山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

原発復旧作業の労働者の扱いはあまりにひどい

2011年03月30日 11時44分54秒 | Weblog
 福島第1原発の復旧作業をしている労働者約450人の扱いはあまりにひどい。作業のあとは、放射性物質が入りにくい免震棟という建物で生活するそうだが、人間扱いとはいえない。
 食事は1日2食。朝はビスケットと野菜ジュース、夕食は非常用のアルファ米と缶詰一缶だけ。違うものを食べたいという声がでているそうだが、当たり前だ。寝るのは、会議室の床や廊下に雑魚寝。毛布は全員にいきわたっていない。ということは、よくて毛布1枚。1週間弱で交代する。当然風呂はない。着替えがほしいということだ。
 風呂をつくるのは無理としても、布団を敷く、簡易ベッドをいれるくらいすべきだ。食事は人を馬鹿にしている。奴隷労働、強制労働のレベルだ。
 ここには東京電力という大企業の本質が表れている。外に対してと同じように、内でも現場で働く労働者の扱いでその本質がわかる。
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