1月26日、衆院では菅政権のGoToに入れあげる第3次補正予算を自公と維新の賛成で突破した。
この補正予算は緊急事態宣言以前の段階でつくったもので、現状とはまるで違った前提での補正予算だ。当然つくり直して提出すべきものだが、硬直した菅政権・自公与党は対応能力もなく、財界の意見に従うのみだった。馬鹿げた内容の象徴がGoToだ。1兆数千億円がGoToに組まれている。
いっぽうで菅首相は「新型コロナに打ち勝った証し」としてオリンピックをやると豪語した。だが国民世論は「延期」「中止」であわせて86%にも達している。ところが菅首相と自公は、今年度の補正予算としてつまり足りないからということで1億数千万のGoToを追加した。えっ、2月7日まで緊急事態だ。1カ月延長は当然視されている。
そのあとお待ちかねGoToに本格的に入れあげたとしたら、また感染が爆発して・・・。オリンピックはやる気あるの?できるの?もとより無理なオリンピックなのだが、本気でやる気があるのならば、GoToなど厳しく抑えなければならないのは常識ではないか。しかしオリンピックはやりたい、GoToはガンガンやりたい。両立するはずがないではないか。
この3次補正、自公に加えてすり寄り与党の維新も賛成した。
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