山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

淀川のうなぎは保護しよう

2012年07月27日 15時39分36秒 | Weblog
 淀川は漁業権が設定されていない。自由に魚を取ることができる。夏になるとうなぎを釣る人たちで淀川大橋はにぎわう。といっても10数人くらいか。細いうなぎが釣れている。でもうまくいって一晩で2、3匹程度だから修業みたいなものだ。
 ところが四万十川などでやられている方法で、つまりエサをいれた筒を沈めておいて引き上げるやり方をすれば大きいうなぎがとれる。これで淀川うなぎをブランド化しようという動きがある。淀川のうなぎなど大丈夫かと眉をしかめられそうだが、淀川はきれいで、日本一の魚種を誇る川だ。
 しかし、最近は日本はもとより世界的にうなぎの稚魚がとれなくなり、うなぎの価格高騰につながっている。しらすうなぎを取るのも規制しないと将来があぶない。せっかく育っている天然うなぎは取って食べずに、川をくだってマリアナ海溝あたりの産卵場所まで帰ってもらうようにしようではないか。これまで淀川うなぎが注目されずにきたのが産卵につながっていたのだ。金になると知ったら取りつくしてしまう恐れがある。淀川由来の天然ウナギが将来うんとふえるように、今はがまんして見守ろうではないか。
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1 コメント

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昔は… (yama)
2012-07-29 08:49:26
淀川の傍(高槻市前島)で育ったので、ガキの頃からウナギを獲り食べた。
淀川のウナギが激減してから50年くらいか?とにかく帰ってきてくれたことはうれしいことです。
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