私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

天空の白鷺・姫路城

2011-05-27 13:13:58 | 日記
 5月27日(金)   天気:曇り のち 雨?   室温:23.9℃

 きのう 近畿地方も梅雨入りし あす、あさっての週末は 台風の影響で 天気予報が 良くない
ので、山へは 行けそうにありません。 という訳で きょう 国宝・姫路城 「天空の白鷺」 を見に
行きました。
 朝 9時に着くと ガラガラ状態。 ガイドさんなど 係員の多いこと・・・。 入館者が 10万人
を越えたそうですが 平日なら 予約の必要は 全く なさそうです。 思ったより 工事も進んでい
ないし 7、8階の見学スペースも 狭く がっかりです。 入城料(400円)も 入館料(200円)
も払ったので 見ることのできるところは すべて見ました。 千姫ボタン園のボタンの花は 完全に
ちりぬるを・・・。 帰りに この前 見忘れた 市之橋の袂にある「千姫の像」を 見てきました。

 「広報ひめじ」6月号に 「未来へ希望を架けるまち姫路」を創るために という記事に 姫路駅
周辺の整備に・・に関連し 駅前のモニュメントの写真が載っていたので 早速 撮ってきました。
 「平成の大修理」で 工事用建屋を覆っている大天守の線画の白い背景が黒ずんできた という記
事が 新聞に載っていましたが・・・。 確かに 素屋根に描かれた線画は 見え難くなっています。 

 雨は降っていないので 傘を持って 電車で行きます。 8:22 網干発で姫路へ。 真っ直ぐ
姫路城へ。 9時前だったので 先に 千姫ぼたん園に寄りましたが・・・。 遅かりし ○之介・・・。



 入城口から入り 菱の門、いの門、ぬの門へ進み リの一渡櫓に展示してある瓦を見て お菊井戸
の前から 備前丸に廻り 姫山の三角点を見ようと思ったのですが 柵がしてあり 工事用の資材置
場になっていて 見ることができません。 景色を見ながら 入館料200円のチケットを買い 大天守
修理見学施設に入ります。 展示物がありますが 特に見るものはなそう・・。
 エレベーターで 8階に 上がり 見学スペースから 大天守の屋根、白壁を見ます。 下へ降りて 大
天守の中へ入り 内部を見学した後 西の丸へ廻り 長局・百間廊下を歩き 化粧櫓へ。
これが 本日の概略ルートです。 後は 写真を並べますので 適当に 見てください。


 菱の門は 櫓門と呼ばれる様式の二の丸入口を固めた門で 安土桃山様式だそうです。 リの一
渡櫓に 池田氏家紋「揚羽蝶文」の紋瓦が展示(特別公開中)してあります。 世界遺産・姫路城を築
いた池田輝政は 関ヶ原の戦いで家康側につき 戦功で播磨国を与えられ 1609年 姫路城を築い
た。 しかし 13年 輝政が亡くなると 池田家が去り 幕末まで 本多家、松平家、榊原家、酒井家・
・・と 城主が 次々 入れ替わり・・・。
 最近 名城を築いた池田輝政の銅像を 輝政の四百回忌にあわせ 建てようという話が あるそうで
す。 銅像は 寄付で賄うのが本来の姿だそうですが 「よそ者」(尾張の出身)で 姫路では人気のな
い輝政の銅像に 市民の共感が得られるかが鍵。 黒田官兵衛、豊臣秀吉をあわせた三人の銅像を
建てるよう市に提案した という記事が 新聞にありまたが・・・。

 お菊井戸:
 「播州皿屋敷」は お家のっとりの企てを 女中お菊が知り 城主の難を救ったが 家老は
 それを恨み 小寺家・家宝の皿一枚を隠して お菊を責め 井戸に投げ込んだという お話で
 今でも 毎夜 一枚、二枚・・と 皿を数えるお菊の声が 井戸から聞こえてくる・・・。

 姫路城の城郭建築としての特徴は 天守が 渡櫓でつながる 連立式であることで 大天守は 素屋
根に覆われていますが 南西隅の西小天守と 北西隅の乾小天守は 見ることができます。 北東隅
の東小天守は 見えなかった? これらの連立天守は 国宝です。


 「広報ひめじ」に 姫路城の保存修理事業の状況が 報告されていますが 瓦を固定している目地漆喰
を手作業で 取り除く作業を行っていて 約8万枚の瓦を取り外し中。 作業手順は 分かりませんが な
ぜ 見学スペースのある南側から 作業を進めないのでしょうか? 今まで 2ヶ月の間 見学した約10
万人の人は 何を見たのでしょう?  見学スペースは 幅10mほど しかありません。
 姫路城の瓦は 平瓦と丸瓦を 交互に組み合わせた本瓦葺きで 軒先の滴水瓦(高麗瓦)には 歴代城
主の家紋が残っているそうです。
≪6月8日 追記≫ きょうのニュースによると 天守閣のシャチホコを 取り外したそうです。

 エレベーターで下へ降りると 順路は 右に回るようになっています。 右の階段を上がると 大天
守の中に入ることができます。 せっかくなので 靴を脱いで 大天守に上がりました。 中は 暗く
急階段もあり 床に段差もあり 小さい格子窓から すこーし 景色が見えるだけ・・・。
大天守から降りて 石垣に沿って 東へ廻ってみましたが 備前丸の手前で 行き止まり。



 にの門、はの門を潜り 西の丸へ向かいます。 西の丸は 庭園になっています。 また 西の丸から
連立式天守の西小天守、乾小天守の配置が よく分かります。
 池田輝政の時代には 天守の下の備前丸に御殿を建て 住んだと言われていますが その後 本多
忠政が入城すると 三の丸西南隅に本城(居城)を築き さらに 嫡男・忠刻の住む西の丸を 造営。
その後 忠刻と結婚した千姫の輿入れで 西の丸が 増築され 千姫のため 化粧櫓も造られました。


 本多忠刻と再婚した千姫が 本多家の繁栄を願って建立した 千姫天満宮を 千姫は西の丸・長局の
廊下や化粧櫓から 朝夕 遙拝したといわれています。 直ぐ近くに見える 男山の千姫天満宮は 城内
から遙拝できるよう 東向きに 造営されています。 化粧櫓に ベランダ風の拝殿を造ればいいのに・・。
 南西隅のワの櫓(隅櫓)から長局に上がります。 長局・百間廊下は 板張りで 長さは 250mほど
あるでしょうか? 途中 ヲと ルの櫓には 階段があります。 長い廊下に沿って 三畳、四畳ほどの狭い
部屋が 並んでいます。 女中部屋?  北端の化粧櫓から 西の丸へ降ります。


 姫路城を後にして 前回 千姫の小径を散策したとき 見忘れた 「千姫像」を 見に行きます。 好古園
の前を 西に歩き 千姫の小径のある市之橋へ。 橋の南に 千姫像があります。 千姫は 今でも 男山
の千姫天満宮の方を 向いているのでしょうか?
 ん! 千姫像の南に 歳徳神社があります。 神社といっても 鳥居と小さい祠があるだけですが・・。
この前 姫路城の鬼門の岩屋寺に行ったとき 佐良和の歳徳神社へ行きましたが こちらは 裏鬼門?


 帰りに 長壁神社へ行きますが 手前に 行列のできる鯛焼き屋さんがあります。 幸い 行列は
ありません。 仕方なく 買いました。 1個100円也。
 鯛焼本舗・遊示堂の裏(南)に 長壁神社があります。 長壁神社は 姫路城の鬼門を守るため
天守閣最上階にあった筈・・。 ここにある長壁神社は 刑部親王と娘冨姫が 祭神で もともとは
お城にあった長壁神社の御分霊を遷座したものです。
 6月22~24日に行われる「姫路ゆかたまつり」は ここ 長壁神社の例祭で 江戸時代 榊原政岑
が 長源寺境内に 社を造営したとき 祭りに 一般の人が 浴衣を着て 参加したのが 始まりだそうです。 

 姫路駅まで歩き 11:56 の電車で帰りました。 万歩計は ありませんが
きょうも よく歩きました。 これで 当分 姫路に行くことも ないでしょうか・・・。
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春の山野草展

2011-05-23 17:27:46 | 日記
 5月23日(月)  天気:雨   室温:21.9℃ 肌寒い

 きょうは 手柄山交流ステーションで行われている「春の山野草展」を 観に行きました。
山野草の勉強になるかと 思いましたが 盆栽風のものが 多く展示してあり 特別 目を引くものは
ありませんでした。 ついでに 温室植物園に寄り 「セントポーリア と ストレプトカーパス展」も
観てきました。
5月25日の新聞に セントポーリア咲く という記事が 載っていましたが 2センチほどの白地の
花びらに うすい青色が入った「アルプス」や 2センチぐらいの花びらが 30枚ほど集まった「パス
テルグリッター」などが並んでいる・・・とありますが そんなの あったかなあ? 展示室が 薄暗くて
よく見えませんでした。








 交流ステーションを後にして 道路の南にある温室植物園へ行き 「セントポーリア と ストレスト
カーパス展」を鑑賞しました。 植物園では 終わったばかりの『バラ展』の後片付け中でした・・。
 セントポーリアは イワタバコ科で 和名は アフリカスミレ属。 主に 冷涼な日陰、多湿な環境を
好み 渓谷沿いの断崖の湿った岸壁や 熱帯雨林の苔むした樹林に着生するそうです。
『セントポーリア物語』
 昔 ドイツに セントポールという人が住んでいて その息子が アフリカのタンガニーカに赴任しまし
た。 息子は 山登りが好きで 東アフリカの高地に しばしば 登りました。 1000mほどの高さのとこ
ろで 今までに見たこともない 可憐な 草花を見付け それを 故郷の父親の元に送りました。
 父親が 王室植物園の園長に見せたところ 大変 珍しい草花でしたので その名前を セントポーリ
ア・イオナンタ(スミレのようなの意)と 名付けました。 東アフリカの高山の岩かげに 人知れず ひっ
そりと 咲いている花、それが このセントポーリアです。
 セントポーリアは 照明を落とした 薄暗い部屋に展示してあり 写真を撮るのが 難しい・・。





 次に ストレプトカーパスを観ました。 ストレプトカーパスは 南アフリカ・マダガスカル原産のイワ
タバコ科の多年草で 花の名は 「ねじれた果実」という意味で 熟すと ねじれて 種を飛ばすことか
ら この名前が付きました。 変わった品種としては 一生に一枚の葉しか出ない品種もあります。
花色は 紫、ピンク、白、赤などがあります。 花は ラッパ状で 下向き加減に 次々咲かせます。






 下に 4月27日に撮ったバラなどの写真を 追加します。







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大岡山 おおおかやま 652m

2011-05-20 15:21:30 | 山歩き
 5月20日(金)  天気:晴れ+モヤ  室温:28.8℃  地図神鍋山、豊岡

 きょうは 金曜日で 平日ですが 平日でないと行けない山に 行ってきました。 日高町の大岡山です。
先週 大岡ゴルフ倶楽部へ電話して 予約しようと思ったのですが 支配人が居ないので・・。 後日 電
話すると 週末は・・・ 平日なら・・・。 今週 電話すると 明日、明後日は 支配人がいないので・・・。
結局 きょう 金曜日になりました。 平日 姫路を抜けるには 通勤ラッシュは 避けないと・・・。
 但馬まで行って 山一つで 帰るわけには いきません。 豊岡市内の二等三角点:八條村にも 寄りまし
た。 時間があったので 三開山(二等ではない)に登って トリプルプレーも 考えましたが 地図がないの
で 止めました。 これで 二等三角点は 82点収集、残りは 16点となりました。


 早目の 6:05 出発。 姫路バイパスも さすがに この時間帯は車が少なく スムースに走れます。
花田ICから播但道に入り 北へひた走り 7:11 和田山ICを降り 国道312号線に下り 一本柳で
国道9号線に入り 上野南の信号で 右折して 国道312号線に入り 北へ走ります。
 日高町で 左折して国道482号線に入り 大岡山へ向かいますが なかなか姿が 見えません。
山宮で 大岡ゴルフ倶楽部の看板を見て 右折して 国道を離れます。 後は ゴルフ場へ向かって
山道を一本道。 8:17 ゴルフ場に 到着。 下の国道から 6.3km、家から124.6km。



 クラブハウス前で 副支配人が お客を出迎えておられますが 私は お客ではありません。 連絡
は ついていたようで 直ぐ 係りの人を呼んで 6番ホールへ案内するよう言われました。 私は一
人で 歩いて行くつもりだったのに 分かり難いから 車で案内する・・。 これには 参りました。 地図
に描かれている スキー用リフトは 撤去され ありません。
 軽トラで 9番ホールのフェアウェイを横切り 急坂を登り 6番グリーンの脇まで 運んでいただき
ました。 平日だからか 朝早いためか まだ プレーしている人は いないようです。



 また 軽トラを運転した係りの人が 山の知識のある人で 良かった。 氷ノ山、蘇武岳、妙見山、三
川山などの山を知っておられ 以前 地理院の人が測量に来た時は 西方向が見通せないので 木
を切らせてくれ と言ったとか 兵庫県に一等三角点はいくつある? とか 山に関するお話ができた
のも 楽しかったです。 大岡山ゴルフ倶楽部の皆さん 本当に ありがとうございました。 電話で応対
していた女の人も 親切でしたし・・。



 かくして 6番ホールの南の小高い所にある二等三角点:大岡寺は 簡単にゲットすることができま
した。 これにて 大岡裁きは 一件落着! 桜吹雪は ありあせん。 軽トラで クラブハウスの前ま
で 送っていただき お礼を言って 8:34 ゴルフ所を 後にします。 林道を下りる途中で 右下に
但馬ドームの白い屋根が 見えていました。


 豊岡市内にある 二等三角点:八條村へ向かいます。 下の国道482号線に降りて 東へ戻り 国
道312号線に突き当り 左折して 円山川に沿って 北へ向かい 九日市で 国道から左下へ降ります。
但馬技術大学の前に出て 北へ進み 近くにいた人に尋ねると 勝妙寺から登るよう言われ お寺の
手前の道路脇に 車を停めました。 9:33 で 大岡ゴルフ場から 24.2km走りました。


 勝妙寺の階段を上がると 左に小さい宝篋印塔が三基あり 称名寺銘宝篋印塔の標柱があり
南北朝時代(1379)のもののようで 豊岡市の文化財。 勝妙寺は 昔は 称名寺 だったので
しょうか?


 横の階段を上がると お堂がありますが 妙見宮? このお堂の右から山へ入ります。 が 教え
てもらった道?は 昔は 歩けたのかも知れませんが 今は 道が消滅しています。 クモの巣はあ
るが 道はなし・・・。 こんなヤブなら 北の巡視路を歩くのだったのに・・・。


 あまり急な登りではないので ヤブ尾根でも歩くことは出来ます。 ヤブを掻き分けていると 虫に
刺されたのか 腕が痒くなって・・・。 きょうは 半袖です。 30分ほどのヤブコギで 10:15 尾根
道に出ましたが 居場所が分かりません。 尾根は 巡視路で 右も左も なだらかな いい道です。



 とりあえず 右へ進みました。 3分ほど歩くと 巡視路表示のある分岐に出ました。 直進は No.3
右は No.4。 直進すると 直ぐに 九日市支線No.3の鉄塔に出ました。 雑木に囲まれ 展望は
ありませんが 上を見上げると この鉄塔で 送電線が 30度くらい方向を変えています。 これで
居場所が分かりました。 引き返し 歩いてきた尾根道を戻ります。


 送電線に沿って歩き ちょっと下り 緩やかに登り 開けたところに出ると 尾根道の脇に 三角点が
ありました。 うっかり 通り過ぎるところでした。 こんな誰でも来られる所にある三角点にしては 疵の
ない きれいな三角点です。 82個目の二等三角点:八條村 124.4mをゲット。
 ここから 東に見えた三角形の低山は 三開山202mでしょうか? 三開山とすると 低いが・・。 後
方 モヤに かすむのは 法沢山と高竜寺ヶ岳でしょうか? そうそう この三角点に刻まれている 二等は
左書きでした。 これも 珍しい。


 直ぐ後ろに 鉄塔が見えます。 行ってみましょう。 巡視路のいい道です。 10:36 鉄塔2に
出ましたが ここも展望なし。 道は先へ延びています。 歩いてみましたが 尾根道は 歩きやす
い なだらか道ですが 巡視路? 行けども展望なし。 200mほど歩いて 引き返しました。



 三角点に戻り 登ったヤブ尾根は遠慮して 北の巡視路分岐に戻り 右の鉄塔4へ降ります。
ここからは 下りです。 10:57 鉄塔4に降りましたが ここも展望なし・・。 下から 11時の
お寺の鐘が聞こえてきます。 さらに下の鉄塔5に降りましたが ここも竹林で 見晴しなし・・。
鉄塔5からの下りは 竹の葉を敷き詰めた竹林で よく滑ります。 竹林を抜け 小さい川を渡
り 11:09 道路に下山。 自販機で 冷たい飲み物を買って 飲みながら 車に戻りました。




 地図を見ると 直ぐ南にお寺の卍記号があります。 確認のため行ってみました。 時宗 宝珠山・
西光寺でした。 この辺りには めったに来ることはないので 但馬空港へ寄ってみます。 山の上か
ら 空港が見えると 良かったのですが・・。 11:09 車を出し 少し南へ下り 道標で 右折して 西
へ向かい ループを廻ると 但馬空港に 出ます。



 無料駐車場の脇に プロペラ機 YS-11が展示してありました。 懐かしい・・。 但馬空港は 閑
散としています。 私の訪問に合わせたかのように 日曜日の新聞に ”低空飛港 着地手探り”と
いう記事が載っていて 定期便は この伊丹との一日2往復だけ。 東京都心まで 4時間以上かか
る「陸の孤島」。 羽田便は 地元市町の悲願だそうですが・・・。 空港の維持には 多額の公費が
投入され 伊丹便は 着陸料をタダにしているため 運営する兵庫県の収入は 年444万円のみ・・。
約1億8000万円の赤字。 ・・・姫路市に 空港を造らなくて良かったと 思います。



 待っていても パラグライダーが 着陸するだけで 飛行機の離着陸は ありそうに ありません。
視察を終え 帰路につきます。 坂道を下り 国道312号線に出て 南へ。 旧国道を走り 八鹿
町で 国道9号線に合流し 東へ戻り 一本柳で右折。 13:05 和田山ICから播但道に入り
しばらく マイスピードで 走りますが 前に 60kmで走るトラックが 現われ・・。


 60kmで走るのなら 国道を走ってくれれば いいのに・・。 ずーっと 後ろを付いて走り 神崎南
ランプを過ぎ ゆずり車線で やっと 追い抜くことができました。 14:09 花田ICを通過し 姫路
バイパスを走り 14:32 家に帰ってきました。
本日の走行距離は 往路:大岡ゴルフ場まで 124.6km 勝妙寺まで 24.2km 復路:126.
3kmで 計:275.1kmでした。


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京見山 きょうみやま 216m

2011-05-18 12:20:46 | 山歩き
 5月18日(水)  天気:快晴     地図:網干(北東部)+姫路南部

 きょうも 暇で 天気も良いので 近くの京見山に登ってきました。 4月4日 京見山の東麓で 山火事が
あったので 山火事のその後の状況を視察してきました。 山火事は 思ったより 軽微で 焼け跡から新芽
が出始めていました。 二、三年で 焼け跡は 目立たなくなるでしょうか?
 『京見山散策マップ』によると 京見山には 11ヵ所登山口があるようで いつもは 西の春日神社から登
りますが きょうは 気分を変えて 自転車で 少し東へ行き 「京見会館登山口」から登りました。
 山頂から 泣き坂峠へ降りて トンガリ山まで 行くつもりでしたが 手前の「見晴し台」まで行くと 火事跡
は 十分 確認できました。


 京見山周辺は 車の停め場所に困るので 自転車”ロシナンテ号”で行きます。 8:20 出発。
この自転車は 6段変速ですが 重いこと・・。 向かい風があると 進みません。 県道を東へ進
み 踏切を渡り はりま勝原駅の裏から 京見会館へ登り 左へ曲がり 登山口に自転車をデポし
8:37 スタート。 ここ 京見会館登山口から 登るのは 初めてです。
 草の茂った道を進むと 右に曲がり 岩道になります。 うっそうとした自然林です。 丸太の階段
を上がり 分岐を南へ進むと 岩場に出ます。 ここが 砲台跡でしょうか? 南が見え 下に勝原
駅があり 黄色い電車が 出て行くところでした。 瀬戸内海は モヤで見えません。 



 分岐に戻り 先へ進みます。 このルートは 岩場が多い。 下りは 段差があり 膝に衝撃が来
ます。 ロープの急登もあります。 ウバメガシ?の自然林を抜け 道のなだらかになると 開けた
山頂です。 9:06 登頂。 登山口から 30分ほどでした。


 ちょうど 賑やかなグループが下山するところでした。 山頂で景色を撮っていると また お年寄り?
のグループが 登って来て賑やかになり・・・。 平日なのに ハイカー?の多いこと・・。 世の中には
ヒマ人が こんなに多いの? ここは 老人ホームの談話室状態で 話の輪には入れません・・・。
火事跡を見るのに トンガリ山へ行こうと思う と言うと 泣き坂から登りゃ 丸焼けやと言われ・・。


 老人会は 辞退して 泣き坂峠へ降ります。 自然林のトンネルを下ります。 モチツツジやヤマツツ
ジを見ながら下り 9:22 泣き坂峠に降りました。 昔 羽柴秀吉が 英賀城を攻めたとき 敗走する
三木軍の兵士たちが 泣きながら この峠を越え 太子町側へ逃げたことから 泣き坂峠と言われるよ
うになった・・・。 


 ここは 十字路で 左は 原へ 右は 才へ降ります。 ここは 直進して 白毛山へと登ります。 この辺り
の木々は 青々と茂り 山火事の影響は 全くありません。 が 少し登ると 焦げ臭い匂いが 漂ってき
て 一面焼け野原です。 きょうのかんかん照りのお天気のせいか まだ 熱気が感じられ 熱い・・・。



 焼けた木々が 立ち枯れ状態で よく見て登らないと 服が炭で汚れます。 焼け野原を抜けて 9:40
右に回り込んで 「見晴し台」に上がりました。 高台にベンチのある休憩所です。 一面焼け野原です
が ベンチは 無事。 京見山側が 青々とした新緑で 黒々とした火事跡の対比は 何とも言えません。



 目の前に トンガリ山が見えますが 黒こげ状態なので 行っても服が汚れるだけでしょう。 ここから
見渡すと火事の範囲が 大体分かります。 この見晴し台周辺から トンガリ山にかけてと 京見山側
の東尾根の北斜面が 焼けているようです。 新聞に 56haとあったので 700×800mの範囲?




 白毛山側は 大丈夫のようです。 見晴し台にある「火の用心」の札が 痛々しい。 10分ほどで
視察を終えて 9:53 降ります。 何所だったか? 四ツ塚古墳があったので 寄ってみました。
この辺りに 四つ古墳があるので 四ツ塚古墳? 竪穴式古墳は 井戸のようでした。


 10:24 京見山へ戻ると メンバーは 入れ替わっていましたが まだ 10人のほどいらっしゃいま
す。 山頂を後にして 南へ降ります。 岩場を慎重に降り 途中の分岐を直進し 七つ岩に寄ってみ
ました。 大岩が ごろごろしていますが 展望は いまいち・・。 分岐へ戻り そのまま 登山口へ降り
ました。 10:53 自転車に跨り 京見町の住宅街を下ると はりま勝原駅に出ます。 ちょっと 寄っ
てみました。  きょうの~♪ しごとは つらかった~♪ あとは~♪♪



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カヤマチ山 748m

2011-05-14 17:15:16 | 山歩き
 5月14日(土)   天気:晴れ 一時 曇り      地図:大名草

 きょうは 丹波・氷上町のカヤマチ山に登りました。 二等三角点:葛野(かどの)峠です。 本当の葛
野峠に行くつもりが ルートミスで 峠には行けず・・・。 ウェブでは 西の播州峠側から登った人もいる
ようですが 「やまあそ裏50山」の 十九山への尾根を歩いてみたくて 東の清住側から登りました。
 ところが なんと この尾根は シャクナゲロードでした。 シャクナゲは 姥桜状態でしたが この尾根
に シャクナゲが 群生しているのなら わざわざ 佐用まで行って お金を払って 見ることもなかったの
に・・・。
 家に帰ってから 『兵庫丹波の山』(上)を見ると なんと 私が降りた十九山677mの東へ登っておら
れ 私の逆ルートを歩かれたようです。 また 稜線の石楠花の叢生に驚くとあり 20年前から シャク
ナゲが 群生していたようです。 ところで 達身寺跡は どこなのでしょう?
 これで 二等三角点は 80点踏破。 残りは 18点となり いよいよ 佳境?に入ってきました。

 下の図が 本日の概略ルートです。 林道分岐に車を置き 葛野峠を目指したのですが 登った谷は
北だった・・・。 山頂へ行き 尾根を東へ歩き 四:柱谷から 677m標高点の十九山へ行き 鞍部か
ら 倒木の谷を南へ降りました。 たぬきさんが この谷を登られた?と思いましたが たぬきさんは尾根
を登られたようです。


 6:57 出発。 どの道を通って行こうかと思案しましたが 行きは 播但道・神崎南経由で 帰りは
中国道・加西IC経由で 帰ることにしました。 帰路の方が 5kmほど近かった。 姫路バイパスを走り
7:26 花田ICから 播但道に入り 7:45 神崎南ランプを降りました。 播但道は 19分、27.3k
m、500円。
 県道8号線に出て 高坂トンネルを抜け 国道427号線に突き当り 県道86号線の小野尻トンネル
を抜け 丹波市に入り 国道175号線に出る手前で 左折して 県道532~109号線で 北へ向かい
ます。 国道より県道の方が 車も信号も少なく 走りやすい。 氷上町の街中で左折し 達身寺へ向
かい 8:40 達身寺に到着。 きょうの安全登山を お祈りしましょう。



 階段を上がり 正面の本堂にお参りしようと思いますが 賽銭箱もないし・・。 右奥ある毘沙門堂に
お参りしました。 山裾に広がる庭園は 広く シャクナゲなどの花もあり すがすがしい新緑で 心洗わ
れます。 本堂は かやぶき屋根だった? 左の庫裏の方が 立派に見えます。 帰ろうとすると 住職さ
んが 来られ お参りしませんか? と言われましたが 今から山へ行くのでと お断りし お寺を後にし
ました。 本堂にお参りするには 400円。 達身寺の山号は 十九山。
 扉を開け 林道を進み 9:03 林道分岐に車を停めました。 達身寺から 1.7km、家から 99.2
km。 カヤマチ山から 東尾根を歩き 十九山から 南の林道へ降りるつもりなので ここに停めます。
9:09 スタート。 林道を真っ直ぐ進みます。 なだらかで 歩きやすい舗装された道です。



 左は 沢で ここ二、三日の大雨で 水がごうごうと流れていて 小さい滝が 到る所にあり 滑め滝、
二段滝、夫婦滝・・・。 ヘアピンカーブを過ぎ 右に延びる林道は 直進し 車止めを乗り越え 黙々と
歩きます。


 9:52 林道終点。 ここからは林の中の山道で 車は無理。 山道は 最初はいい道でしたが
徐々に荒れて 急な登りになります。 沢の傍の急斜面を進みますが ずるっと滑ると 間違いなく
沢へ落ちます。 この辺りで 左の谷へ進むべきだったようですが それどころでは ありません。
沢に沿って進みました。 どこかに カヤマチ山70分とありましたが・・・。 まだかな・・。



 葛野峠へ向かっていると思いましたが 谷を北へ進んでしまいました。 この谷も急な登りですが
倒木は少なく 少しは 歩きやすくなりました。 この谷も荒れていて 岩塊流のように小岩が散乱し
ています。 木々の間から空が見え 尾根が近いように思えてから 尾根に出るまで 結構 時間が
かかったような気がします。 尾根手前の急斜面を ゆっくり登り 10:41 尾根に上がりました。



 ここは 右も左も登りで 鞍部になっています。 当然 葛野峠だと思い込んでいるので 右へ進
みます。 が 岩を越え 進めど 急な登りにはならず・・。 突然 前方から日が差してきて 南東へ
進んでいることに 気付きました。 やっと 北尾根にいることに 気が付き 引き返します。 まあ 峠へ
の急登と 峠から山頂への急登を まとめて 登ったと思えば・・・。
 左へ登り 山頂北の尾根に出ると ピンクのテープがあります。 最近 国土調査が行われたよう
です。 「点の記」では 岩屋山への林道に車を停め 北から 登るようになっていますが ここに 北
尾根からの道があります。 降りるときには 注意しないと・・。 このピンクのテープも ベテランが
付けたようで 尾根が 微妙に曲がる要所にあります。 左へ 少し登ると 山頂でした。 11:06。



 三角点の周りの木が切払われ 中央に三角点があります。 角が ちょっと欠けていますが きれい
な三角点でした。 周囲を探しましたが 大柿プレートは ありません。 山頂を示すプレートも見当
たりません。 西尾根には 道があるようですが 南は 急斜面で 道があるようには 見えません・・。
11:12 下山。 尾根の先端で 北尾根へ降りそうになり 慌てて軌道修正。 尾根に戻ると 細尾
根で 尾根を外れることは なさそう? ずんずん どんどん 歩きました。



 地面に白い花が 落ちていて 見上げると シャクナゲでした。 周囲を見回すと シャクナゲが
群生しています。 山に自生するニホンシャクナゲは 白かピンクだそうで 清楚な感じが とても
いい。 花は 枯れて落ちたものや 茶色くなったものが 多いのですが まだ 鑑賞に耐える花も
残っています。 私のカメラでは 下手な鉄砲を 数撃たないと・・・。 まじめに咲いている花を 探
していると 足が進みません。 景色が見えると 景色も撮らないと・・・。




 白い 小さい花が 咲き始めていましたが・・。 いい匂いが あるかも知れませんが 鼻炎の私に
は・・。 北東から東にかけて 見えた山は 吼子尾山(くずおさん)、五台山、鷹取山でしょうか?
後方には なだらかな岩屋山が見えます。 山頂に 紅白の電波塔があるので すぐ分かります。




 12:10 どこだったか? 切り開かれたところに 三角点擬(もどき)がありました。 プラスチッ
クの杭に 国調三角とあります。 なかなか 柱谷に着きません。 シャクナゲは もう十分見ました。 



 左下に 一直線の川が見えます。 地図を見ると 倉町川。 こんなのも珍しい。
尾根を進むと シャクナゲが 白くなってきました。




 12:50 木が 伐採されたところに出ました。 奥の木に「財」と 白ペンキで書かれ ピンクのテー
プが 揺れています。 左の尾根にも 道がありそうです。 振り返ると なんと 枯れ木の下に三角点
が隠れていました。 四等三角点:柱谷 701.2m 発見。 黄杭も邪魔です。 何のために 隠す
のか? 歩き疲れたので 腰を降ろし ここで 弁当を食べました。 13:10 重い腰を上げます。



 四:柱谷からの下山も 北に道があるので 要注意。 テープのある南寄りに降ります。 13:24
677m標高点の十九山に出ました。 細長い尾根で 奥が 677m点のようですが 南の方が 山
頂の雰囲気があります。 山頂から 南へ道がありそうに見えましたが・・。 北から東へ降ります。
鞍部から 南の谷を降りると 破線の道に出ると読んだのですが・・・。 考えが甘かった・・。



 この谷の下りは 倒木の急斜面でした。 急斜面の倒木と格闘中は 写真も撮れません・・。 滑った
り 転んだり 悪戦苦闘しました。 悪いことに 沢には 水が流れ 湿地状態で 降りるにつれ 水量が
増え 沢は 歩くことができません。 沢の横は 切り立った急斜面です。 歩けるところを 倒木を越え
降りました。 沢を 右に渡ったり 左に戻ったり・・。



 徐々に 踏み跡が出てきて なだらかになり・・。 「葛野山林管理組合所有林」の大きな看板があ
る辺りから やっと 道らしくなってきました。 サンショウの青々とした葉が きれいです。 たくさん
あったので 少しだけ 採れば 食卓に彩りが・・。 沢沿いには 小さなヒメレンゲも咲いています。


 14:30 舗装された林道に合流しました。 ここは 草が茂り 雑木に覆われているので 南か
ら 来ると分かりにくいと 思います。 後は 杉林の林道を てくてく 下るだけ・・。 14:43 車に
戻り 一息入れ 靴の中に溜まったゴミを払い 帰路に着きます。 本日の行程は 9:09~14:
43で 5時間半ほどでした。
 1kmほど下った清住辺りから 振り返り 山並を取りましたが こちらから カヤマチ山は 見えな
いのでしょうか? 「兵庫の山めぐり」のTAJIさんは 播州峠側から 撮っておられます。



 氷上町の街へ出て 往路の県道109号線を走り 県道86号線に出て 小野尻トンネルを抜け
多可町で 県道24号線に入り 15:05 加西ICから中国道に入り 福崎ICから 播但道に廻り
姫路バイパスを経由して 16:50 家に帰ってきました。 中国道は 10.8km、200円。
播但道は 13.7km、400円。
 本日の走行距離は 往路:99.2km 復路:94.1kmで 計:193.3kmでした。
次の難関は 点名:神子畑の一の段ですが・・・。 林道を車で行けば 近い?



 久しぶりに 『兵庫丹波の山』を 開きましたが 69ページに 次のように 書いてあります。
小さい登り下りを繰り返しながら それを どう取捨選択して 目的の山に 正確に辿り着くか 地形図
と磁石を 頼りに 進んでいくのが まるでパズルを 解くように 楽しい。 勿論 道標も無いし 踏跡も
ない藪もあり 時には 大いに勘を働かせて 自分自身のルートから 目的の山に登り そして 目的
の所に下る。 これが 藪山歩きの醍醐味なのだが・・・。
 こういうのを読むと また 丹波の山へ行きたくなるのです。
  。。。。。。。。。。。。。    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
コメント (2)
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