山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

水了軒の倒産 残念

2010年04月25日 09時26分49秒 | Weblog
 駅弁の老舗の水了軒が倒産した。鉄道で旅する時、よく買っていただけに寂しい。売り上げが90年頃にくらべ大きく落ちていたという。駅弁を買うことは確かに減っている。しかも新大阪あるいは東京駅のように、駅の中に各種の手軽なレストランがひしめいている。
 水了軒ではなんといっても八角弁当が有名で、おいしかった。揚げ物がいっさい入っていない。えびフライのひとつも入れたいところを抑えて、煮物、焼き物で通した。八幡巻などが楽しみだった。弁当の形も八角形で粋だった。
 田舎へ帰った復路では、金沢の金城楼の弁当を食べ、富山のます寿しを土産に買う。往路はやはり、水了軒の弁当だった。
 組合の大会でも、2年に1度は八角弁当だった。しかも、赤飯に入れ替えてもらっていた。赤飯は値が張るので、白いご飯より量は少なめだったが、八角弁当はいつも好評だった。
 定時制の女性徒も大阪駅の水了軒の販売店で売り子をしていた。大阪駅に確か2つ店があった。売り切れそうになって、もう一方の店に走っていくつか取りにいったという話をしていたのを思い出す。
 何十年も楽しんできた弁当がなくなって寂しい。おいしい弁当をつくってくれたみなさんありがとう。
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