬師如来は 秘仏。 お庭の左隅に 宝篋印塔(重文)がありました。 これは
南北朝時代の造立で 花崗岩製で 高さ1.55m。 構造、手法が 極めて優れているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ea/b2b1e6f41425ffd06530103f66e4a5de.jpg)
薬師堂に お参りして 9:10 スタート。 何故か この辺りには ツツジが 狂い咲き。 舗装路を 左へ降りて
登山口の表示から 小さい川を渡ると 鳥居があり その奥の石段を 三つ上がると 八幡宮。 うっそうとした林
の中にあります。
この八幡宮は 寛平年間(889)に 京都の岩清水八幡宮の別宮として 勧請されたのだそうです。 安全登山
を お祈りして 拝殿の左奥から ネットに突き当たり 左へ降りると 崩れかけた扉があり 9:22 ここから山へ
入ります。 植林の中の昔の参詣道も 霧が立ちこめ 薄暗くなっています。 昔は いい道だったのでしょうが
今は 歩く人も少なく 荒れています。 雨水が 流れ 土が流され 岩が露出し デコボコになっていて 枯葉、小枝
が 散乱しています。 道は 左へ左へと 進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5c/27a40fbf47599dac14d225332504307b.jpg)
10分ほど進み 左へカーブすると いい道になりました。 松の落ち葉を踏み 国土調査の杭を 辿って進み
ます。 散乱している小枝・小石を片付けながら ジグザグと 九十九折に登っていると 木漏れ日が射してき
ました。 見上げると 空は青くなったようで 霧も晴れてきました。 尾根を切開いた溝のようなところを 抜け
ると なだらかで 歩きやすくなり 左下の沢に 水が チョロチョロ 流れています。
9:47 道がなくなり 左下へ降りて 沢を渡ります。 この辺りは 道標もなく 道が分かり難くなっています。
沢を渡り 折り返して 左上へ進みます。 地図の破線の道が 逆U字形に曲がる所でしょうか? 帰りも
注意しないと・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/9471f0148118c81a7884d4e6ae77d512.jpg)
この先の分岐に 手造りの道標があり 岡田・室尾・法宝寺跡とあります。 右に曲がると また道標があり
法宝寺跡50mとあるので 直進すると 石積があり ここが 寺跡? 林の中で暗く 寺跡の表示もありません。
真直ぐ 進むと ネットに突き当たり・・。 右を見ると 上に鉄塔が見えます。 道は 左に延びています。 さて・・・。
とりあえず 扉を開け 丸太の階段を上がってみます。 40段?上がると 上は 杉林で 狭い広場になっていて
ログハウスがあります。 ここが 寺跡? もう一度 階段を降りて 左の道を 偵察するも 何もなさそう。
広場に戻り 辺りを見回すと 説明板があり ここが 寺跡のようです。 室尾山頂 1.3kmの表示あるので 左へ
進みます。
ところで 木にスギ、ヒノキ札がありますが 幹を見ても 違いが分かりません。 どうやって 見分けるのですか?
アベマキは 幹が ゴツゴツしているので 分かるかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e5/ccc3506ebdf6a779a69554ea731904a7.jpg)
ここから 南西方向の見晴らしがよく 山の名は分かりませんが 大倉部山? 下の谷は 竹林のようで この
道にも ササが茂っています。 ここにも ネットがあります。 扉を開けて 先へ進むと 左下に 屋根が見えます。
室尾山荘? 本では 山荘の前に 出るように書かれていますが この道は 山荘の上に 向かっています。 左
下に 山荘広場が 現われ ここも 南西方向が 見渡せます。 山荘前の道は 室尾へ降りているようです。
どこかにあった説明板の地図に 室尾城跡が描いてありました。 確か たくさんの地図にもあった? 山荘前
から 西に延びる標高320mの尾根に あるらしいのですが・・。
室尾城は はっきりとは 分からないのですが 秀吉が 竹田城を攻めるため 竹田城が ひと目で見える室尾山
に 本陣をおき その攻略策を練ったと伝えられているとか・・・。
山荘へ行かなかったので 室尾城跡には 寄ることができませんでした。 室町時代の頃までは 室尾は 出石
と京都を結ぶ 大きな街道筋に位置する 交通の要衝で 多くの城郭・遺構などが 残されているそうです。 現在
は 室尾地区の山中から 人家は 全て移転し 住む人はいません。 今は 残された遺構により かっての賑わ
いが偲ばれるのみ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ad/ce2aa7f5b4c252a73b1303f16ae1418b.jpg)
ここで 道が 二手に分かれ ”21世紀の森” の表示は 右。 左の道は? キャンプ場へ降りる? 以前の登山道?
室尾山の表示があるので 右の遊歩道?を進みます。 この道は 緩やかな登りですが 砂利が敷き詰めてあり
これが 厄介です。 小石に乗ると 足が滑るのです。 山頂0.95kmの標識を過ぎ 左下に 谷を見ながら進む
と 10:29 ”紅葉の森”。 やまモミジを 300本植樹したそうで モミジの木は 多くありますが どれも 青々とし
ていて 紅葉の この字もありません。 この辺りは いい雰囲気の森林浴コースで 直ぐ 先が ”昆虫の森”。
左に キャンプ場に 降りる道が あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b0/29e69aa2466d2e0db389f1d92fc39dd9.jpg)
10:34 山頂0.7kmを過ぎ 杉林を進むと 分岐があり 右 男山0.1km。 100mなら行ってみましょう。
南西に延びる 等高線470mの支尾根の先端が 男山? 10:42 男山。 雑木に囲まれ展望は ありません。
ベンチと 説明板があるだけで 南へ降りる道?がありそうでした。 分岐に戻り 左に上がり 10:48 やっと
道標のある尾根に出ました。 ここは T字路になっていて 右 山頂0.5km、登った道には キャンプ場 の表示
があります。 左は 何の表示もありませんが 実は 左へ行くと 本にある鉄塔68が あったのです。
ここからは 植林のやや急な登りで 山頂へ ほぼ一直線に登ります。 本に 立ち木を掴んで 小さなコブを越
え・・と ありますが 立ち木も コブもありません。 鉄塔は まだか? と思いながら 急登を あえぎ 登ると 突然
開けた山頂に。 11:05 室尾山に登頂。 10m位の広さがあり 三等三角点があります。 周囲は 高い木に
囲まれ 展望は良くないのですが 北西方向だけ開け 山が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/67/a07706d9c29a779a40ae20187b5ca7e7.jpg)
「たじまハイキング」には 眺望は 北が開け 朝日鉱山跡の背後に 床尾山山塊の大きな山容があり・・・と
ありますが これは 真っ赤な嘘。 北は 全く見えません。
蘇武岳や 三川山は 見えているのでしょうか? 北に ちらっと 高い山が見えたので 同定能力皆無の私は
粟鹿山かと思い 東尾根から見えるかと 東尾根に進んでみました。 この東尾根は 紅葉こそありませんが
いい尾根でした。 なだらかな雑木の自然林です。 残念ながら 見晴らしはありません。 僅かに 木々の隙間
から 山並みが覗くだけです。 やまあそさん 西床~鉄鈷山の大パノラマが見えたのは どこですか?
11:20 東尾根・先端の620m小ピークまで行って 引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a9/80182f9c2b7af639433fac2b95ea9feb.jpg)
山頂へ戻り 今度は 北尾根に降りてみましたが この尾根?は ヤブ気味の急斜面で 展望はなく 僅かに
西床ノ尾山の頂が見えるだけでした。 山頂へ戻り 弁当を食べようか 思案の末 11:42 下山。 急な下りを
滑らないよう慎重に下り 植林を抜けた辺りで 左下に鉄塔を発見。 キャンプ場の分岐を直進し ススキを
掻き分けると 鉄塔68に出ました。 12:05 鉄塔。 ここは開けていて 見晴らしが良い。
振り返ると 降りてきた尾根に ピークが二つ。 さらに左の奥が 室尾山の山頂か?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/72/fd7b196c2e3333af1a1780e6054ca757.jpg)
南の山裾に 送電線が延びる先に 鉄塔が二本見え 和田山の市街の奥に朝来山 鉄塔の右に 大倉部山
さらに 右に 山並みが延びています。 北西のすぐ近くに 大きな山が並び 北の奥には 形のいい山が見え
ます。 日を遮るものがなく 日射しが眩しい。 写真を撮って 分岐へ戻り 右へ降ります。 昆虫の森、紅葉
の森、21世紀の森を 通り 山荘広場の上で 左に曲がり 扉を抜けて 12:29 法宝寺跡に戻りました。
ベンチもあり ここで弁当と 思ったのですが 草茫々で あまり雰囲気が良くない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/b6/463b3ed08a46b058cc554c6711b8fd90.jpg)
ログハウスの左奥に進むと 左上の尾根に鉄塔が見え 足元に 火の用心の赤い表示がありました。
シダなどの草で 消えそうな道は 巡視路のようです。 やまあそさんは これを登ったようです。
広場から 左上に見える鉄塔66?を撮り 丸太階段を降りて 扉から降ります。 分岐を左に降りて 沢の
上に出て 往路で景色を確認しておいた所から 沢を渡ると 後は はっきりした道で 何の心配もなく歩け
ます。 13:04 八幡宮に戻り 13:08 車に戻りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/09/152236d4c379a244ab40f0ab2b01e89b.jpg)
霧は すっかり晴れ 眩しい秋の陽射しで 車が 熱くなっていました。 法宝寺の後ろの山にも 鉄塔が
立っています。 里山の景色を見ながら 今日も 車で コンビニ弁当を食べ 13:32 帰路につきます。
本にある ”三角形の美しい姿の室尾山” を撮りに 室尾集落に行かなくては・・。 岡田の集落下の県道
交差点を 右に行けば すぐ室尾だったのですが 通り過ぎてしまい 円山川右岸の県道へ出てしまいま
した。 糸井川まで行き 室尾に廻り 県道から 下の写真を撮りました。 写真が小さいので 本のような
写実感はありませんが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/cc/205fb6fede44122196ae91b3d94b8caa.jpg)
岡田の交差点に戻り 振り返って室尾山を撮りましたが 南から見ると 東へ尾根が延びているので
山は 台形に見えます。 三角形の美しい姿を見るには 西の室尾に 行かなくては・・。 14:05 国道9号
線の一本柳に出ましたが ここまで 13kmも走りました。 14:14 和田山ICから播但道に入りましたが
軽自動車が 先導してくれたので 超安全運転で 追突しそうになりながら ゆっくり走り 姫路バイパスを
経由して 15:20 帰ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/ca/7951752978889d92b9a609051fa9251b.jpg)
本日の走行距離は 往路94.8km 復路100.7kmで 計195.5kmでした。
室尾山は 思っていたより 楽しい山でした。 山頂から 北の西床ノ尾山が見えれば さらに いいのですが・・。
かくして 「ふるさと兵庫100山」を また ひとつ消化することができました。 次は 高取山ですが・・・。
六甲山全山縦走大会もあるらしいし・・・。 車を停めるところがあるか・・・。
また あまり歩きたくない 「たじまハイキング」 の30コースを 16コースも 歩いてしまいました・・・・。
。。。。。
。。。。。。。。
。。。。。。。。
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きょうは 和田山の室尾山に 登ってきました。 「ふるさと兵庫100山」 の16番の山です。
「たじまハイキング」 でも 紹介されています。 ウェブでは 最近 「わがまま風来記」のたくさんが 登った
記録を 見たことがあります。 やまあそさんのページも出てきて 2003.3.30 のレポでは MTBで登り
山頂から 東の尾根を 廻られたようです。 これで 「ふるさと兵庫100山」 も 残り 2座 (高取山、久斗山)
となりました。
7:19 出発。 姫路バイパスから 播但道へ。 天気は いいのですが きょうも モヤが濃い。 播但道を
北へ走り トンネルをいくつか抜け 和田山が近くなると 濃い霧が 出てきました。 8:27 和田山料金所
を 突破。(料金1400円) 坂を下り 国道312号線に出て 右折して北へ。 国道9号線を 横切り ガード
下を潜って 次の信号で 右折する ところを通り過ぎて・・・。 寺谷から引き返し 県道273号線を 北へ進み
法宝寺の道標で 左折して 坂を登ると 法宝寺の駐車場に出ます。
8:52 駐車。 ここまで 94.8km 1時間半ほど。 霧は 少し薄くなりましたが まだ 視界は 500mほど?
周りの景色は 見えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cc/40c235704f219559725683f9460f36b2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/8e/59880f78d7f7aabb649cde383a931b08.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/74/2fbe1863b3ae3e1f473e0cb4a9eaa64b.jpg)
まず 法宝寺に お参りします。 法宝寺は 天平20年(748) 行基菩薩により 開山された歴史あるお寺です。
天正五年(1577) 秀吉の但馬攻めがあり その際 兵火から守るため 禁制札がおかれ 寺領も このとき
没収されました。 昭和9年(1934) 山麓の この地に移転し 法灯を 現在に伝えています。
仁王門を潜って 狭い境内に入りますが この仁王門は 元文三年(1738)英長上人の造営、安永八年(1779)
俊道法印が 修復したもので 鐘楼を兼ねていて 門に 鐘が吊り下げてあります。 仁王さんは 寄木造の2.7
mの一対の立像で 鎌倉時代の作 といわれているそうです。
本堂は 薬師堂で 安置されている薬師如来は 秘仏。 お庭の左隅に 宝篋印塔(重文)がありました。 これは
南北朝時代の造立で 花崗岩製で 高さ1.55m。 構造、手法が 極めて優れているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d3/87727697dae6d187a4bfa690573156b4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d0/cad022ff7a1b4917f7904742fde6dfec.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ea/b2b1e6f41425ffd06530103f66e4a5de.jpg)
薬師堂に お参りして 9:10 スタート。 何故か この辺りには ツツジが 狂い咲き。 舗装路を 左へ降りて
登山口の表示から 小さい川を渡ると 鳥居があり その奥の石段を 三つ上がると 八幡宮。 うっそうとした林
の中にあります。
この八幡宮は 寛平年間(889)に 京都の岩清水八幡宮の別宮として 勧請されたのだそうです。 安全登山
を お祈りして 拝殿の左奥から ネットに突き当たり 左へ降りると 崩れかけた扉があり 9:22 ここから山へ
入ります。 植林の中の昔の参詣道も 霧が立ちこめ 薄暗くなっています。 昔は いい道だったのでしょうが
今は 歩く人も少なく 荒れています。 雨水が 流れ 土が流され 岩が露出し デコボコになっていて 枯葉、小枝
が 散乱しています。 道は 左へ左へと 進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/66/bca74da75606d2f2628d9ec1e2cfc268.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/01/8209a1b7e3f5c3760f231c16dc565971.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/5c/27a40fbf47599dac14d225332504307b.jpg)
10分ほど進み 左へカーブすると いい道になりました。 松の落ち葉を踏み 国土調査の杭を 辿って進み
ます。 散乱している小枝・小石を片付けながら ジグザグと 九十九折に登っていると 木漏れ日が射してき
ました。 見上げると 空は青くなったようで 霧も晴れてきました。 尾根を切開いた溝のようなところを 抜け
ると なだらかで 歩きやすくなり 左下の沢に 水が チョロチョロ 流れています。
9:47 道がなくなり 左下へ降りて 沢を渡ります。 この辺りは 道標もなく 道が分かり難くなっています。
沢を渡り 折り返して 左上へ進みます。 地図の破線の道が 逆U字形に曲がる所でしょうか? 帰りも
注意しないと・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/dd/a1e1a3df6562625633504c4bc0a7eb01.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/55/bf69a0c78b25d03f470c9ee71dec2770.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/9471f0148118c81a7884d4e6ae77d512.jpg)
この先の分岐に 手造りの道標があり 岡田・室尾・法宝寺跡とあります。 右に曲がると また道標があり
法宝寺跡50mとあるので 直進すると 石積があり ここが 寺跡? 林の中で暗く 寺跡の表示もありません。
真直ぐ 進むと ネットに突き当たり・・。 右を見ると 上に鉄塔が見えます。 道は 左に延びています。 さて・・・。
とりあえず 扉を開け 丸太の階段を上がってみます。 40段?上がると 上は 杉林で 狭い広場になっていて
ログハウスがあります。 ここが 寺跡? もう一度 階段を降りて 左の道を 偵察するも 何もなさそう。
広場に戻り 辺りを見回すと 説明板があり ここが 寺跡のようです。 室尾山頂 1.3kmの表示あるので 左へ
進みます。
ところで 木にスギ、ヒノキ札がありますが 幹を見ても 違いが分かりません。 どうやって 見分けるのですか?
アベマキは 幹が ゴツゴツしているので 分かるかも?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/85/e03d48fe02209306ae3d8b8ef5b2463f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/9b/ef940e3a70998911a39cfa04d2ddea5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e5/ccc3506ebdf6a779a69554ea731904a7.jpg)
ここから 南西方向の見晴らしがよく 山の名は分かりませんが 大倉部山? 下の谷は 竹林のようで この
道にも ササが茂っています。 ここにも ネットがあります。 扉を開けて 先へ進むと 左下に 屋根が見えます。
室尾山荘? 本では 山荘の前に 出るように書かれていますが この道は 山荘の上に 向かっています。 左
下に 山荘広場が 現われ ここも 南西方向が 見渡せます。 山荘前の道は 室尾へ降りているようです。
どこかにあった説明板の地図に 室尾城跡が描いてありました。 確か たくさんの地図にもあった? 山荘前
から 西に延びる標高320mの尾根に あるらしいのですが・・。
室尾城は はっきりとは 分からないのですが 秀吉が 竹田城を攻めるため 竹田城が ひと目で見える室尾山
に 本陣をおき その攻略策を練ったと伝えられているとか・・・。
山荘へ行かなかったので 室尾城跡には 寄ることができませんでした。 室町時代の頃までは 室尾は 出石
と京都を結ぶ 大きな街道筋に位置する 交通の要衝で 多くの城郭・遺構などが 残されているそうです。 現在
は 室尾地区の山中から 人家は 全て移転し 住む人はいません。 今は 残された遺構により かっての賑わ
いが偲ばれるのみ・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/e2/e73db6b76ca59aa5259550e309121650.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/e5/4d6ad226dd012ec85961ef063d7766d1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ad/ce2aa7f5b4c252a73b1303f16ae1418b.jpg)
ここで 道が 二手に分かれ ”21世紀の森” の表示は 右。 左の道は? キャンプ場へ降りる? 以前の登山道?
室尾山の表示があるので 右の遊歩道?を進みます。 この道は 緩やかな登りですが 砂利が敷き詰めてあり
これが 厄介です。 小石に乗ると 足が滑るのです。 山頂0.95kmの標識を過ぎ 左下に 谷を見ながら進む
と 10:29 ”紅葉の森”。 やまモミジを 300本植樹したそうで モミジの木は 多くありますが どれも 青々とし
ていて 紅葉の この字もありません。 この辺りは いい雰囲気の森林浴コースで 直ぐ 先が ”昆虫の森”。
左に キャンプ場に 降りる道が あります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/e2/fd20ea0a120b6d27709dd2bd2dc63ddc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/bc/7a2d9537e15e2438bd7977c918712f46.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b0/29e69aa2466d2e0db389f1d92fc39dd9.jpg)
10:34 山頂0.7kmを過ぎ 杉林を進むと 分岐があり 右 男山0.1km。 100mなら行ってみましょう。
南西に延びる 等高線470mの支尾根の先端が 男山? 10:42 男山。 雑木に囲まれ展望は ありません。
ベンチと 説明板があるだけで 南へ降りる道?がありそうでした。 分岐に戻り 左に上がり 10:48 やっと
道標のある尾根に出ました。 ここは T字路になっていて 右 山頂0.5km、登った道には キャンプ場 の表示
があります。 左は 何の表示もありませんが 実は 左へ行くと 本にある鉄塔68が あったのです。
ここからは 植林のやや急な登りで 山頂へ ほぼ一直線に登ります。 本に 立ち木を掴んで 小さなコブを越
え・・と ありますが 立ち木も コブもありません。 鉄塔は まだか? と思いながら 急登を あえぎ 登ると 突然
開けた山頂に。 11:05 室尾山に登頂。 10m位の広さがあり 三等三角点があります。 周囲は 高い木に
囲まれ 展望は良くないのですが 北西方向だけ開け 山が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/d5/919a6395e39d82a0c6f3e3cc92e724d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/e8/9a83d0762045a96d750d23e4221744d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/67/a07706d9c29a779a40ae20187b5ca7e7.jpg)
「たじまハイキング」には 眺望は 北が開け 朝日鉱山跡の背後に 床尾山山塊の大きな山容があり・・・と
ありますが これは 真っ赤な嘘。 北は 全く見えません。
蘇武岳や 三川山は 見えているのでしょうか? 北に ちらっと 高い山が見えたので 同定能力皆無の私は
粟鹿山かと思い 東尾根から見えるかと 東尾根に進んでみました。 この東尾根は 紅葉こそありませんが
いい尾根でした。 なだらかな雑木の自然林です。 残念ながら 見晴らしはありません。 僅かに 木々の隙間
から 山並みが覗くだけです。 やまあそさん 西床~鉄鈷山の大パノラマが見えたのは どこですか?
11:20 東尾根・先端の620m小ピークまで行って 引き返しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/2e/53e9cf05e0c28d690e2515256e6ca515.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/16/dec1316dc3ba2e8e47a205cfca982676.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a9/80182f9c2b7af639433fac2b95ea9feb.jpg)
山頂へ戻り 今度は 北尾根に降りてみましたが この尾根?は ヤブ気味の急斜面で 展望はなく 僅かに
西床ノ尾山の頂が見えるだけでした。 山頂へ戻り 弁当を食べようか 思案の末 11:42 下山。 急な下りを
滑らないよう慎重に下り 植林を抜けた辺りで 左下に鉄塔を発見。 キャンプ場の分岐を直進し ススキを
掻き分けると 鉄塔68に出ました。 12:05 鉄塔。 ここは開けていて 見晴らしが良い。
振り返ると 降りてきた尾根に ピークが二つ。 さらに左の奥が 室尾山の山頂か?
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南の山裾に 送電線が延びる先に 鉄塔が二本見え 和田山の市街の奥に朝来山 鉄塔の右に 大倉部山
さらに 右に 山並みが延びています。 北西のすぐ近くに 大きな山が並び 北の奥には 形のいい山が見え
ます。 日を遮るものがなく 日射しが眩しい。 写真を撮って 分岐へ戻り 右へ降ります。 昆虫の森、紅葉
の森、21世紀の森を 通り 山荘広場の上で 左に曲がり 扉を抜けて 12:29 法宝寺跡に戻りました。
ベンチもあり ここで弁当と 思ったのですが 草茫々で あまり雰囲気が良くない。
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ログハウスの左奥に進むと 左上の尾根に鉄塔が見え 足元に 火の用心の赤い表示がありました。
シダなどの草で 消えそうな道は 巡視路のようです。 やまあそさんは これを登ったようです。
広場から 左上に見える鉄塔66?を撮り 丸太階段を降りて 扉から降ります。 分岐を左に降りて 沢の
上に出て 往路で景色を確認しておいた所から 沢を渡ると 後は はっきりした道で 何の心配もなく歩け
ます。 13:04 八幡宮に戻り 13:08 車に戻りました。
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霧は すっかり晴れ 眩しい秋の陽射しで 車が 熱くなっていました。 法宝寺の後ろの山にも 鉄塔が
立っています。 里山の景色を見ながら 今日も 車で コンビニ弁当を食べ 13:32 帰路につきます。
本にある ”三角形の美しい姿の室尾山” を撮りに 室尾集落に行かなくては・・。 岡田の集落下の県道
交差点を 右に行けば すぐ室尾だったのですが 通り過ぎてしまい 円山川右岸の県道へ出てしまいま
した。 糸井川まで行き 室尾に廻り 県道から 下の写真を撮りました。 写真が小さいので 本のような
写実感はありませんが・・・。
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岡田の交差点に戻り 振り返って室尾山を撮りましたが 南から見ると 東へ尾根が延びているので
山は 台形に見えます。 三角形の美しい姿を見るには 西の室尾に 行かなくては・・。 14:05 国道9号
線の一本柳に出ましたが ここまで 13kmも走りました。 14:14 和田山ICから播但道に入りましたが
軽自動車が 先導してくれたので 超安全運転で 追突しそうになりながら ゆっくり走り 姫路バイパスを
経由して 15:20 帰ってきました。
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本日の走行距離は 往路94.8km 復路100.7kmで 計195.5kmでした。
室尾山は 思っていたより 楽しい山でした。 山頂から 北の西床ノ尾山が見えれば さらに いいのですが・・。
かくして 「ふるさと兵庫100山」を また ひとつ消化することができました。 次は 高取山ですが・・・。
六甲山全山縦走大会もあるらしいし・・・。 車を停めるところがあるか・・・。
また あまり歩きたくない 「たじまハイキング」 の30コースを 16コースも 歩いてしまいました・・・・。
。。。。。
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