山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

現実に落ちるのは、北朝鮮のミサイルではなく米軍機だ

2017年10月12日 22時54分59秒 | Weblog
 11日(2017年10月)17時半過ぎ、沖縄・東村高江の牧草地に米軍ヘリCH53Eが墜落炎上した。2004年に沖縄国際大学の校舎に激突炎上したのと同じヘリだ。
 安倍首相は、北朝鮮の危機をあおることが内閣支持率を回復するいちばんの秘薬だと心得て、総選挙対策の中心に位置づけている。Jアラートというのを無意味に広範囲に発令して、戦時中の防空演習そっくりのことをやらせている。やるべきことは北朝鮮を挑発するような演説ではなく、いかに対話に引き込むかだ。だが彼は対話を敵視する。
 現実に北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込むことは考えられない。しかし大時代的な防空演習が始まっている。これが日常化すれば、安倍氏には理想の天国だ。しかし日本の空から落ちてくるのは、ミサイルではなく、米軍の大型ヘリであり、オスプレイだ。これが現実だ。沖縄は日本ではないのか。米軍による空襲だ。北朝鮮のミサイル攻撃が明日にでもあると思っている国民は、繰り返される米軍によるこの空襲のひんぱんさと実態に目を向けるべきだ。
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